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元号「平成」の決まり方

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小泉元首相が1989年1月7日の昭和天皇逝去を受け、当時厚相として出席した臨時閣議で提案された3つの元号のうち、出典の説明があったのは「平成」だけだったとあきらかにしました。

 

小泉氏によると、臨時閣議で首相官邸側から「修正」「正化」「平成」の順に元号案の紹介があり、「修正」「正化」には出典の説明がなかったそうです。

 

当時の石原信夫官房副長官が「平成でいかがでしょうか」と提案。竹下登首相がうなずくと、みんなうなずいたそうです。

 

「平成」に改元する際は、数人の学者があらかじめ提出した元号案を基に、有識者懇談会や衆参両院の正副議長への意見聴取を踏まえて閣議決定したとあります。

 

当時の小渕官房長官がテレビで半紙を広げて「平成」に決まりましたという映像が鮮明に残っています。