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カテゴリー別アーカイブ: 新聞記事より

日本は「中程度の民主主義国家」

スウェーデンの政府間組織「民主主義・選挙支援国際研究所」が11月にまとめた報告書によると2016年以来、権威主義に向かった国は民主主義化した国より3倍多いそうです。

 

世界の7割の人々が非民主国家あるいは、「民主主義が後進した国」に住んでいます。日本は韓国、モンゴルなどと共に「中程度の民主主義国家」と位置付けられています。

 

「高い水準の民主主義国家」に暮らしているのは北欧・西欧などの国々のわずか9%の人々です。

 

米国は初めて「民主主義後退国」に分類されました。トランプ前大統領が根拠もなく大統領選の結果に疑義を挟んだ点が「歴史的転換点」になったようです。

 

判断基準はよくわかりませんが、来年日本は「高い水準の民主主義国家」でありたいものです。

高校1年「現代の国語」の教科書について

来年から高校1年生の教科書が変わりますが、現行の必修の「国語総合」が、新聞記事や評論の論理的・実用的文章を扱う「現代の国語」と文学的文章を扱う「言語文化」の2つの必修に分かれます。

 

そのために「現代の国語」の教科書では小説の掲載を見送っていたのですが、第一学習社だけは夏目漱石の「夢十夜」や芥川龍之介の「羅生門」など5作品を載せました。

 

第一学習社は小説を載せた理由として、教育現場から「現代の国語」で小説を扱いたいという多くの要望に応えたコメントしています。

 

その第一学習社の教科書のシェア16.9%で17冊中トップでした。前の「国語総合」時代は7.2%でしたので大躍進です。

 

現場の先生方の小説を扱いたいという思いは強かったようです。

女性初の米大統領権限

バイデン米大統領は19日、憲法の規定に従い、定期健康診断の大腸内視鏡検査で麻酔をかける間、ハリス副大統領に大統領権限を委譲しました。

 

一次的とはいえ米史上初めて女性に大統領権限がわたりました。
時間は85分間です。

 

日本では先の選挙の時に首相とNO2の官房長官が同時に首都を離れて選挙応援に行って問題になっていましたが、危機管理意識(常に最悪を考える)が全然違うのですね。

教科書から「従軍」を削除

中学、高校の教科書から「従軍慰安婦」「強制連行」との記述が消えます。

 

これは、政府が4月に「従軍慰安婦」という表現は誤解を招く恐れがあるとして、単に「慰安婦」とするのが適切とする答弁書を閣議決定。
朝鮮半島から日本本土への労働者の動員を「強制連行」とひとくくりにする表現もてきせつでないとしました。

 

これを受けて、教科書会社5社は、「従軍慰安婦」では、多くが「慰安婦」に変更。削除したり注釈を追加して対処しました。

「強制連行」「強制的に連行」では、「強制的な動員」としたり、「徴用」としました。

 

教科書検定基準では、閣議決定などで示された政府の統一的見解に基づいた記述にすると規定しています。

 

一政府の見解で歴史的価値観が変えられてしまうという教科書検定基準は憲法違反ではないのでしょうか。

中国の小中学生の詰込み教育の是正

中国政府は7月、小中学生の宿題の量を制限し、学習塾の設立を規制すると発表しました。行き過ぎた詰込み教育を是正し、児童・生徒の負担を軽減する狙いです。

 

その内容です。
・小学1.2年生では筆記式の宿題を出さないようにする
・宿題の量の目安として、3~6年生は1時間、中学生は1時間半を超えない
・代わりに家事やスポーツ、読書などを奨励する

 

・学習塾の新設は許可しない
・既存の学習塾は非営利組織とする
・大手学習塾を念頭に、株式市場で資金調達して学習塾事業に投じることを禁止

 

「学び」は自分のためにであるので本来「競争」とは関係ないものであるが、今の世の中では全て「競争」で結果を求めようとしている。

中学校の歴史教科書の再選定

教科書は無償措置施行令により、基本的に同じ教科書を4年間使用しなければならないと定められています。

 

中学の教科書は昨年度採択されて、本年度から使われ始めたばかりですが、昨年検定に不合格で対象外だった「新しい歴史教科書をつくる会」系の自由社が再申請して合格したために文科省は3月、「採択を替えることも可」を通知しました。

 

県内の教育委員会の対応です。
〇 選び直す・・・大和市、横浜市など15市町村
〇 選び直さない・・・鎌倉市、藤沢市など7市町
〇 未定・・・平塚市、秦野市など11市町

 

選び直す理由として、
「公平性を考える」
「より良い教科書を採択するため」

 

選び直さない理由
「昨年度十分調査研究を行った」
「コロナ禍で本年度も採択することは教育現場の負担になる」
「子どもたちの授業の質の部分で不利益になる懸念がある」

 

大和市では歴史を中1~3年1学期まで3年間使いますが、途中で変えることはできないので、新中1年生から使うことになりますが、そうすると来年度は中1~中3まで全部違う教科書を使用することになります。塾としましては新たな教科書準拠問題集を新たに用意しなければならなくなるので勘弁してほしいですね。

 

疑問が3点あります。
・文科省は他の教科書でも同様の措置をとったか
・1種類だけ後出しジャンケンのように後から出して公平な審査ができるのか
・そもそも、間に合わない時点でアウトでしょう。

小中学校授業時間数、学校裁量で配分

文科省は、小中学校の各教科の授業時間数を学校の裁量で変更できる新制度を来年度から導入することを決めました。

学習指導要領が定める教科ごとの標準授業時間数を最大1割減らし、別の教科に上乗せできるようになります。

狙いは、カリキュラム編成を弾力化することで、教科の枠を超えた探求学習を推進することです。

8月から希望する小中学校の申請を受け、「授業時数特例校」の認定します。

 

小学6年生の年間総授業時間数は1015コマで内訳は、
・国語、算数 175コマ
・理科、社会 105コマ
です。

 

新制度の内容です。
・指導要領で定められた学習内容の削減はしない
・年間の総時間数は確保する
・年35コマ以下の教科(総合、道徳、外国語活動等)は対象外
・受験を目的とした上乗せは認めない
・学校独自の新教科を設ける場合は「教育課程特例校」への申請が必要

 

小学校ではいろいろ考えられそうですが、受験をひかえる中学校ではどうでしょうか。でも各学校で独自の特色が出せて魅力的な学校になるといいですね。

教育界におけるジェンダーギャップ

グローバルジェンダーギャップ指数(男女平等ランキング)で日本は総合156ヵ国中120位なのはよくニュースで取り上げられます。

 

この順位は、政治、経済、教育、健康の4分野での総合順位になります。

 

各分野の順位ですが、政治:147位、経済:117位、教育:92位、健康:65位です。

 

教育で見ますと、大学進学の男女比は27.4万対30.1万(2019年度)で女性が多いですが、例えは東大の男女比は8:2といわれています。校長や副校長、教頭先生は圧倒的に男性です。多分、教育委員会などもそうなのでしょう。指導的立場での女性がまだまだ少ないということです。

 

ところで、ジェンダーの意味ですが、生物学的な性別(SEX)に対して、社会的・文化的に形成された性別を指します。

 

ジェンダーに関する規範は国や地域、時代によって変わります。日本だと「男らしさ、女らしさ」等でしょうか。

 

人工知能(AI)とジェンダーですが、欧米社会ではAI を人事評価に活用すると、白人男性が過大評価されるなどの偏りが指摘されています。
日本ではどうなのでしょか。

全国高校生SDGs選手権

『第1回全国高校SGDs選手権』の選手権が3月にオンラインで開催されました。

 

主催は株式会社花形などです。

 

高校生が企業の社長とペアを組み、SGDsの達成に向けた社会貢献プロジェクトを考える大会です。

 

企業が実現したいと思った提案は、実際のプロジェクトとして高校生と一緒に進めていきます。

 

全国から12チームが参加し、2日間に分かれてプレゼンテーションを行いました。

 

総合優勝に輝いたのは、広島県東広島市の武田高校でした。

 

武田高校の提案先は、プロバスケットボールを運営する『広島ドラゴンフライズ』で、目標は『16.平和と公平をすべての人に』です。

 

企画を考えるにあたって全校生徒に「平和とは何か」についてアンケートを取ったそうです。

 

広島ドラゴンフライズには4つの提案をしました。
・思いやりが連鎖していく様子を描いた動画の作成
・SGDsバッチのような平和への思いを示すバッジの作成と配布
・試合会場で平和への願いを書いた折り鶴を作るプロジェクト
・バスケチームと協力し、だれでも参加できる体操とつくる

 

具体的なアイデアやだれでも参加できること、実現可能性が高い点などが評価され総合優勝に選ばれました。

 

女子大初の工学部開設へ

奈良女子大学が来年の4月からの工学部の開設に向けて準備を進めています。

 

奈良女子大学はお茶の水女子大学とともに全国で2校しかない国立の女子大ですが、女子大学による工学部の設置は初めてです。

 

同大にはこれまで文学部、理学部、生活環境学部の3学部がありましたが、生活環境学部の一部を改組して工学部を開設します。

 

新設する工学部に工学科を置き、入学定員は45名です。

 

工学科は2つの専門分野に分かれます。
①「人間情報分野」
・生体医工学系:生体情報計測、福祉工学等
・情報系:プログラミング、センシング等

 

②「環境デザイン分野」
・環境デザイン系:環境、建築、造形デザイン等
・材料系:有機、無機、物理化学、高分子等

 

小路田副学長です。
「同性の仲間が少ないところへの進学は躊躇するが、全員女子という環境なら飛び込んでみたいという高校生もいるはず。女子大不要論が聞かれる中、だからこそ女子大に対する受け皿が実質的には十分に整っていない工学部のような学部を女子大につくることで、新たな存在意義を打つ出す」

 

工学部進学者のうち主要大学では女子の割合は1割台ということです。理系女子が増えたとはいえまだまだです。

 

この記事を読んで国立の女子大が2校でお茶の水女子大は東京にありますが、もう一校が奈良にあるとは知りませんでした。
日本各地から多くの生徒を集めてもらいたいものです。