ブログ

カテゴリー別アーカイブ: 今日の新聞記事より

25人学級

山梨県は県内の公立小学校の前学年で「25人学級」を導入することを明らかにしました。

現在は1~4年生で行っていますが、来年度に5年生、再来年度に6年生に順次広げます。

生徒にとっても教師にとってもいいことだと思いますが、課題は2つあってひとつは人件費の財源の問題です。

山梨県では国基準を超過する部分の人件費は、県が独自に負担します。県教委によると小5・6年への拡大で年間4憶円追加発生するが、基金を取り崩すなどして対応できるとのことです。

もうひとつの課題は教員の人手不足です。山梨県も今年の5月1日時点で28人の不足しているので教員確保が課題です。

県教委は5・6年への拡大については「教員が確保できる可能な範囲で少人数学級を進める」とのことです。

国(財務省)が積極的に全国的に進めることを望みますが、現時点では地域の実情に応じて進めるしかないと思いますが、教員の負担が軽減して教師の応募が増えることを願います。

 

文化の日

今日は文化の日です。

今年の文化勲章を漫画家のちばてつや氏が叙勲されました。

漫画家では初です。

ちばてつや氏で有名な作品は「あしたのジョ=」ですが、私が一番記憶に残っているのは「ハリスの風」です。

 

世界最大の素数の発見

「1」が素数かどうか一瞬迷うのですが、素数は2つの約数(1と自分自身の数)をもつという定義に反するので「1」は素数ではありません。

6年ぶりに史上最大の素数「M136279841」が発見されたそうです。

4102万4320桁で数字を羅列するだけで39.9MB(ピンときませんが)分になります。これまで素数より1600万桁以上大きいとのことです。

発見したのは元NVIDIA の社員の方というのは必然なのでしょうか、偶然なのでしょうか。

高校授業料の無料化

東京都と神奈川県の財政力(2004年度一般会計の当初予算)の差です。
東京都 8兆4530憶
神奈川県2兆1045憶
と約4倍です。

人口は東京都は約1400万人で神奈川県の約900万人の1.56倍です。
人口が約1.5倍に対し、予算は約4倍です。

都民なら親の所得に関わりなく高校の授業料の助成を受けられますが、神奈川県民の場合は一定の年収を越えた世帯だと支援がありません。

都内の私立高校なら、その差額は年50万円近くになり、経済的「分断」が生じています。

選挙が近いですが、ほとんどの政党が高等教育の無償化を公約にあげているので「本気でそう思っているのなら、さっさとやれよ!」と思ってしまいます。

 

来年の共通テスト

来年1月18,19に実施される大学入学共通テストの出願が7日に締め切られ、出願者は48万4568人でした。

前年同時点より1万9099人増えました。
現役生が1万9378人増の42万3096人、既卒者らが279人減の6万1472人です。

来年は新学習指導要領に対応した最初の試験で、新教科「情報」を含む7教科21科目(現6教科30科目)の試験になります。

また、再来年の試験から出願手続きが電子化されるため、郵送での出願は今回が最後になります。

昔、日本で一番長かったかもしれない川です

日本長い川の順番は、
1番 信濃川367km、
2番 利根川322km、
3番 石狩川268km、
4番 天塩川256kmと続きます。

その石狩川ですが、昔は蛇行がひどくよく氾濫していました。
そこで50年以上かけてショートカット工事(捷水路)を行い現在の河道が完成したのは1969年(昭和44年)です。

石狩川のもともとの長さは信濃川に匹敵する370kmの長さを持っていました。なんと1/4以上も短絡されました。

夕刊がなくなる

東京新聞の夕刊が23区を除いて8月末でなくなるとの記事が朝刊に出ていました。

地方紙の夕刊がなくなる記事を2~3回目にしたことはあるのですが、とうとう東京新聞もです。

夕刊は個人にスポットをあてた記事や文化面の充実があって読みごたえがあるのですが、これらの記事は朝刊にうつるのでしょうか。

SNSは若者に悪影響

米国の公衆衛生政策を指揮するマーシー医務総監はニューヨーク・タイムズ紙への寄稿で「若者の精神衛生は緊急事態だ」と指摘しました。

交流サイト(SNS)に子どもの精神に悪影響があるとの警告表示を義務化するよう議会に呼びかけをしました。

米国で12~15歳の約6600人対象にした研究です。
SNSの使用時間が1日3時間を超える子は使わない子に比べ、うつや不安症状を訴えるリスクが2倍以上になります。

昨年の調査では、10代のSNSアプリの使用時間が1日平均4.8時間です。

運営会社に未成年保護の措置を求めるオンライン安全法案は、100人の上院で60人以上が共同提出者となっているので、採決にすすめば可決は確実な情勢で、バイデン大統領も議会に対応を求めてきているので、成立しそうですね。

日本ではそのような研究はないのでしょうか?

500年後の名字

朝日中高生新聞からです。

東北大学高齢経済社会研究センターの吉田浩教授の試算によりますと、約500年後には、みんな「佐藤」さんになります。

国内で最も多い名字は「佐藤」で、全体の1.5%ほどですが、佐藤姓の割合は2022~23で、0.83%増えています。

仮に毎年この割合で佐藤姓の占有率が伸びると、2446年に日本人の50%が、2531年に100%が「佐藤」になる計算だそうです。

結婚後も別姓が選べるようになり、同性を選ぶ夫婦が約4割と仮定すると、2531年時点でも「佐藤」姓は7.96%にとどまるそうです。

この結果は、100ヵ国以上でも報道されました。

夫婦が同じ名字にしないといけないのは世界で日本だけで、日本の夫婦同姓制度は、国連の女子差別撤廃委員会からも過去3回、改善勧告を受けています。

また、自分の名前を変えない権利は国連で採択された「子どもの権利条約」でも定められています。

 

コロナ5類から1年

昨日の8日で新型コロナウイルスの感染症位置づけが5類に移行してから1年になりました。

厚生労働省が4月に発表した最新の人口動態統計によりますと、2023年5~11月で新型コロナでの死亡者数が1万6024人です。

同じ5類の季節性インフルエンザですが、新型コロナの影響を受けていない2019年の年間死亡者数が3575人です。

比較すると新型コロナでの死亡者数が圧倒的に多いです。また、感染者の10~20%の人が後遺症にかかり、長きにわたり激しい疲労感や脱力感に襲われて日常生活が困難になる人も少なくないといいます。

今秋からワクチンは高齢者らを対象にした定期接種に移行しますが、ワクチン接種後に死亡した遺族など合わせて13人が国に対しての訴訟も起きています。

罹らないように対策することは今後も必要ということでしょう。