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ケアレスミスの根底にあるもの

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例えばどの教科にも共通してある問題の読み違えを削減するには、重要なところに線を引く、あるいは答えを書いたらもう一度問われている内容に会っているか見直す等が有効な手段である。

計算ミスの場合はひき算ならたし算で確認する、九九なら数字を逆にして2回やる、途中式を必ず書き1行ごとに見直す等で間違いを大幅に減らすことができる。

何故やらないか、習慣がないし面倒くさいからである。
学校の試験は間違えても笑って済まされるからである(居残り、再テスト、留年等の罰則はあるがそれはある限度を越した場合である)。

社会に出るとミスは許されない。
小言を言われてすむ場合もあれば、取り返しのつかない場合もあるが必ず何らかの罰則を受けることになる。

問われるのは面倒くさいことをいかに地道にできる能力を身につけているかということで、出来て当たり前のことをきちんとできることは存外に難しいものである。

日々“面倒くさい”という言葉は本当によく聞かされます。
生徒の答案を採点していてミスを見るたびに面倒くささの壁を取り除く方法はないか、考えてしまいます。。