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カテゴリー別アーカイブ: 今日の新聞記事より

シブヤ未来科

学年末テスト週間の始まりです。

 

近隣の公立中学2校と私立中学1校の試験日が同じ20(火)~22日の3日間で行われます。

 

今日はテスト前日なので学校が早くおわったとかで15時過ぎに中2生が2人が自習に来ました。

 

来年度より渋谷区の公立小中学校で午後の授業は全て探求学習「シブヤ未来科」になるとの記事を見ました。これは授業時間の特例校制度を活用したものです。

 

いままで年間約70時間だった探求学習の時間が約155時間になり、「先生が教える授業から、子どもが学びを創る授業へ!」への変革です。

 

他の教科が従来の9割の時間で同じ内容を学んでいくため、指導観を変えていく必要がと渋谷区教育委員会は考えていて、そちらも非常に興味があります。

 

最大直径200メートル以上

風力発電の風車の直系です。メーカーは大型化で競っています。

 

世界風力会議の報告書によると、2022年末までの世界の累積導入量は約9憶着kWで、これは平均的出力の原発900基分に相当します。

 

22年は1年間に7700万kW増えております。

 

累積導入量が最も多いのは中国で3憶6500万kW、以下アメリカ、ドイツと続きます。

 

日本ですが、480万kWで世界の0.5%にとどまり、お寒い限りです。

 

政府は18年に洋上風力発電普及法を制定し、民間企業が各地で開発に乗り出しており、普及の兆しが見え始めたとあるのですが、海に囲まれた日本は洋上風力発電の潜在能力が大きいと考えられているのに政府のやる気が感じられませんね。

子ども大学よこはま

研究者や各分野の専門家らが多彩な内容の授業をする「子ども大学よこはま」が、4月末まで2024年度の生徒の「学生」を募集しています。

 

www.kodomodaigaku-yokohama.com

 

年に数回、学校の勉強とは違った探求心や好奇心を刺激する学びができる場で、市民ボランティアが運営していて、24年度で10年目を迎えます。

 

概要です
・募集は新小学4~6年生合わせて先着100人
・授業料は授業料は1年間で4500円
・初回は6/9(日曜)の入学式と学長の「記念講演(脳科学について)」
・以後の日程は、7/21、9/15、11/17、1/26、3/2の日曜日午後2時~4時の予定
・場所は横浜市大金沢八景キャンパス等

 

内容は次の3つが柱になっています。
「はてな学」:純粋な疑問の追求
「生きかた学」:社会のつながりと自分の役割や将来を考える
「よこはま学」:地域の文化などを学ぶ

 

具体的なテーマです。
・再生生物学
・京浜急行電鉄による京急のお話
・日本銀行と民間銀行の役割を伝えるお金の話
・JR東海のリニア、鉄道館による鉄道や超電導リニアの仕組み
・歯や口の健康

 

「子ども大学」は2002年にドイツの大学で始まり、日本では埼玉県の「子ども大学かわごえ」を皮切りに、各地で誕生しました。

 

・授業では相互のやりとりが盛んになるとありますので、楽しそうな雰囲気が浮かびます。

志願変更

公立高校の志願変更後の倍率が発表になりました。

 

全日制は3,698人(昨年3,950人)の志願変更がありました。

 

平均競争率1,18倍(昨年1,20倍)でした。

公立の人気が下がっているのでしょうか。

 

子どものソーシャルメディアの利用禁止法案成立

米フロリダ州の話です。

米南部フロリダ州の下院は24日。16歳未満の子どもに対し、通信アプリを除くソーシャルメディアの利用を禁止する法案を賛成多数で可決しました。

 

上院も通過して知事の署名を経て成立する公算が大きいとあります。

 

法案は「有害で中毒性のある仕様で会ったり、利用者に過度に使わせるよう設計されていたりするソーシャルメディア」を禁止対象にしています。

 

事業者には子どもとみられる利用者のアカウントの閉鎖を求め、保護者は子どものアカウント閉鎖を要求することができます。

 

共和党が優勢の下院で一部の民主党の議員も法案に賛成し106対13の圧倒的多数で可決しました。

 

 

南部アーカンソー州では18歳未満のソーシャルメディアのアカウント作成に親の同意を義務付ける州法が成立しましたが、連邦地裁は昨年8月に事業者側の訴えを受けて施行を一時差し止めましたので、この法案も今後どのように推移していくか注目です。

 

日本の地方自治体は条例しか作れませんが、法律と条令の違いはなんでしょうか。

 

法律は国会の議決によって制定される国法の一つで、その効力は憲法や条約以下であり、条例や政令以上です。

 

条例は地方自治体がその議会の議決によって制定する法を意味し、法律の範囲内で制定しなければなりません。

 

条例を違反した場合には、二年以下の懲役もしくは禁錮、100万円以下の罰金、拘留、科料もしくは没収の刑または五万円以下の過料をを科すことができます。

 

 

 

Gメールで再び不具合

県立高校入試のオンライン出願でGメールを使う生徒へのメール送信に再び不具合が生じたと県教委からの発表がありました。

 

事業者がメールの送信状況を点検していて24日午前10時ごろ、Gメールアドレスへの送信が滞っている見つけたとのことで、県教委は市町村教委や各中学校を通じてGメールを使う生徒に説明しています。

 

オンライン出願システムへの登録者は5万118人でGメールのみを使う生徒は約600人です。

 

県教委は19日にメールマガジン配信事業の実績があるサービスに切り替えて問題は解決されたとしていたのですが、結局やってみなければわからないということでしょうか。

その後

今年の出来事のその後です。

①  1/12、「H2A」ロケット48号の打ち上げ成功
北朝鮮の軍事施設など安全保障に関する情報や災害情報の把握を担います。
H2Aは50号機で退役し、後継機の「H3」は2月15日に2号機を打ち上げ予定です。

 

②  県立高校のオンライン出願のメール不具合解消
19日、県教委は不具合を解消したと発表しました。
登録者4万9千人のうちGメールのみを使っているのは600人で、これまで運用されていなかったドメインから大量に発信したためにGメール側のシステムに排除された可能性があるということで、メールマガジン配信業者の実績があるサービスに切り替えてメールの送受信が可能になったとのことです。

 

③  小型実証機「スリム(SLIM)」は20日未明、月面着陸に成功
月着陸の成功は米国、旧ソ連、中国、インドの続いて5ヵ国目ですが、1969年アポロ11号で人類初月面に降り立ってから、1972年を最後に月面探査は行われてきませんでした。技術的には十分可能なのですが、経済的・政治的・月の過酷な環境(地球のような分厚い大気圏がないため昼が14日間続く)の理由があったようです。

45年前に人類が第一歩をしるした時にはすぐにでも月に基地ができるように思ったのですが、長期的な月面探査を行うにはまだまだ多くの課題が残されているということです。

教科書に載っているいることだと・・・

貝の化石などがあってここは昔海底だったという地層を教科書で見ることをあるのですが、この現代において歴史上の出来事が起こるとは思いませんでした。

 

能登半島地震で沿岸部の海底が4m隆起したそうで、数千年に1度の出来事だそうです。

 

以前の漁港に戻すために政府は最優先事項として全力をあげて復興してもらいたいです。

心に響いたことば

朝日中高生新聞の「私の折々のコンテスト2023」に入選された作品からです。

 

・中学3年生が隣に席に座ったおばあさんから言われたことば
「勉強している子を見るの、好きなの」

 

・高校1年生が友達に言われたことば
「君となら無言も嫌じゃない」

 

・中学2年生がお母さんから言われたことば
「今日一番楽しかったことは?」

 

・中学3年生が先生から言われたことば
「全部100%でやらんでいい」

 

・中学3年生が親友から言われたことば
「理由はないよ、したいだけ」

 

悲しいことに自分には中学・高校生の時に記憶に残っている言葉はありません。
それだけ人生が薄っぺらということでしょうか・・・。

2024年日本の「科学」の展望

昨日の夕刊による2024年に予定さてている「科学」分野の展望です。

 

① 宇宙開発について
・探査機「SLIM(スリム)」が1月、日本初の月面着陸に挑みます。1/20未明、月周回軌道から降下して着陸を目指し、成功すれば旧ソ連、アメリカ、中国、インドに続き5ヵ国目になります。
・JAXAは2月に国産新型ロケット2号を打ちあげます。成功しなければ政府が目標とする宇宙ビジネス本格参入への道のりが遠のきます。

 

② プラスチックごみ汚染について
1950年までに海中プラスチック量が魚の総重量を超えるとの試算があり、国連の下に設置された政府間交渉委員会で条約作りが進み11~12月に韓国で開かれる5回目の会合が交渉期限となります。

 

③ 気候変動対策について
昨年末の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)で合意した内容に実現に向け、各国が国内対策の検討に着手します。
同時に2035年以降の次の温室効果ガス排出減目標について議論を本格化させます。

 

④  新型コロナについて
3月末にワクチンが無料で打てる特例臨時接種が終わり、その後は65歳以上の高齢者ら重症化リスクの高い人を対象に、原則費用の一部負担を求める定期接種になります。

 

⑤ 原発再起動
2024年は少なくとも原発2基の再稼働が控えています。
東北電力女川原発2号機(宮城県)は5月頃、島根原発2号機(松江市)は8月の再稼働を目指しています。
女川原発はは事故を起こした福島第一原発と同じ沸騰水型軽水炉(BWR)で、このタイプの再稼働は事故後初になる見通しです。

 

日本の技術が瀬戸際に立たされている感じがします。本質は技術ではなく政治なのかもしれませんが。