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月別アーカイブ: 2015年5月

品川女子学院説明会

品川女子学院の説明会に参加してきました。
漆校長は去年から政府の教育再生実行委員会のメンバーになっています。
その関係で世界の潮流から日本の流れまでの幅広いお話でした。

4つの点についてお話がありました。
①課題解決型学習
②個別学習:1台/1人タブレットにより一人ひとりが自分にあった学習をする。
時間と場所から自由になる。
③協同:アクティブラーニングの教育
④非認知能力:IQ代表される認知能力よりも意欲や社会的適応力の非認知能力を高める

*数年後の授業形態がどのようになっているのかうまく想像できません。
*エストニアがIT教育の最先端をいっているとのお話でしたが、授業を見てみたいものです。

日本の教育改革について
・大学改革:大学は嫌がっているが補助金のしめつけが厳しい
・入試改革:推薦・AOの対策と一般受験の対策の二重の学習が必要
・高大接続:高校のカリキュラムの改革とIB(国際バカロレア)スクールの両方をにらんだ授業
必修科目が少なくなっていくだろう
*都立国際高校が公立で初のIBスクールの認定をうけたとの記事がありました。

公立が一斉に改革するということは難しいので私学の役割として情報のオープンがあるとのことでした。
改革が必要なのはわかりますが、これだけのことを短期間で行うとするとどうなるのかという不安がよぎります。

 

 

 

今週の予定

今週は私立中学4校・公立中学1校・私立高校1校・公立高校1校で中間試験があります。試験は午前中に終わるので、生徒は午後から自習に来ます。対策授業も試験日程に合わせて行います。

小学6年生と中学3年生の修学旅行ですが、昨日の日曜日出発しました。晴れてくれるといいのですが。
今週の私立中学・高校の塾対象の説明会は駒沢大学高等学校と品川女子学院の2校に参加する予定です。

品川女子学院の2016年度中等部入試第3回(2月4日)は「4科目 表現力・総合力」の入試を行うとのことなので、どのような内容になるのか興味があります。募集人数が30名というのはかなり本腰を入れて考えているのが感じられます。

24日(日)は15:00~囲碁教室です。

 

おどろきました

テストが返却されました。

その中で中学3年生の数学の答案に“個人票”がついていました。
設問の一問一問に正誤(〇☓)とその下に正解率(%)をつけて一覧表にしたものです。
模擬試験の結果には必ずついていて、自分の課題を見つける参考にします。

先生は自分が作問した問題の理解度を判断するために、正解率のデータは持っていると思うのですが、公表されたものを見たのは初めてです。

1クラスのデータなのか複数のクラスのデータなのはわかりませんが、正解率が最低の問題(最難問)は40.2%、最高は100%(全員正解)でした。

正解率がもっとも低かった問題は“一行問題”の中の一問です。
〇次の数量を表す式を書きなさい。
『ある数をaでわった商が5で、余りがbのときのもとの数』

全員が正解だった問題です。
〇次の式を展開しなさい
(X+3) 

いわゆる数学語(多項式の係数、絶対値、何時式か等)に関する問題の正解率が50%前後で低かったです。一つひとつに関してはうろ覚えで判断できても複合的になると正しい判断が難しくなるようです。応用問題が解けない原因の一つと考えられます。

試験の翌日には生徒に渡されているということには驚きました。
生徒に確認すると新しい先生だということでした。
今後、多くの教科で公表されることを期待したいです。

 

 

 

 

神奈川学園中学・高等学校説明会

本日は横浜駅西口から徒歩7~8分のところにある神奈川学園中学・高等学校の説明会に参加してきました。

創立101年目になります。
今年初めて4大進学率が9割をこえました。また、ここ2年間は大学の進学率を伸ばしてきたのですが、今年はひと段落というところです。早慶上智の数推移(40日⇒29人⇒41人)です。力をためて再度の伸びが期待したいところです。

とても人間関係に気を配っている学校だと思いました。
早い段階で人間関係を固定してしまわないように、友達はゆっくり作ればいい。そのために、
・クラスの席替えを頻繁におこなう
・昼ご飯を班で食べる
・中学は2人担任制
・ダイアリーを生徒と教師間で取り交わす
等を行っています。
一人でもいることができる学校を目指すともおっしやっていました。

2020年の大学入試改革に関して、入試問題に1〜2問対策問題を加えるか検討中とのことでした。

台風が近づいています

今日は公立中学校の中間試験です。1日で5教科行います。
試験範囲がそれほど多くないとはいっても5教科をいっぺんに行うので、前日の対策が十分にできなかった科目もあるのではないかと懸念されるところです。

来週から私立中学や公立の高校の中間試験も始まるので5時を過ぎると授業を兼ねて自習に来ます。

台風が近づいているので、外のチラシスタンドとのぼり2本を片付けました。
関東には上陸はしないと思いますので授業は予定通り行います。

 

明日から中間試験がはじまります

明日は中間試験ですが、1日に5教科行うので今日は英語と数学の基本の復習を行いました。試験範囲が狭いからといってあるレベル以上の難しい問題は出さないでしょうから、如何にミスを少なくするかです。

問題を解くときに問題文を読んだ回数とミスは反比例するのですが、ほとんどは1回しか読みません。不安に思ったら戻って読むように指導はしているのですが、スルーしてしまいます。読み返すことの効用を体感させなければいけません。

 

試験の季節

GWが終わりました。
昨日までたなびいていたこいのぼりも今日はすっかり片づけられていて、サイクリングロードもいつもの風景に戻りました。

5月は中間試験の季節です。
新中学1年生はまったく初めての定期試験となります。特に非受験生は勉強の仕方や問題の解き方等試行錯誤が続きます。
また、試験で選抜されて入学した高校1年生にとっては同じような学力を持った生徒の中でのポジションが決まるわけですから、数ある試験の中の1つ以上の意味をもちます。

2020年の大学入試から一般・推薦・AO入試の枠がなくなります。その中で高校の内申点がどのような位置づけになるのかわかりませんが、学力不足が今回の大学入試改革のポイントであることを考えるとその意味合いが下がることはないと思われます。