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月別アーカイブ: 2015年11月

教育公費 日本また最下位

経済協力開発機構(OECD)が発表した2012年加盟国の国内総生産(GDP)に占める学校など教育機関への公的支出(小学校から大学まで)の割合を公表しました。

日本は3.5%(OECD平均は4.7%)で比較可能な32ヵ国中スロバキアと並んで最下位でした。
1位:ノルウェイ  6.5%
2位:ベルギー  5.9%
3位:アイスランド 5.9%
以下、フィンランド、ニュージーランド、英国、米国と韓国(4.7%)と続きます。

一学級あたりの児童数の比較です。
国公立小学校  OECD平均 21人
日本      27人(加盟国中3番目に多い)
国公立中学校  OECD平均 24人
日本      32人(加盟国中2番目に多い)

物価の上昇率を勘案した国公立小中学校の給与平均(金属5年)はOECDが増加傾向なのに、日本は05年から13年の間に6%減少したと指摘したとあります。
また、OECD教育・スキル局長は「給与、勤務条件をみると、日本の場合は悪化しており、問題があるように思われる。優秀な人材を教職に引き付けることが重要だ」と述べたとあります。

子どもの教育費にお金を出さない、教師の待遇を悪化させるというのがこの国の方針なようです。

 

今日は何の日?

今日は「和食の日」です。
㈳和食文化国民会議が啓発・運動していて、今年はこれまでにない規模での初の啓発活動を行っています。東急デパートでも割引を行っています。

全国の小学校を中心に約2,000校の給食で、和食に触れる取り組みが今日展開されたようです。どのような取り組みかというと、和食の基本が「だし」にあると考え、すまし汁で「だし」のおいしさを味わってもらいたいという狙いです。

平成25年に「日本人の伝統的な食文化」として「和食」が、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。その際「和食」の特徴を
・多様で新鮮な食材と素材の味わいを活用、
・バランスが良く健康的な食生活、
・自然の美しさの表現、
・年中行事との関わり
などと記しています。

また、人の味覚は8歳から10歳ぐらいの間につくられ、「だし」のうまみの体験がないまま成長すると、嗜好が形成されなく、学習があって初めて体得できるものだそうです。

家庭任せでは十分に体験できない子供がいるかもしれない、そのうまみは、ぜひ子ども時代に体得させたいと11/23付の日本教育新聞の社説にあります。

おいしいだしの味を子ども時代に味わうことが出来なかった子どもたちが、大人になっておいしいものを食べてもおいしいと感じることは出来ないのでしょうか。こんな哀しいことはありません。
おいしいものがいただけるということは経済的な理由だけでなく、おいしいと味わえる味覚を持てたことに感謝しなければなりません。

多様で新鮮な食材を今後も味わうことができるのでしょうか。農業と密接にかかわっている年中行事を今後も守っていけるのでしょうか。
50年後100年後まで守るべきものは何かを考えなければいけないのではないでしょうか。

 

神奈川県高校入試最終展望

午前中、神奈川県高校入試最終展望のセミナーに参加してきました。

神奈川県全体では中学3年生が614名増(2015年度比)に対して、県立高校(全日制)の定員増が450名、私立高校の定員増が400名と広き門にはなっています。

ただ、人気の高い高校とそうではない高校に分かれる傾向にあるので厳しいところは厳しくとの感じがあります。また、新制度になって来年で4年目ですので志望者数が3年前のところに戻りつつある高校が多いような感じもしています。

志望者数が増えても志望者の内申点や偏差値が下がっている高校やその逆の高校もあって、志望者が増えても一概に難しくなったとは言えなく、難易度は倍率だけでは測れないところがあります。種々のデーターを見比べての判断が必要になります。

中3生の面談では志望校に対してその辺の内容を詳しく説明させていただきます。

やっとひと段落・・・

明日で公立中学の期末試験が終わります。対策授業もやっと終わりました。
答案は週末、週明けに変革され、3年生の仮の内申は来週末にはでるはずです。
落ち着かない日々が続きます。

月末からは高校の期末試験と2学期制の中学・高校の後期中間試験が始まります。
もう2週間をきっており試験範囲も発表されているので対策の準備に入らなければなりません。

という訳であしたからも忙しい日々が続きます。

 

13日の金曜日

今日は13日の金曜日です。
映画『13日の金曜日』のジェイソンを思い出しますね。でも最近あまりここ日本では13日の金曜日のことが言われなくなったような気がします。
13日の金曜日が英語圏では嫌われても日本ではあまり関係がないので当然と言えば当然のことですが。

まったく関係はありませんが、毎月15日が講師の給与の支払い日なのですがついうっかりして15日が日曜日になるということが頭になくて、支払いが16日になってしまったことが過去に2度ほどありました。
本日はしっかり振り込みました。

そんなこんなで、13日の金曜日と給与の支払いが結びつくようになって遅れることが無くなりました。意識するためでしょうか、13日の金曜日って多いと感じるのですが、気のせいでしょうか。

一週間後

本日も午前中からテスト対策の授業です。
部活も今日がテスト前最後ですが、雨で練習が中止になった部もあるようです。

公立の中学は期末テストについては9教科を3日間で行うので1日3教科です。
うっかりしているとテスト前日に“俺、○○ノー勉だよ”と言い出す生徒が出てきます。

今週一週間は連日16:20~フルで9教科試験対策授業です。

2016年度からの英語検定

英語検定の「4級」、「5級」 に来年度2016年度第1回よりスピーキングテストが導入されるとの発表がありました。問題内容や実施方法等についてはまだ検討段階ということです。

これで1級から5級まですべての級で3技能(リーディング、リスニング、スピーキング)試験になります。

今年の7月に2016年度第1回より2級にライティング試験が導入することが発表になっていて、1級、準1級、2級は4技能検定(リーディング、リスニング、スピーキングライティング)になります。
準2級、3級も早期実施を目指して準備中とのことです。

背景には、文科省が小学校、中学校、高等学校の各段段階での学びを接続させ、継続して4技能を総合的に育成することを求めており、2019年度には中学3年生全員を対象に4技能を測定する全国的学力調査実施する予定があります。

スピーキングの判定はどのように行うのでしょうか。
英検の二次試験しか思い浮かばないのですが、判断基準は作成できるでしょうがそれを実際に判定(中学3年生全生徒)する先生の能力は問題ないのでしょうか。

曜日の感覚が? 論理とセンス

祝日は祝日でしたが、午前中から自習で塾をあけて、午後から授業をおこないました。
最近は朝起きても今日が何曜日かすぐにはわからなくなりました。
ラジオから流れてくる別所哲也さん声をきいて、まだ平日だったと認識するわけです。

1日の温度差が10℃以上の日々が続きます。体調を崩す生徒が増えてきました。昨日も風邪での休講がありました。これから2月末までの4ヵ月間体調を崩さないためには予防と規則正しい生活でしょうか。規則正しい生活が難しいですね。

最近、論理力とセンスについて考えることがあります。論理力は後天的(生まれた後)に努力で身につくくもので、センス(音楽センス、ファッションセンス、数学センス等)とは生まれつきの先天的に身についているものと何となく考えていたのですが、どうもそれが逆なのではないかと思うようになってきました。

皆様はどう思われますでしょうか。

中3模試と実テ対策

本日は中学3年生の模試を行いました。特色検査模試も含めて終了したのが16時でその後私立中学生の実力テストの対策授業を行いました。

朝、9時過ぎに教室についてしまったので5分ほど生徒を待たしてしまいました。
申し訳ない。反省です。

中3生にとっては実質最後の定期テストになる2学期の期末テストが16日からはじまります。
試験範囲もでましたが、学校の進捗が範囲の半分ぐらいしかすすんでいない教科もあります。
とにかく、この2週間はテスト対策と冬期講習準備との並行作業になります。

生徒には次の授業までに5教科の自己採点と間違えた問題の解き直しをさせます。
解き直し用ノートに貼る問題の縮小コピーも渡しました。
今頃はきっと自己採点をしていることと期待します。

11月になりました。暖房も必要になりました。
昨日はハロウィンで渋谷は大盛り上がりだったようです。帰りの電車の中でもかなり仮装の人たちが見られました。
見ている方が寒くなるような仮装(?)の人もいました。