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盛り上がっているのかいないのか?

参議院選挙です。

 

マスメディアでは一向に盛り上がらない選挙とのマスメディアでの報道がありますが、ネットではその熱気がリアルタイムで伝わってきます。

 

山本太郎氏率いるれいわ新選組の街頭演説をネットで見ました。

 

街頭演説は政見放送と違って生の声ですので、熱気と本気度が伝わってきます。

 

それにしてもれいわ新選組はなぜこれだけの人を引き付けるのか。東京でだけでなく日本各地で同じように人を集めるし、長時間立ち去らない。

 

山本太郎氏の本気度だけでなく、立候補者の一人ひとりが今の日本の状況において何らかの被害を受けた当事者本人だからその訴えは人を引き付ける、のでしょう。

 

昔、偶然新宿か渋谷で中山千夏さん(作家、タレント)の街頭演説に遭遇して1時間ぐらい見ていいたことがあります。
何を訴えていたのかはよく覚えていませんが、その熱気に押された訳ではないですが次の日1票を投じました。

 

それにしても、テレビ、新聞のマスメディアは取材をしているにもかかわらずメディアには流れません。街頭演説に行くか、偶然に出会うかネットがなければこの熱気を知ることはできません。
太郎氏によると流れるのは投票終了後に始まる選挙速報だということです。

 

特にテレビですが、リアルタイムで流さないとその情報の価値は下がりかなくなります。リアルタイムで流さない(流せない)メディアは自分で自分の首を絞めることになるでしょう。

 

 

高校生の就職

高校生の就職がどのように決まるのかはよく知られていないと思います。

 

卒業後に就職を目指す生徒の仕組みですが、まず1社に絞って内定を目指す「1人1社制」と呼ばれる仕組みになっています。

 

いまその仕組みを巡って、国レベルで再検討の動きが進んでいます。校内での調整を経て、生徒は内定が得やすくなる一方、希望から隔たった職場で働く生徒が生まれるとの指摘があるからです。

 

1人1社制は国や自治体の法令で定めたものではなく、毎年、都道府県ごとに、経済団体、校長会などの関係者が協議して決める申し合わせにすぎません。

 

大学生は一人で何社も内定をもらったりしますが、高校生は1社だけなのですね。
18歳には選挙権も与えられたというのに昔からのままなのですね。

 

もっとも現行制度の下でも、高校生は1人1社に不参加の企業からの求人に応募ができますが、生徒にはあまり周知されていないとのことです。

 

高校卒業後、すぐに就職しなかった人、できなかった人などを対象に、まずは、労働に必要な力を養えるようインターンシップ(就業体験)の場を設けたうえで、就職を支援している事業もあるようです。

 

1度は就職したものの、退職してしまうと、転職のノウハウを持ち合わせず、アルバイトとして就業したり、就業を断念したりすることになることを考えるとものすごく大きな問題のような気がします。

特色検査対策セミナーと2020年度からの共通テストについて

午前中、横浜で行われました上記セミナーに参加してきました。特色検査の共通問題1と2については以前のセミナーで解説が行われましたので、今回は残りの共通選択問題その1と2(湘南採択問3と4)、共通選択問題その3と4(横浜翠嵐採択問3と4)の解説です。

 

1問1問、問われていることの本質は何か、対応はどのようにすればいいか詳しく説明がありました。共通して強調されていたのは‟両義性”ということです。

 

データから読み取れることは何かだけではなく、読み取れないことは何か、何が欠けているから解けないのかを理解することが必要だということです。

 

両義性の問題は公立中高一貫校の適性検査でも見かけます。

 

それから、多数決以外の決定方式のルール‟ドント方式(公民ででてきます)”の問題も全国の入試問題でみられるとのことです。

 

 

神奈川県特色検査研究セミナー

午前中、石川町の労働プラザで行われた標記のセミナーに参加してきました。

 

公立高校の特色検査は今年、完全独自問題の緑ヶ丘高校、横浜国際、横浜サイエンスフロンティア高校含めて10校で実施されました。

 

来年は更に9校増えて19校で実施されます。
上位校は全て含まれていますので、成績上位の生徒は避けて通れなくなります。

 

テストは、共通問題が2問で選択問題が2問(4問からの選択)の4問出題されます。
今年が初めてなので、もちろん傾向とかはわかりませんが、難易を含めどんな問題が出題されても戸惑わないことが必要です。

 

2021年1月から実施される大学共通テストを見据えているのは確かで、パターンで覚えて解くのだけでは通用しないようです。

 

ただ、解くのではなく真に問われている力は何かを見極めて指導しなければ新しい問題対応できないことが実感できました。

 

今週は公立中学の期末試験が始まり、今日を含めたセミナーが2回、学校説明会もあって慌ただしい1週間になります。

 

貧困家庭へ塾クーポン

千葉市は本年度、生活保護を受けているひとり親世帯を対象に、小学校5・6年生が学習塾や習い事などで使えるクーポンを配ります。

 

財源は同市への寄付金で、民間企業に事業の一部を委託しております。

 

支給額は月額1万円程度です。

 

対象者は各学年45人ずつ募集、7/5まで申し込みを受け付け、8/1からサービスをスタートします。

 

クーポンは同市から登録を受けた学習塾や、スポーツ活動などを提供する教育サービスを利用できます。

 

対象の学習塾などは現在募集中で、7月上旬から随時決定します。

神奈川公立高校入試報告会

午前中、相模女子大学で行われた神奈川公立高校の入試報告会に参加してきました。

 

公立高校は2極分化が進んでします。上位校は倍率がより高くなり、その逆に定員割れの学校が151校(普通・専門・総合学科計)中50校(前年43校)に なって3割超になっています。

 

私立は推薦入学が増えています。
通信高校のN高が全国で4000人の入学者を集めています。通信も一つの選択肢になりつつあります。

 

 

 

大学入試改革最新情報と全国公立高校入試分析

午前中、市ヶ谷で行われたセミナーに参加してきました。
300人以上の参加者で大盛況でした。

 

大学入試改革最新情報では、2017年と2018年に行われた共通テストの試行問題の結果を踏まえて2021年(現高校2年生)1月から実施される内容の見通しについて具体的な情報が得られました。

 

ポイントになる教科は「数学」です。センター試験とは出題形式が異なり、問題文の意味を正確に読み取り時間内に解けるかが勝負になるので、有効な対策をするかしないかで大きな差がつきそうです。

 

全国高校入試分析については西高東低で、西の地域の方が新規性の高い問題が出ていて、都会よりも人口の少ない県の方が新規の問題が多いとのことでした。大都会はなかなか身動きがとりにくいようです。

高校の教科書・問題集

高校生については、学校で使っている教科書や問題集を使って授業を行なっています。

 

教科書はまだ手に入るのですが、問題集がなかなか手に入らなくなってきています。

 

教科書を取り扱っている本屋さんに注文するのですが、取次店がなかなか卸してくれなくなってきていると聞きますし、使用している高校はどこかを聞かれたりします。

 

以前はそうでもなかったのですが、今は問題集の答えはほとんど販売してくれません。

 

学校側で止めているのでしょうか、販売会社側でしょうか。

 

デジタル教科書

デジタル教科書が2019年度から正式な教科書として位置付けられました。ただし、当面は紙との併用で使うことになります。

 

紙に代えて使用する場合は、各教科の授業時間数の1/2未満という制限があります。

 

国は2020年度以降、本格的に普及を考えています。

 

何ができるかですが、タブレットやネットワーク環境の完備によって、視覚化・音声化によって理解が深まり、情報共有による双方向のある授業展開、習熟度に応じた個別学習などが可能になります。

 

宿題は全員同じ問題ではなく、質も量も全員違うことになるかもしれません。

 

古文や漢文の朗読、英語のネイティブスピーカ―による発音、写真やイラストの拡大、立体図形の回転など理解を深めるのに大いに効果がありそうです。

 

障害のある子には、文字の拡大、白黒反転、音声読み上げ機能などで、学習上の困難を低減できます。

 

技術家庭では、輪切りや半月切り、いちょう切り、千切りが一目で理解できます。

 

課題は環境の整備で、2018年で普通教室の無線LAN整備率は34.5%です。タブレットの1人1台はほど遠く、自治体間で差があるのが現状です。

 

自治体任せではなく国が率先して取り組んでもらいたいものです。

 

 

高校入試報告会

午前中、湘南台文化センターで行なわれた高校入試報告会に参加してきました。

 

2極分化が進んでいます。上位校の倍率は上がり困難校は定員割れの学校が増えています。

 

上位層は私立を抑えて公立はチャレンジをする傾向が見受けられます。

 

高校の授業料が無料化ということで私立に流れるとともに通信制の人気が高まっています。

後半の特色検査の問題の説明も大変参考になりました。