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月別アーカイブ: 2016年9月

大和市の小学6年生・中学3年生の学力

今年の4月21日に大和市の小学6年生(1,850人)、中学3年生(1,722人)を対象に実施された全国学力・学習状況調査の結果です。

<教科に関する調査 平均正答率%>

小学校  国語A   国語B    算数A   算数B
大和市  65.6  61.1   71.4 42.4
神奈川県 70.3 58.2    76.6 47.3
全国(公立)72.9 57.8    77.6 47.2
全国     73.0 58.0      77.8 47.4
(国公私立)

中学校  国語A   国語B    数学A   数学B
大和市  75.1  66.2   64.3 40.1
神奈川県 75.4 67.0    61.9 44.3
全国(公立) 75.6 66.5    62.2 44.1
全国     76.0 67.1    62.8 44.8
(国公私立)

神奈川県の平均と全国平均はほとんど差がないですね。
全国も国立・私立を加えると平均点があがるのはさすがというか当然というべきでしょうか。
それと比較すると大和市は小学・中学共に少し平均点が下がります。
ただ中学の数学では、数学Aは全国平均より上ですが、数学Bは下回っています。
基礎はできても活用は苦手というところでしょうか。

鶴川高校説明会

午前中に鶴川高校の説明会に参加してきました。

柿生駅から麻生川沿いに歩いて15分ぐらいのところにあります。
2年前に改築された校舎は新しくきれいでです。グラウンドも広々としていて思わず走ってみたくなる感じがしました。施設も十分とは言えませんが、かなり充実してきています。

自信が持てない・他人任せの生徒が入学してくるのでまずは行事を行うことで協調性・自信・達成感を持たせるとのことでした。おおらかな生徒が多いそうです。

国際こども教育学科がある付属の鶴川女子短期大学に進学する生徒が多いですが、4大に進学する生徒も増えてきているようです。

午後は明後日から始まる公立中学の中間試験のための時事問題をつくりました。7月の中旬から9月の後半までの出来事を問題形式にして生徒に渡しました。

「新たな学力向上進学重点校」の説明会について

○平成30年度からの「新たな学力向上進学重点校」について
○「新たな学力向上進学重点校」を目ざす、エントリー校の取組みについて

上記内容で神奈川県教育委員会主催の説明会が以下の通り開催されます。
○平成28年10月19日(土曜) 横浜市西公会堂
○平成28年11月6日(日曜)  藤沢市民会館大ホール

詳細はこちらから。

http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f535366/

入場無料ですが、施設の収容人数の関係から、事前にWeb上での申込みが必要です。
申し込みはこちらをクリックしてください。先着順です。
こちら [PDFファイル/94KB]

三田国際学園中学校・高等学校

戸板中学・高等学校から変わって2年目、現中学2年生・高校2年生が一期生です。

4年目となる大橋学園長は21世紀型スキルについて、次のように話されました。
英語力+コミュニケーション能力+ICT・サイエンス  ⇒ 日常的に考えることができる
目指すのは 『発想の自由人』

 

この1年半で三田学園に何が起こったか!!
・保護者-わが子の劇的な成長を実感
・生徒-学問に目覚める ⇒ 物事を積極的に考え、実行する

 

田中教務指導部長から相互通行型授業(アクティブラーニング)の進め方(手順)の具体的な説明がありました。
① テーマを決める
② 共通知識の構築(先生の説明)
③ 生徒に疑問を投げかける
④ 自分の考え(まずは個人の考えをもつ)
⑤ デスカッション(チームで話し合う)
⑥ プレゼンティション(グループごとに発表する)
⑦ レポート作成

 

説明会後中学と高校の授業見学をしました。
中学の授業は全て相互通行型授業で行われていました。グループ編成の人数(2・3人~5・6人)は異なっていましたが、ⅰPadで調べ物をしたり・意見を述べあったりで生徒間の活発な言葉のやり取りが行われていました。

教科書は何を使っているか質問したところ、検定教科書をや一貫型の教科書を使っているが先生の手作りのプリントを使用することが多いとのことでした。

知識の定着は宿題で行うそうで、生徒は次の授業に必要なため積極的に取り組んでくるそうです。

高校の授業は、普通の講義型の授業で行われていました。

ここまで、アクティブラーニングの授業を取り入れている学校は始めてでした。

 

 

 

多摩私立4校合同説明会

今日は午前中町田で行われました多摩地区の私立4校の合同説明会に参加してきました。
4校合同は効率的ではあるのですが、要点を整理しないとこんがらがってしまいます。

 

玉川学園中学部・高等部

・中3生に8年前から“学びの技”の授業を行い3,000字以上の論文を書かせ10月末に発表します。
・玉川大学には35%が進学し、高校の成績が3.0以上あれば希望の学部に進学できます。
・高校3年9月より大学の授業を受講でき最大14単位取ることができ、入学後にいろいろな取り組みが可能になります。
・SGH(スーパーグローバルハイスクール)の取り組みで東大法学部に1名推薦で合格しました。

 

日本大学第三高等学校
・高1・2・3年の4月と3年9月に基礎学力達成度テストを行い、2・3年4月のテストで各20%、3年9月のテストが60%で日大への進学がきまります。
・進学先は1/3日大、1/3日大と同等かそれ以上の大学、1/3が国公立及びMARCH以上
・全ての学部ではありませんが、昨年より“国公立併願方式”が認められ、日大進学を確保しながら国公立大学を受験できます。

 

八王子学園八王子中学・高等部
・知りませんでしたが、今年西東京代表で甲子園に出場しています。
・昨年より“八学イノベーション”ということでICTを進めていて、電子黒板、ひとり1台タブレットを導入しています。これによって生徒同士及び生徒と講師の対話が増えたとのことです。
・高校のコースが整理されわかりやすくなりました。

 

桜美林中学校・高等学校
・2017年より中学校入試に適性型入試(総合学力評価テスト)を導入します。
2/1午前に行い、定員が15名です。あくまで桜美林中学に適性かどうかを判断するそうです。
・2021年に創立100周年を迎えます。
・高校の推薦入試を廃止します。東京都では珍しい併願優遇B(書類選考型)がありますが、クラス分けのため一般入試の試験をうける必要があります。
・スポーツ専願では野球、男子バレー、男女剣道に限られます。