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月別アーカイブ: 2020年6月

テスト対策授業です

7月の中旬に公立中学校の中間試験があるので、今日は午後からその対策授業です。

本年度の大学入試日程

新型コロナウイルスの感染拡大による長期休校で、来年1月に初めて行われる大学入学共通テストは、高校3年生が学習の遅れを理由に、2週間遅い「第2日程」を選べることになりました。

 

大学入試日程です
〇2020年
・ 9月15日~ 総合型選抜(旧AO入試)出願
・11月 1日~ 学校推薦型選抜(旧推薦入試)出願

〇2021年
・ 1月16、17日 大学入学共通テスト第1日程
・ 1月30、31日     〃    第2日程
・ 2月 1日~         私大の一般選抜
・ 2月13、14日 共通テスト第2日程の追試験(体調不良者らが対象)
・ 2月25日~   国公立大の前期日程
・ 3月 8日~   公立大の中期日程
・ 3月12日~   国公立大の後期日程

 

第2日程は浪人生は対象外ですが、どういう要件で受けられるのかは、大学入試センターが近く「実施要項」を公表します。

 

入試日程を巡っては、全国高等学校長協会が共通テストだけでなく入試全体を1カ月遅らせる考えをまとめましたが、文科省は受け取りませんでした。

 

公立高校の現場は「授業が終わらない」と不安を持っています。
第2日程は公立高校生を助けるためのものかもしれませんが、2週間でどれだけできるのか、共通テストの翌日から私立大の一般選抜が始まるので私大の対策が十分にできないままでの受験になります。

 

第2日程の方が共通テストの傾向を知ることができるので有利になるとの見方もありますが、センター試験の時を見ても追試の方が難しい傾向でしたし、問題をみてしまうと迷ったりプレッシャーになったりすることもあるので、多くの高3生は第1日程を受験するつもりで準備を進めることになると思います。

歩きスマホ防止条例成立

大和市議会で25日、スマホを手にした「歩きスマホ」防止条例が可決、成立しました。

 

施行は7月1日からで、全国で初めてということです。

 

罰則はありませんが、「スマホは立ち止まって操作するもの」との意識を市民に浸透させ、歩きスマホによる事故を防ぐ狙いです。

 

条例は市内の道路や公園など公共の場所でスマホを操作する場合、他者の通行の妨げずに立ち止まって行うことを想定しています。

 

駅構内はOKと思われると困るのと、通路の真ん中で急に立ち止まるのはやめてもらいたいですね。

県立高校の今後の予定

24日、神奈川県教育委員会の県立高校の方針が示されました。

 

7/6~1週間 40分授業での6時間
7/13~ 通常の50分授業で6時間

 

夏休みは、通常の55~60日から35~40日に減らします。

 

このままで授業数は足りるのでしょうか。
家庭学習で済ます単元が多くなりそうです。
そうすると、学校間格差だけでなく学校内格差が大きくでてきそうです。

新聞「書き写し」で国語力を上げよう

2020年2月に日本新聞協会が行った調査からです。

 

新聞の「一面コラムの書き写し」をしている小学校9校と中学校8校の全国学力テスト(文科省が毎年、小6と中3生対象に4月に行う全国一斉テスト)の平均正答率の比較で、これらの学校は全国の平均より、

・小学校で1.5ポイント
・中学校で3.9ポイント
高い結果がでました。

 

中学生の方がより高いのは、一面コラムの内容が中学生にとっては「少し難しい」程度で丁度よい塩梅なのかもしれませんが、小学生にとっては「難しすぎる」のかもしれません。

 

1週間に1回程度コラムの中から自分の興味がある内容を選んで「書き写し」を行うのはいかがでしょうか。
大人対象に書かれた文章に慣れることによって国語の読解力が身につく、漢字の読み書きを覚える、時事問題に強くなる等の効果が期待できます。

横浜市の1人1台パソコン計画

横浜市教育委員会は、国の「GIGAスクール構想」に絡み、市立小学校・特別支援学校にiPad、中学校にクロームブックを今年度中に配備すると発表しました。

 

配備する端末は教職員用も含め、合計27万4000台、機種の選定基準ですが、
小学校(iPad):直感的に使いやすい
中学校(クロームブック):文字入力や複数の画面を同時に表示できる

 

高校は基本的に個人所有の端末を使用、持っていない場合は中学校と同じ機種を貸し出します。端末は4,5年で更新を設定しています。

 

インターネット環境のない児童生徒にはモバイルルーターを貸与し、クラウドサービスを活用するために年内をめどに1人1アカウントを配布します。

 

デジタル教育、健康チェックなどへの活用を検討していて、9月に具体的な「構想」を公表します。

 

神奈川県の他の市はどこまで進んでいるのでしょうか。コロナの第2・3波に間に合うか微妙ですが、どのような使い方をするのか、9月の構想発表を待ちたいと思います。

中学校の年間行事予定

公立の中学校のスケジュールですが、7/1より、月・木は6時間、火・水・金は7時間授業、通年45分授業です。

 

夏休みは、8/7~8/18 で12日間にです。

 

運動会は9/19で半日開催で種目・練習を減らします。

 

定期テストも年4回で、1回目は7/16・17実施です。
また、通知表は2回です。1回のテストの重みが増します。

大学共通テストは予定通り

文部科学省が来年初めて行われる大学入学共通テストを予定通り1月16、17両日に実施する案が、高校、大学関係者らによる協議会でおおむね了承されたと発表しました。

 

長期休校で学習が遅れた生徒も受験できるように、2週間後に追試験を行います。追試会場も大幅に増やして47都道府県に設けます。
文科省は今月中に日程を含む大学入学者選抜要綱を発表します。

 

総合型選抜(旧AO入試)の出願開始は9月1日から2週間繰り下げます。
学校推薦型選抜(旧推薦入試)の出願は予定通り11月1日からです。
共通テスト後に行う各大学の試験日程も変更ありません。

 

大学の個別試験の出題範囲ですが、文科省は各大学に対し
・高3で履修することの多い科目の選択問題を設定
・発展的内容から出題しない
などの工夫を強く求めました。

文科省、大学入試延期要望を受け取らず

全国高等学校長協会(全校長)が大学入試日程の1ヵ月程度遅らせるよう求めた要望書について、文科省が「私立高の意向が十分に反映されていない」として受け取りを拒否したことが、全校長が明らかにしました。

 

会員の多くが全校長にも所属しているの本私立中学高等学校連合会(中高連)は、入試日程全体の繰り下げに難色を示しているとのことです。

 

全交連が13日に各地の校長の代表によるオンライン会議で少数派の意見に基づく入試日程全体の繰り下げ要望書をまとめましたが、この代表に私立高の高校はいないということです。

 

オンライン環境が整っていない都会の公立高校が一番コロナ過の影響を受けたということでしょうか。

国大協、入試の延期に反対!

13日に全国高等学校長協会(全校長)は大学入試の日程全体を1カ月程度繰り下げが望ましいとの見解を示しましたが、国立大学協会(国大協)の永田恭介会長(筑波大学長)は15日、予定通りの日程の実施が望ましいとする見解を示しました。

 

全校長が全国の国公私立高にアンケートした結果ですが、共通テストを予定通り実施るよう求めた高校が7割、延期希望したのは3割でした。

 

では、なぜ全校長が延期を要望したかといえば、
・都市部は休校が長引き、地方と比べて大きな学習格差が生じている
ということです。

 

国大協は全校長の方針に不快感を示しています。また、学習の遅れに配慮して、高校側の要望次第で出題範囲を限定することも、検討中だとのことです。