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小学生の遊び場「家の中」が85%

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海や山などの身近な自然の中で遊ぶ子供が大幅に減っています。小学生とその親、祖父母の3世代を対象に実施した結果で裏付けられました。

 

調査は千葉大大学院と民間団体が、東日本震災後に支援に入った宮城県気仙沼市教育委員会の協力で、昨年12月~今年1月に実施しました。

 

市内の全小学生2,583人とその親、祖父母にアンケートし、回収率は小学生と親が72%、祖父母は54%でした。

 

新聞

放課後に一緒に遊ぶ友達の人数ですが、「誰もいない」の回答が親と祖父母はほとんどいなかったのに対し、小学生では18%にのぼりました。

 

また、年齢の違う友達と遊ぶ割合も、祖父母72%、親50%、小学生38%と低下しています。

 

親や祖父母の時代には、海や川・山の自然の中で世代の違う友達も含めて遊ぶことが日常だったのが、今の子ども達にとっては非日常になってしまったということでしょう。

 

自然と遊ぶ、年齢の違う友達と遊ぶ経験が少ない子どもたちが大人になった時どのような社会になるのでしょうか。