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月別アーカイブ: 2021年12月

来年はどんな年に?

オミクロン株の日本での感染拡大がどこまで広がるのか不安な年末となりました。お正月の帰省客も去年よりはも大幅に増えてきているようです。

 

今年1年は学校の文化祭や体育祭、修学旅行などの例年の行事で予定変更はあれど実施された学校が多かったようです。来年は学校に今年以上の日常が戻ってくることを願います。

 

来年は高校1年の教科書が変わります。
また、小・中学校での学習者用デジタル教科書が2023年を試行期間とし、24年(令和6年)に本格導入となります。

 

デジタル教科書がどのように使われるのか皆目見当がつきませんが、子どもたちの学力にプラスになるように期待したいものです。

 

新たな変異ウイルスがどこで発生して広がっていくのかわかりませんが、不安がっていても仕方がありません。やるべきことをやっていくしかありません。

 

良いお年をお迎えください。

 

日本は「中程度の民主主義国家」

スウェーデンの政府間組織「民主主義・選挙支援国際研究所」が11月にまとめた報告書によると2016年以来、権威主義に向かった国は民主主義化した国より3倍多いそうです。

 

世界の7割の人々が非民主国家あるいは、「民主主義が後進した国」に住んでいます。日本は韓国、モンゴルなどと共に「中程度の民主主義国家」と位置付けられています。

 

「高い水準の民主主義国家」に暮らしているのは北欧・西欧などの国々のわずか9%の人々です。

 

米国は初めて「民主主義後退国」に分類されました。トランプ前大統領が根拠もなく大統領選の結果に疑義を挟んだ点が「歴史的転換点」になったようです。

 

判断基準はよくわかりませんが、来年日本は「高い水準の民主主義国家」でありたいものです。

高校1年「現代の国語」の教科書について

来年から高校1年生の教科書が変わりますが、現行の必修の「国語総合」が、新聞記事や評論の論理的・実用的文章を扱う「現代の国語」と文学的文章を扱う「言語文化」の2つの必修に分かれます。

 

そのために「現代の国語」の教科書では小説の掲載を見送っていたのですが、第一学習社だけは夏目漱石の「夢十夜」や芥川龍之介の「羅生門」など5作品を載せました。

 

第一学習社は小説を載せた理由として、教育現場から「現代の国語」で小説を扱いたいという多くの要望に応えたコメントしています。

 

その第一学習社の教科書のシェア16.9%で17冊中トップでした。前の「国語総合」時代は7.2%でしたので大躍進です。

 

現場の先生方の小説を扱いたいという思いは強かったようです。