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月別アーカイブ: 2018年4月

各国のキャッシュレス化、日本は?

経済産業省が現在約20%にとどまっている現金以外の比率を将来80%に引き上げるとの提言をまとめました。

 

狙いは、
①企業の省力化につなげて人手不足に対応する
②ビッグデータを活用した産業育成を進める
です。

 

達成時期を2025年に40%に前倒しし、最終目標を80%にあげました。
実用に向けて、決済端末の導入補助や税制面での優遇措置を検討するとあります。

 

現金の流通に関わる国内のコストは年約8兆円に上るとの試算もあるそうです。

 

現金の扱いが減ることでの利点です。
①現行のATMや支店を減らしてコストを抑制できる
②小売・サービス業では会計や経理に係る人を減らせる
③国が支払いの流れを把握しやすくなり、脱税申しが期待できる
④消費者の購入記録などを電子データ化しやすくなるため、ビッグデータをして新たなサービスに活用できる

 

各国のキャッシュ化の進捗状況です(2015年経産省調べ)。

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日本のキャッシュレス決済が進まない理由ですが、
・現金で支払う慣習が根強い
・偽札の流通や盗難被害が少ない
・店側が支払うカード会社への手数料が海外と比べて高い
等があげられます。

 

ドイツが低い理由はなんでしょうか。

 

 

子どもたちをみていると、決済できるカード(パスモ等)は持っているようですが、現金がない時だけパスモで支払いをしているようです。慣習といいますか、お金があといくら残っているかの実感を感じられないのに抵抗があるように感じます。

 

劇的に増やすには、カード支払いだと割引にすることでしょうか。

全国学力・学習状況調査

今日は全国学力・学習状況調査日です。

 

国公私立合わせて2万9709校の213万4000人の小学6年生と中学3年生が参加します。

 

国公立校は「全員参加」で私立校は希望した491校(49.8%)が参加です。

 

6年生は国語と算数、中学生は国語と算数、理科(3年に1度実施)で行われます。

 

学力テストだけでなく、生活習慣や学習意欲を尋ねる質問紙調査も実施されます。

 

夏休みに検討できるようにと事で今年から結果の公表が7月末になるようです。

 

中学3年生にとって3年前(小学6年生)との比較がわかれば、興味ぶかい結果が出るかともおもうのですが。

 

 

研修に参加してきました

午前中は町田で行われた研修に参加してきました。

 

毎月行われるスクールIEの直営校とFC(フランチャイズ)校との合同研修です。

 

今回のテーマは5月の定期試験と夏期講習についてです。

 

春期講習が終わって新学期が始まったところなのですが、すでに夏期講習の準備に取りかからなければと気を新たにしました。

 

その前に5月~6月の〝定期試験”があります。

中3の皆さん、悔いを残すことなかれ

朝日中高生新聞の「勉強のやり方」(清水章弘氏)からの抜粋で、受験直前にひかえた生徒が、よく後悔すること3項目です。

 

3位 全教科をきちんと勉強しておけばよかった

 

2位 勉強の習慣を身につけておけばよかった

 

1位 英単語を覚えておけばよかった

 

英単語は覚えて終わりではなく、覚えて文章を書いたり読んだりして初めて英語の力がつきます。「いま」から覚え始めてください。

 

効率よく覚えるには、音読をしながら手を使って書くことをすすめる、こつこつと続けることが大事、です。

 

今日も午後から事務処理です。受験生が一人自習にきました。ホワイトボードにスケジュールを書いて黙々とこなしていました。

中学生の国語、理科、社会を始めました

今日から中学生の国語理科社会の授業を始めました。

 

今年の神奈川県立高校の入試問題をみると、国語・理科の難度は例年通りでしたが、社会の難度が上がりました。

 

理科を考えると、この傾向は来年以降も続くを思われます。あやふやな知識ではほとんど点がとれません。

 

知識を正確に持つこととその理由を把握することが必要です。それには2つのポイントがあります。

 

①教科書を正しく読んで理解すること
②常になぜという疑問をもつこと

 

そのような授業を心がけ生徒に働きかけを行っていきます。

 

自動化にチャレンジしなければ

改装オープンした東急ストアで買い物をしたところレジの支払いが自動化になっていました。バーコードの読み込みは人がやって、支払いを機械で行うようになっています。

 

以前は一つの通路に前後二か所レジがあったのですが、それを一カ所にして読み込みと清算(機械は2ヵ所あります)を分けて、混雑緩和と人件費の削減を図ったようです。

 

住んでいる鴨居にあるダイエーはレジの半分が機械で出来るようになりました。

 

レンタルビデオのツタヤの清算が機械化されてから足が遠のきました。

 

コンビニの自動化も進んでいるようです。

 

きっと自動化(機械化)も慣れてしまえば便利なのでしょうが、なかなか気が向きません。
このままではどんどん生活圏が狭まってしまうので、勇気をだしてチャレンジすることとします。

とても良い気候です

暑くもなく寒くもなく、風も弱く、とてもおだやかな一日です。

 

窓から見下ろせば、猫が4匹隣家のベランダの思い思いの場所で気持ちよさそうにお昼寝中です。

 

こんな日はゆっくり散歩して、川の流れを眺めながらゆっくりお弁当でもひろげたい気分です。

日本の高校生

国立青少年教育振興機構が日米中韓の高校生の運動動向を調べました。

 

調査は、昨年9~11月、4か国の高校1~3年生にアンケートで聞きました。日本は約1700人の回答がありました。

 

 

運動やスポーツに肯定的な回答をした生徒は約8割に上ったが、運動クラブに所属している生徒は、以下の通りです。

日本 43.0%
米国 63.4&
中国 51.5%

 

活動時間が長い日本の運動部活動が敬遠されている可能性もある、とのことです。

 

高校生の朝食習慣についてです。

毎日食べる
日本 73.5%
米国 51.2%
中国 44.5%
韓国 37.6%

最近、一週間で多く取った食事を「肉や魚」「野菜類」とした割合も4か国中最も高く、インスタントラーメンやファーストフードを食べている割合も最も低かったとあります。

 

このような比較記事を見るといつも日本が他の3ヵ国と違っているのが特筆されるのですが、そのような結果になった項目だけを選んでいるような気もしています。

国立大学協会のガイドライン(指針)

国大協が2021年に始まる「大学入試共通テスト」に対するガイドラインを公表しました。

 

英語の資格・検定試験の活用に当たっては、
① 一定水準以上の成績を出願資格とする
② 併用するマークシート方式の問題に加点する
③ 両方を組み合わせる

の中から、各大学が選ぶということです。

 

センターが2025年からは資格試験に一本化する方針を示していることについては「入試をしての実効性を充分に検証しつつ、引き続き検討する」と判断を保留しました。

 

国語の記述式問題の活用に関しては、段階別に成績表示される結果を点数化し、マークシート式に加点する形で利用する、とあります。

 

数学は成績が正誤のみで判定されることなどから、他のマークシート式問題の結果と同様に扱うとのことです。

子ども読書活動推進計画案

文科省が平成30年度からの5年間について定める時期子ども読書活動推進計画の案を発表しました。

 

既に、政府が本年度から読書活動のための予算を地方交付税として確保していることを踏まえ、
・新聞の配備
・蔵書の整備
・学校司書の増員
などを掲げています。

 

その他、幼稚園・保育所で、異年齢交流の一環として、小・中学生が乳幼児に読み聞かせを行うことの重要性などを掲げ、また、小・中学校、高校に関しては、児童・生徒同士が図書を紹介したり、同じ本を読んで語り合ったりする活動が行われることを期待するとあります。

 

4月中には新計画を決定する予定です。