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月別アーカイブ: 2017年9月

朝の強い雨で中間テストの開始がおくれる

今日は朝の強い雨で中学校の中間テストの開始時間が10時30分になりました。

 

塾の対策授業も時間をずらしました。

 

 

N高等学校説明会に参加してきました

午前中、新宿に『N高等学校』の説明会に参加してきました。

 

N高等学校とは、カドカワ(株)とニコニコ動画の(株)ドワンゴが2016年に4月開校した通信教育の高等学校です。

 

通信教育といいますと何らかの理由で全日制の高校に通うことができない生徒が通うというイメージがありますが、N高はそれにとどまってはいないようです。

 

不登校の生徒が横にはみ出したとすると、上にはみ出した生徒、つまり高校のカリキュラムや学習内容に対して意味を感じない生徒たちをも積極的に受け入れようとしているようです。

 

創始者の話で2つの目標として、
① ネットで学園生活を実現させる
② 人生を変えるような体験をさせる
をあげていましたがとても重みのある言葉として感じられました。

 

例えば①では毎日ネットを通じてのホームルームがあり、生徒も積極的に参加したくなるような仕掛けがあります。

 

②では地方自治体組んで日本各地で宿泊しながら学ぶ職業訓練があります。5日間で普通の高校生活では味わえない体験ができるようです。

例えば北海道稚内市での酪農体験、三重県紀宝町での船大工体験、山口県長門市でのイカ釣り漁業体験等です。
自治体と組んでいるので必要な費用は交通費だけだそうです。

 

最後に沖縄から奥平校長がネットで挨拶があり、「知識ではなく知恵と好奇心を育む教育活動、学歴よりも能力をつける、一律ではなく個別教育」と話してくれました。

 

個性を尊重する、個性を伸ばす教育と言われて久しいのですが、今の公(私)教育のシステムでは生徒全員の個性を伸ばすことには限界があるのではないかと漠然と思っていたのですが、N高にはその可能性を感じました。

 

能力がある生徒は大学に行くのを待たずして高校でその能力を伸ばす教育を、しかも現役のプロ中のプロに日本中どこででも受けることができるのは、とても可能性が広がっていく気がします。

 

卒業生が社会に出て各方面で活躍してこの学校が認知されると全日制高校とフラットな選択肢として考えられるようになるかもしれません。

 

ちなみにN高の“N”とは、NET,New、Next,Necessaryなど多くの意味を込めたそうです。

週4日、第3日曜は「家庭の日」

部活動の話である。

 

静岡市教委は市内の中学校での部活動の活動の日を週4日にするなどをまとめたガイドラインを作成した。パブリックコメント(意見募集)を経て、来年4月から適用方針である。

 

ガイドライン案では、「部活動指導の5原則」として、
・生徒が主人公の部活動とする
・体罰や暴言の禁止を徹底する
・発達段階などを踏まえた適切な活動量で行う 等
をあげている。

 

これを踏まえ、平日の活動日を原則火水金の3日と、土日のいずれか1日とし、1年間の平均活動時間を月45時間までに設定した。

 

かたや長崎県教委では、毎月第3日曜日と決めている「家庭の日」を県下一斉のノー部活デーとすることを周知する。

 

中学校では週2日以上の休養日設定を求め、原則、家庭の日部活動をしないと位置づけることを求めた。

 

大和市教委、あるいは神奈川県教委でも国の決定を待たず動いてもらいたいですね。特に中学校では部活本来の意味を再認識してもらいたいです。

また一つ賢くなりました。「存亡の機」だったんですね

「存亡の危機」だと思っていました。本当は『存亡の機』だとは知りませんでした。

 

田園都市線中央林間駅の地下でポイントの火災があって多数の消防車と1台の救急車が来ていたと生徒が教えてくれました。
窓を閉め切って授業をおこなっていたので、全然気が付きませんでした。

文化庁が2017年2~3月、16歳以上の男女3,566人を対象にし、2,015人が回答した結果です。

 

「存亡の機」を使うが6.6%で「存亡の危機」と使うが83.0%です。
年代別にみても、「存亡の機」を使うは全ての年代で1割未満で、「存亡の危機」を使うは70歳以上(75.5%)を除くすべての年代で8割台半ばとなっています。

 

使用しているWordでも“存亡の危機”は一回の変換ででてきますが、“存亡の機”は1回ででてきません。如何に誤用していたかが思い知らされます。

東京都市大等々力中学・高等学校説明会に参加してきました

今年で共学8年目です。

 

動かない生徒を動かすためのシステム(朝テスト、TQノート、自習室の完備等)やICTルーム、PC教室の新設など生徒が勉強する環境に置いてはトップレベルかと感じました。

 

詰め込める時期には詰め込める時期だけ詰め込むという考えは徹底しているようです。

 

ノーベル賞受賞者の白川教授のアジアにおいて日本人のノーベル賞受賞者が多いのは、日本人は高等教育を母国語で受けることができている(深い思考ができる)からであるとの新聞記事を引用されて、日本語の教育が重要であるのに、英語教育に偏りすぎているのではないかとの原田校長のお話は熱がこもっていました。

 

今年度から導入したAL(アクティブラーニング)型入試で8人の入学者を迎え、その生徒たちの成績を含めた状況のお話もありました。

 

また、来年度からは算数1教科入試を実施するそうです。
他の教科は6年かければ何とかなるが、算数(数学)だけは素質があるのではないかとの思いから始めるとのことでした。

 

高校入試では定員が40名ですが、東京都と神奈川県の地域のトップ校の併願で優秀な生徒が入ってくるので、続けていくとのことです。

今年は高校1年生全員にiPadを導入して来年は新高校1年生にと順次取り入れ、H31年4月には全員に取り入れるとのことです。

 

生徒はとても充実した学校生活を送っているようですが、詰め込む時期というのはいつの時期なのかということと、説明会前のDVDではあったようなのですが(終わりの方しか見ることができませんでした)説明は学業中心だったのが少し気になりました。

 

 

 

はじめてです

先週、説明会に参加しました高木学園女子高等学校の理事長長から直筆のはがきがとどきました。

 

印刷された手紙をいただくことはあるのですが、直筆のものははじめてです。

 

文面からもあずかった生徒を一人ひとり育てていく熱意を感じました。

『神奈川県公立高校入試説明会』に参加してきました

今日は午前中に新横浜で行われました「神奈川県公立高校入試説明会」に参加してきました。

 

今年の神奈川県の入試はマークシートを取り入れたために全体的にはそれ程大きな変化はありませんでした。そのなかで国語の問題に図表が増えました。設問の難度が高くなかったので、平均点はさがりませんでしたが、来年は注意が必要かもしれません。

 

神奈川県は大きな変更は見られませんでしたが、全国的には2020年の大学入試を見据えて変更がみられます。

 

その流れですが、
①パターン化されていない問題に対応する力
②複数の情報の関連性を読む力
③数値・グラフを言葉に置き換える力
④原理を丸暗記ではなく理解する力
が求められています。

 

4つに共通して必要とされるものは、『読解力』です。よく読んで罠にかからないことが重要です。

 

 

 

 

分身ロボット『オリヒメ』がつなぐ人と人

朝日中高生新聞からです。

『オリヒメ』とは、学校に行こうとしても心や体が追いつかないとき、代わりに「出席」してもらう分身ロボットです。

 

オリヒメは登校していない生徒の机の上におかれ、生徒は内蔵されたカメラがとらえた映像や音声をインターネットを通じて自宅で見聞きして勉強することができます。

 

職員が「ちゃんと見えてる?」と聞くと、生徒が遠隔操作でオリヒメの手を上げます。拍手などの感情表現や、電話のように音声での会話もできます。

オリヒメ

 教室に来なくても学校生活をおくることができます。

現在、200台ほどが国内外で使われており。教育施設での利用は約10カ所とまだ多くありませんが、少しずつひろがっています。

 

台風が近づいています

台風が心配でしたが、予定の授業は無事終了しました。
今日のところは雨もそんなに強くありません。

 

生徒が、連休になるといつも台風だ、とぼやいていました。
そんなことはないとは思うのですが、きっと台風の所為で楽しいことが台無しになったことがあったのでしょう。

 

明日は1日風雨が予想されるので、教室は閉めます。

高木学園女子高等学校 説明会に参加してきました

東急東横線・JR横浜線『菊名』駅から徒歩7分のところにあります。来年で110周年を迎えます。創立者は高木君先生という日本人女性なのです。

 

普通科、商業科、情報科、家庭科の4つのコースがあります。

 

2つの勇気、
①変えることは大胆に変える
②変えてはならないことはきちんと守る
をもって2019年4月に改革を行なうとのことでした。
その基本的考えです。

 

①  新たな時代を生き抜くための教育
②  女性でも社会の様々な役割を担える学力・自律を鍛える教育
③  若いうちに様々な世界に触れる教育が必要

 

留学も大学では遅いと理事長(40代の女性)が話してくれました。

 

課題発見・問題解決能力を身につけるには・ステム力・高い教養と広い知識・グローバルに通用するコミュニケーション力が必要であり、そのために外部(企業人・大学教授等)の力を借りる(利用する)とのことです。

 

企業とのコラボも盛んにおこなっており、実際に製品化したものも多くあるようです。
海外に目を向けても先進国の恵まれ社会の人々だけでなく、セブ島の発展途上の社会も見せるといいます。

 

先生方のお話を伺って思ったことは、日本が高度成長だったころは社会に出てから身につければよかったものを、今は高校生・大学生で身につけることを要求されている、ということです。

 

それが子どもたちにとってどのような意味をもつのか分かりませんが、この学校の生徒は皆さんとてもいきいきとしていました。

 

2008年に建て替えた校舎はとてもきれいで、廊下が広く感じました。もうひとつ、この学校にはライフル射撃部があります。ライフル射撃部がある学校ははじめてです。理由を聞けばよかったと後で思いました。