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カテゴリー別アーカイブ: 文科省・教育委員会関連

次期学習指導要領

2030年度から導入される次期指導要領の基本方針を中教審(文科相の諮問機関)がまとめました。中教審は26年度中に答申をまとめる予定です。

小中高校で教える内容や教育目標の基準となる学習指導要領は約10年ごとに改定されてきました。

次期改定の前提にあるのは、学校現場の変化で、特別部会で想定した小学校1学級35人の構成です。
●  自宅に本が少なく学力の低い傾向がある子・・・・・・12.5人
●  不登校やその傾向のある子・・・・・・・・・・・・・ 4.8人
●  学習や行動面に困難を示す子・・・・・・・・・・・・ 3.6人
●  外国ルーツなどで家であまり日本語を話さない子・・・ 1.0人
●  特定の分野に特異な才能のある子・・・・・・・・・・ 0.8人

多様な個性の誰一人として取りこぼさないために、学校現場の裁量で各教科の授業時間数(こま数)を一定の範囲内で柔軟に増減できる「調整授業時間数制度」の創設などを盛り込みます。

例えば授業の各こまを5分ずつ短くする、週5こまの教科を4こまにするなどして生んだ時間を個別学習や探求、学年を超えた教科学習に充てることを想定しています。

2026年大学入試実施要項

文部科学省が表記の件について発表しました。

●学力試験の期日(従来通り)「2月1日~3月25日まで」
●総合型選抜(旧AI入試)、学校推薦型選抜(旧推薦入試)の年内入試について
・学力試験を導入する際は調査書などの出願書類に加え、小論文や面接と「必ず組み合わせて丁寧に評価しなければならない」と初めて認めた。
・高校教育への影響や志願者の負担にも十分配慮することを求めた。
・小論文などでは教科、科目の知識を問うような形式にならないよう留意すること。
・出願
総合型    9月1日以降(合否発表 11月1日以降)
学校推薦型 11月1日以降(合否発表 12月1日以降)
・合否発表
総合型   11月1日以降
学校推薦型 12月1日以降

 

神奈川県の順位は?

4月に行われた「全国学力・学習状況調査」正答率の都道府県順位による神奈川県の順位です。

公立小学校6年生の神奈川県の順位
.2007年 27位
2010年 14位(最高)
2015年 36位(最低)
2024年 16位

公立中学校3年生の神奈川県の順位
.2007年 34位
2009年 38位(最低)
2023年  5位(最高)
2024年  7位

小6年生も中3生も近年の学力は向上してきている傾向にあるといえますが、凹凸が激しくいつ下降傾向になっても不思議ではありません。

 

理系大学の女子枠について

文部科学省は来春入学者の国公立大入試の概要を公表しました。

国立81校、公立98校の合計179校ののうちで、
・総合型選抜(旧AO入試)を実施:125校
・学校推薦型選抜(旧推薦入試):173校
で過去最多です。

理工学部で女子学生枠を設定した大学は30校で、前年の14校から2倍以上に増えました。

全体の募集人員です。
・国立 9万6320人
・公立 3万4253人 合計13万573人

そのうち
・総合型選抜    9279人
・学校推薦型  2万2475人
です。

給付型奨学金の支給先、中間所得も

現在の給付型奨学金は、年間で最大約91万円受け取ることができ、授業料も最大年間約70万円が減免されます。

 

受け取ることができる条件ですが、家族構成が両親、本人、中学生の4人構成の場合の年収がおおよそ380万円未満の世帯になります。

 

文科省の有識者会議まとめた条件付きで中間層へと広げる案です。
・扶養する子どもが3人以上いる「多子世帯」
・学費の高い理工、農学系の学生

 

今後、国公立よりも学費が相対的に高い私立の学生などを優先し、対象となる学部や学科などのリストを作成します。

 

一方、支給対象となる大学の要件は厳しくなります。

 

現在、対象外となる大学は、
・学生数が3年連続定員の8割未満で、かつ経常収益が赤字などの経営状況を示す数値も悪い大学

 

見直し案では、
・3年続けて定員の8割未満の大学は、経営の数値が良くても制度の対象から外れ、入学する学生は給付を受けられなくなるがただし、就職・進学率が9割超の大学は猶予するなどの例外をもうける
・経常収支が赤字など経営状態が悪ければ、定員を満たしていても対象外となる
となります。

 

地方の私立大学で影響を受けるところが出てくることが考えられます。

 

年3兆円あると全ての学費が無料にできるそうですが、日本の唯一の資源は人材なのでちまちましたことをするのではなく、一気に進めてもらいたいものです。

デジタル教科書小中英語で先行

新聞によると、小中学校のデジタル教科書について、文科省が2024年度から英語で先行導入する方針が決まったとのことです。

 

実証事業として22年度から希望する小中学校のデジタル教科書を無料配布していて活用の下地が整いつつあるということです。

 

英語では発音を確認できるといったデジタル教科書のメリットを既に実感している教員が多いとして「英語から段階的に拡大すべきだ」とのことです。

 

紙とデジタルの併用が続いて将来はデジタルオンリーになるのでしょうか。

 

今日は朝から中学生の模擬試験で午後はHALLO(プログラミング)の授業があります。

 

 

 

神奈川県立公高共通選抜の面接中止

神奈川県教育委員会は26日、現在の中学2年生が公立高校入学のために受験する2024年度入試から、一律に実施していた面接を廃止すると発表しました。

 

2024年度入学者選抜から、共通選抜は筆記試験のみになりますが、各校独自判断で実施する「特色検査」で面接が行われる場合があります。

 

筆記試験がない「クリエイティブスクール」(全5校)は引き続き面接を実施します。

 

廃止する理由ですが、共通選抜の面接は生徒1人当たり10分と短く、「学習意欲を見るのは困難」「形式的になっている」ということです。

 

実際、ほとんど点数差がない形式的に行っている高校も多くあったので当然といえば当選のことといえるでしょうか。

7教科になる共通テスト

大学入試センターは24日、2025年から刷新する大学入学共通テストの出題教科・科目とサンプル問題を公表しました。

 

その内容です。
・教科は「情報」を新設:7教科21科目(現行6教科30科目)
・コンピューターで出題・解答する方式(CBT)の導入は見送り、試験はこれまで通り紙で行う。

 

これらを踏まえ、文部科学省が夏頃に最終決定します。

 

22年度から始まる高校の新指導要領に対応する共通テストを受験する1期生は現中学2年生(4月から新3年生)になります。

 

教科・科目の変更です。
・「情報」を新設
・地理歴史や公民:必修となる新科目「歴史総合」「地理総合」「公共」などを組み合わせた科目を設ける。
・数学:「数学I、数学A」「数学I」を継続し、「数学2、数学B、数学C」を新設
・「数学2」「簿記・会計」「情報関係基礎」は外れる

 

サンプル問題は「歴史総合」「地理総合」「公共」「情報」の4科目が公表されましたた。いずれも図やグラフ、会話文を多用し、思考力などを問う内容となりました。

共通テスト、第2日程志願者789人

今日は、午前中にインフルエンザのワクチンを接種してきました。9月のインフルエンザの患者は一桁で昨年の1000分の1程度とも聞くので、今年は流行しないと思いますが、念のためです。

 

来年の大学入学共通テストで、コロナ禍でマナで学びが遅れた現役生が選択できる第2日程(1月30,31日)の志願者は789人で現役志願者全体の0.18%でした。

 

高校の普通科再編案

文部科学省は早ければ2022年春から現在の高校普通科を再編して、
①普通科 ②学際融合(仮称) ③地域探求(仮称)
の3科にする案をまとめました。

 

「学際融合」学科は持続可能な開発目標(SDGs)など教科の枠を超えた学びに取り組み、大学や国際機関との連携体制などを要件としています。

 

「地域探求」学科は地域社会の課題に取り組み、自治体や地元企業との協力体制や高校と地域を繋ぐコーディネータ配置などを要件としています。

 

個人的には「地域探求」学科が面白そうに感じますが、どうでしょうか。