カテゴリー別アーカイブ: 新聞記事より
世界の人口は11月半ばに80憶人を越えました。
紀元前8000年ごろの世界人口は500万人です。
その頃というのは、
・中東では農業が始まり、
・ヨーロッパは石器時代、
・日本は縄文時代
です。
世界人口の推移です。
10億人突破・・・1800年ごろ
70億人突破・・・2011年
80億人突破・・・2022年
ここ10年ちょっとで10億人増えていますが、既に人口増加ペースは穏やかになっていて、国連によると2080年代に約104憶人でピークを迎え、その後は横ばいになるそうです。
本日は午前中から授業があったのですが、生徒の体調不良で休校になりました。
午後からはHALLO(プログラミング教室)の体験授業と16時20分からの授業があります。
大きい数や小さい数を示す際、単位と合わせて使う接頭語「ギガ(10の9乗)、ナノ(10の∖乗)など」に、新たに4つが加わりました。
●クエタ・・・10の30乗
●ロナ・・・・10の27乗
●ロント・・・10のマイナス27乗
●クエクト・・10のマイナス30乗
追加は1991年以来31年ぶりで、フランスで開催された国際度量総会で承認されました。
デジタル化がすすんで大きい方ではメガとかギガ、小さい方ではナノを目にすることはありなんとなくイメージできますが、例えば、現在観測できる地球から宇宙の果てまでの距離138億光年は、メートルで換算するとおよそ10の26乗㍍で、ロナを使えば約0.1ロナ㍍と言われてもまったくピンときません。
米出版大手ハーパー・コリンズ(英語辞書コリンズを出版)の英国法人は1日、今年頻繁に使われた代表的な言葉として「パーマクライシス」を選んだと発表しました。
パーマ・クライシスとは、辞書に新しく加わった言葉で「長期間続く不安定な状態」と定義されました。
最終候補に残ったその他の言葉です。
・「ウォームバンク」:光熱費の高騰により自宅内を温められない人が訪れる暖房の効いた建物を指す
・「パーティゲート」:新型コロナウイルス流行下のパーティ解散問題を指す
・「クワイエット・クイッティング」:個人の時間を大事にするため契約以上の仕事をしないことを意味する
・「キャロリーン」:チャールズ英国王の関連であることを示す形容詞
・「スポーツウオッシング」:問題行動から注意をそらすためにスポーツイベントを開くという言葉
日本でいうと流行語大賞でしょうか。この言葉をみているだけでもイギリスの混迷度合いがわかるような気になってきます。
パーマ・クライシス覚えておいておきましょう。
「工業高校」が変わりつつあります。
企業との連携による高度IT社会に対応した教育内容の充実や、校名の変更等、各自治体は生徒からも産業界からも選ばれる学校にしようと改革を進めています。
都立高校の入試倍率は近年、普通科の1.5倍前後に対し工業系学科は1倍を割っています。
2023年度からはイメージ向上のため都立工業高全15校を「工科高」に変更します。
愛知県は2021年度から県立の工業高など軽14校で、
・「IT工学」
・「ロボット工学」
などの学科を新設‣改編するとともに校名を工科高としました。
また、大阪府でも2005年度から、府立工業高12校を工科高9校に改編しました。
両府県とも校名変更と同時に生徒が柔軟に進路選択できるよう、学科を受験時ではなく入学後の2年進級時に選べる募集形式に変えました。
学科を決めるのが入学してからというのはいいと思うのですが、1年の何月ごろに決めるのかが気になります。
文科省が昨年の4月の状況を調べたところ、全国の公立小中高校の5.8%に当たる1897校で2558人足りませんでした。
内訳ですが、
・小学校 1218人
・中学校 868人
・高校 217人
学校の先生の必要な数は、クラスに1人ずつは最低限として、先生のまとめ役やクラスを2つに分ける少人数の担当などを加えて決めます。
先生の不足の原因です。
・40~50年前に大量採用された先生が定年を迎えた
・先生の長時間労働など忙しい実態が知られ、先生になりたい人が減少した
文科省は、社会人も先生になりやすいよう、教員免許がなくても専制になれる「とくべつ免許状」を活用するよう都道府県教育委員会に促しています。
先月末に中教審の作業部会が2024年の英語でデジタル教科書を先行導入する文科省の方針を了承したとの記事がありました。
デジタル教科書導入のポイントです。
・2024年度を本格導入する最初の契機とし、教科や学年を絞って段階的に進める
・小学5年から中学3年までの英語で先行導入する
・次に算数、数学での導入を検討する
・当面は紙の教科書を併用する
とあります。
いずれはデジタル教科書だけになっていくのでしょうが、ノートやプリントはどうなっていくのでしょう。
宿題などは均一ではなく理解度に合わせた内容になっていってほしいものです。
そして学力差は大きくなっていくのでしょうか。
文部科学省が大学入試のカンニング対策案をまとめました。
それによると、
・カンニングが発覚すれば「警察に被害届をだす可能性がある」と受験生に周知させる
・試験監督者の巡視時に、受験生の手の位置や目線に不審な点がないか確認することを明確化し、チェック強化をはかる
・電波遮断器の導入は巨額の費用が課題で見送り
ということです。
政府は科学技術立国の実現に向けファンドを設置しました。
10兆円のファンドは、研究開発や資金力で群を抜く米英の大学に並ぶ経営を目指す国公私立の数校を「国際卓越研究大学」と認定して、1校当たり年間数百億円の資金を拠出します。
調査は共同通信が全国の82国立大学を対象に実施し、3月以降4月25日までに73校から得た結果です。
大学ファンドへの申請意向
・はい 4校 東北大 東京農工大 名古屋大 大阪大
・いいえ 42校 鳴門教育大 宮崎大など
・検討中 27校 東京大 京都大など
・回答なし 9校
助成対象となる大学の公募を2022年度中に始めますが、詳細な選考基準が今後示されますので、申請方針を示す大学が増える可能性があります。
コロナ禍の影響でしょうか?
東大社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所が小中高校生の学習意欲に関する調査結果の公表がありました。
「勉強しようという気持ちがわかない」との項目に「当てはまる」とした回答の割合です。
2019年 45.1%
2020年 50.7%
2021年 54.3%
2021年の学校段階別に見ると、
小4~6年生 43.1%(2019年比10.1ポイント増)
中学生 58.6%(2019年比10.9ポイント増)
高校生 61.3%(2019年比 6.7ポイント増)
でいずれも過去最高です。
原因ですが、
・友達との接触や遊びが制限される
・給食時も黙食を求められる
などの学校生活の楽しさが減少し、勉強に対する意欲も低下した可能性がある、
ということです。
調査は21年7~9月、全国の小4から高に郵送などで実施し、約1万人から回答を得ました。
まん延防止等の重点措置がないGWは3年ぶりということです。
コロナの前まではこの日は東横線綱島駅での横浜駅伝に参加していたのですが、コロナ以降は中止です。場所が変わるという話もありました。
首都圏のデーターで感染者数は減ってきているのですが、実感としては減ってきている感じはありません。東京の昨日(28日)の感染者数が5,394人で5千人超えは第5波のほぼ最高値です。大和市74人で二けたの後半で推移しています。
東京の27日の1週間平均の陽性率が21.4%です。100人いると21人がかかっているということです。そんな訳はないので圧倒的に検査数が少ないということでしょう。
新型コロナウイルス感染対策のポイントです。
・屋内や車内では窓を開けて換気する
・不織布マスクを隙間なく着用する
・体調不良なら予定を変更する
・高齢者と会うなら念のため出発前に検査
・12歳以上はワクチンを3回接種
・外食はピークの時間帯を避け、間隔は3日ほど空ける