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月別アーカイブ: 2015年9月

東海大相模高校説明会

今日はお近く(徒歩25分ぐらい)の東海大相模高校の説明会に行ってきました。

今日の説明は高校が中心でした。
東海大の付属高校(全国に14校ある)で東海大学に進学することを目指しています。
東海大への進学率は83~85%(確認できなかったのですが以前より下がっている気がします)で他大学を含めると現役生の4大進学率は94%~97%です。

学習と部活の両立を目指し、頭にも体にも汗をかく3年間ということで、定期試験は年5回+夏期講習試験の合計6回、部活も勝つ、それも全国で“勝つ”が目標ということでです。
確かに、野球部は夏の甲子園を制覇しました。

教頭先生は目標を持たせると自らを律するようになる進学指導が生徒指導には一番だとおっしゃっていました。
海外経験の機会も豊富ですし、夏には系列の高校を集めた学園オリンピックもあり充実した高校生活をおくれそうで、東海大学を目指すならば絶対おすすめです。

また、保護者対象に無料で「英会話教育」を行ったり、近隣のお年寄りを招いて「ふれあいフエスティバル」を催すなど地域との交流も積極的です。

帰り際に校長室を覗いていたら校長先生が招きいれてくれて甲子園の優勝旗を見せていただきました。第1回からの優勝校の名前があり感激ものでした。
ロビーにはゴールドの優勝楯が2つとシルバーの準優勝楯が1つ展示されてありました。
大金校長先生ありがとうございました。

 

 

試験対策授業・・・それにしても

今日も朝から試験対策授業です。

近隣の公立の中学校の試験範囲がでましたが、4月から6か月が過ぎようとしていますが数学の試験範囲は教科書の1/3も進んでいません。

毎年同じような進捗なので、これで予定通りなのでしょうか。教科書会社が出している進捗表と比べても遅れています。

今年もまた最後の単元がおざなりになること必至です。何か対策はとれないものでしょうか。
生徒に聞くと少人数授業は行っているようですが、習熟度別ではなくどのクラスにいくかは希望制のようです。

試験で入学してくる私立中学と違い習熟度の差が大きい公立中学こそ習熟度別のクラスが必要ではないかと思うのですが。

高大接続・「新テスト」の『中間まとめ』その1

文科省の『高大接続システム改革会議』は8月下旬、中教審が先に提言した『高大・接続・大学入試改革答申』(26年2月)を踏まえ、文部省策定の「高大接続改革実行プラン」の中間まとめ(案)を了承した。

≪中間まとめ≫の構成
Ⅰ.「中間まとめ」の背景と目的
Ⅱ.高大接続システム改革の基本的な内容・実施方法
Ⅲ.高大接続システム改革の実現のための具体的方策 ⇒ ここがメインの項目です
①.高校教育改革 ②.大学教育改革 ③.大学入学者選抜改革

◆「現行学習指導要領」を「次期学習指導要領」対応の“2段構え”
高校の「次期学習指導要領」は。34年度入学者から学年進行で適用されることが予想される。
このため、両方の指導要領に対応するため「基礎学力テスト」「学力評価テスト」の運用が以下の通り変更になった。

・「基礎学力テスト」:高校版全国学力テスト。進学・就職の成績証明として使用できる。
主に高2・3生対象
31年(2019年)度から実施
31年~34年度 試行実施期間 ⇒ 原則、“大学入学者選抜や就職には用いず”、本来
の目的である“学習改善”に用いながら定着をはかる
35年(2023年)度 「次期学習指導要領」対応テストに移項、本格実施

・「学力評価テスト」:大学入学希望者が受け、大学教育を受けるために必要な能力を把握する
高3生対象
32年(2020年)度から実施
32年~35年度 試行実施期間 ⇒ 36年度以降に向けた課題を解決しつつ、「現行学習指導
要領」対応テストを実施する
36年(2024年)度 「次期学習指導要領」対応テストに移項、本格実施

新テストの本格的実施についてですが、「基礎学力テスト」は次期学習指導要領で学ぶ高校生が2年生になる2023年から、「学力評価テスト」は3年生になる2024年からになるようです。

次回“その2”は「高校教育改革」についてです。

 

運動会と文化祭

今日は公立中学校の運動会でした。
教室に来る前に一駅前に降りて運動会を見てきました。
丁度、昼休みだったので思い思いの場所で昼食中でした。
家族でよりも友達同士で食事をする生徒が多かったでしょうか。

昨日までの雨がすっかり上がって日差しが強かったので歩いていても汗がでてきました。
生徒たちは日焼けをしたでしょうね。

今日・明日は文化祭の時期でもあります。
この2・3日文化祭の準備に費やしていよいよ家族の前で発表の日でもあります。

秋はイベントが多い季節です。
私には運動会も文化祭もまったく記憶には残っていません(主体的に参加していなかったのでしょうね)が、生徒には何かしら記憶に残るイベントであって欲しいものです。

 

教科書が変わる

来年より中学校の教科書が変わります。8月中に選定が終わり大和市の市立中学校で使用する教科書が発表になっています。

それによりますと、5教科で教材会社が変更になった教科が地理、数学、英語です。
地理  帝国書院 ⇒ 東京書籍
数学  学校図書 ⇒ 日本文教出版
英語  開隆堂   ⇒ 三省堂
に変わりました。

歴史・公民が東京書籍なので、地理も統一したのでしょうか。
数学は前回も変更して今回も違う出版社の教科書になっています。
英語は三省堂から開隆堂に変えたのを再び三省堂に戻しています。

安倍首相の写真が十数か所載っているといわれる育鵬社の歴史・公民の教科書を選定したのは神奈川県では横浜市と藤沢市の2市でした。
読んで面白い教科書をと退職した先生方が作られた『学び舎』の教科書が神奈川県内では選定されていなかったのが残念です。

手に入るのは生徒に配布されたあとの来年の4月15日以降になりますが育鵬社と学び舎の歴史の教科書は読んでみたいと思っています。

 

 

数学は役に立つか

数学を勉強して生きる上で何の役に立つのか、という問題は忘れたころにひょこっと出てきます。音楽家であり日本女性初の国際数学オリンピック金メダリストの数学家でもある中島さち子さんは数学をやっていると大きく三つ、役に立つことがあると言っています。

①一つ目はいろいろな夢や目標への道を『見える化』をしてくれること
夢の実現までには、毎日、何をどれくらいこなせばよいのかが数字で見えると、実現がぐっと近づく感じがしますよね。

②二つ目は、問題の本質や見極める力や感性が育つこと
数学の『難問』は、そもそも結局何が問題化、何を証明すべきかが、わからないことが多い。そのとき、『問いの本質』『謎の正体』をじっくり考えなければいけない。そのうえで方向性を見定めつつ何度も試行錯誤をする必要があり、その体験の過程で直観力や問題解決力が大きく育ちます。

③三つ目は、数学は建築やインテリアや身の回りのあらゆるものの背後に隠れているということ
絵画の美の背後には射影幾何学や黄金比、さまざまな数学や数字の遊びがあります。

確かに算数・数学の実用的な知識として役にたつのは小学生で習う計算ぐらいかもしれません。①の『見える化』に必要な知識は一部中学の内容が含まれるかもしれませんが、ほとんどが小学生で習った内容で事足りると思います。

中学生になって『数学』になり、より抽象的な内容になると職業として選択しない限り知識として生きていくうえで役に立つことはほとんどないかもしれません。
しかし、文章問題や図形、証明問題等を解くうえで問題の本質を見極めないと解けないこと、ひとつの方法がだめなら次の方法、と何度も試行錯誤しなければならないこと、その体験が生きていくうえで必要な問題解決能力を育ててくれます。

知識は使っていないと忘れますし忘れて全然問題ないですが、一度身についた思考方法は常に使われるので忘れることはありません。
以前に見たテレビの番組でフィンランドの小学生の先生は『知識を教えるのではない。勉強の仕方を教えるのだ』と言っていたのが印象に残っています。

中島さち子さんは最後に次のように述べています。
『数学で大事なことは、とにかく自分の頭と心を使い自分なりペースで自分なりに向き合うこと、間違いや失敗を恐れず挑戦すること、心と体を解放すること。』

 

多摩私立4校合同説明会に参加してきました

本日は午前中町田市文化交流センターで行われた桜美林・玉川学園・日本大学第三・八王子学園中学高校の合同説明会に参加してきました。
あいにくの雨のためか例年より参加者が少なかったように感じました。1校当たり30分程度の説明時間になるので各学校共にポイントを絞った説明になりました。

桜美林中学・高等学校
中学・高校の入試の特筆点と変更点についての説明でした。中学は全てWeb出願になり
ます。2科・4科の合格目安点、複数回受験のプラス点と3回受験者はいいとこどりの説明が
ありました。
高校は他の私立との併願が可で、併願優遇AとB(書類選考)の違いの説明がありました。
オープン入試は内申点による加点制度があり、積極的に受験してもらいたいとのことでした。

玉川学園中学部・高等部
学校の取り組みに対しての説明がありました。
全人教育として12の教育信条があり、そのうちの“自学自立”と“学びの技”の2つについて
説明されました。自学自立はゴールがフリーだということ、学びの技は中学1年から取り組み
(アクティブラーニング)中3で論文にまとめて発表するというものでした。夏休みとかに集中
して行うのではなく、週2時間定期的に行うところに特徴があります。
30%強が玉川大学に進学しますが、高3の9月から大学の授業に参加でき最大14単位
まで取得できるそうです。

日本大学第三中学校・高等学校
夏の大会は清宮君の早実に準決勝で惜しくも負けた話しからはじまりました。経営母体が日大
ではないので、そこをからめての学校紹介がありました。
進学については1/3が日大進学、1/3が他大学推薦、1/3他大学一般受験ですが、希望すれ
ば9割以上日大に進学できるとのことでした。
日大の推薦を取っての国公立大学受験は可能だが、他大学受験は認められていないとのこと
でした。

八王子学園  八王子中学・高等学校
校長先生が変わられて『八学』イノベーションに取り組んでおられ、その中の2点についての
説明がありました。
授業を変えると入試を変えるについてですが、授業については全教室電子黒板の導入、来年
度より1台/1人タブレットを導入して相対的な学びを取り入れていくとのことです。もう一点は探
究ゼミ(大学のゼミのようなもの)を来年度より正規授業に取り入れるそうです。

1回で4校の説明を聞くことができるのはありがたいのですが、もう少し詳しく聞きたい等の不満が残る点があることと、印象が混在してしまうところがあるのですが、これは自分の問題ですね。

 

 

鵠沼高等学校説明会

本日は鵠沼高等学校の説明会に参加してきました。
学校は藤沢駅から江ノ電で3つ目「柳小路駅」から徒歩1分、藤沢駅から歩いても15分のところにあります。

対象4年創立、今年で90周年で男女共学になって来年で13期生だそうです。
もとは女子校ということからでしょうか男女比が1:2です。

3コースあって、英語科30人、理数科30人、文理科190人の合計250名の定員で、各コースとも男女別定員はありません。
各コースの男女の比率は、英語科:1:4 理数科:2:1 文理科:1:2です。

校長先生はじめ各説明の先生方がおっしゃっていたのは、何事もベストをつくす生徒を育てていきたいということでした。
中学での出席日数と共に面接をとても重要視しているのもその点をしっかり見きわめたいということだと感じました。

教室のビルの前に行列が・・・

今日は「にぎわいやまとプレミアム商品券」の発売日でした。
教室の斜め前が購入場所の“ぷらっと中央林間”だったのですが、午前中の11時過ぎにはその隣の不動産屋、駐車場、セブンイレブンのビルを取り囲むように列が出来ていました。

時間がたてば列は途切れると思ったのですが、1日中長短はありましたが何時見ても列が出来ていました。
私も2冊購入の権利があるのですが、今日は断続的に授業が入っていたので買いそびれてしまいました。
明日は午前中に鵠沼高校の説明会のあと教室を開けるので、列が短かいことを願うばかりです。

「プレミアム商品券」ですが、1セット1万2000円分を1万円で購入(2000円お得)できます。
6万セット(販売総額7億2千万円)販売のところ、2万2千人から8万3317冊の申込があったそうです。

プレミアム商品券の原資は国の経済対策交付金なので元は国民の税金になります。
そうすると20%のプレミアム分も税金ということになります。国民全員にプレミアムを受け取る機会があるのでしょうか。そうではないですよね。
今回抽選に外れた方が税の不公平だと言って裁判を起こしたら(そんな人はいないでしょうが)どうなるのでしょうか。
何か釈然としないとしないところがありますが、4000円はありがたく使わせていただくことにします。その前に、明日無事購入できるかしら・・・。