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全米最優秀女子高生コンクール

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「全米最優秀女子高生コンクール」というのがあります。

 

時事問題に関する意見や、音楽やダンスといった特技などを発表し、大学進学を目指す女子高生たちが学力や知力、体力、コミュニケーション力、自己表現力などを競います。

 

1958年から開かれており、各州と自治区の予選を勝ち上がった代表が全国大会に出場し、優秀な生徒に奨学金が贈られます。

 

昨年は、福島県出身でワシントンに在住のボーク重子さんの長女スカイさんが優勝して、重子さんの教育法が注目されています。教育法のキーワードが「非認知能力」です。

 

重子さんは非認知能力を、
「テストの点数など数値化できるものではなく、主体性や自己肯定感、社会性、自尊心など、人間としての基本的な力のこと」と説明します。

 

http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/201811/CK2018110202000197.html

 

社会に出て役に立つのは、学力などの数値化できる認知能力ではなく、非認知能力だといわれています。

 

アメリカでこのようなコンクールが1958年から開かれているということははじめて知りました。アメリカ社会の奥深さを感じます。男性コンクールもあるのでしょうか。

 

思考力や表現力を育むとともに「自分の思っていることを言ってもいい」という自信をもってほしかったから、「どう思う?」「あなたならどうする?」と口癖のように質問し、スカイさんの言葉に耳を傾けたそうです。

 

「テストで100点を取ったとき、結果だけをほめていませんか。本当に褒めないといけないのは、どんな努力をしたのかという部分。それをきちんと子どもに話させて、認めてあげてほしいですね」とあります。