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月別アーカイブ: 2017年10月

小学校の英語教育内容について

2018,19年は2020年から実施される新学習指導要領への移行装置期間であります。移行期間の小学校で扱う内容を年間指導計画の例が文科省から発表になりました。

 

○ 授業時間

授業時間     2018・19年        2020年~
小学3・4年  15単位時間(現0単位)     35時間単位
小学5・6年 50単位時間以上(現35単位)  70時間単位

 

○ 授業内容

小学3年生・・・英語でのあいさつに始まり、アルファベットの大文字の読み方になれる。色・動物などに関する英単語を導入する。

 

小学4年生・・・アルファベットの小文字を扱うとともに、2往復の会話ができるようにする。

 

小学5年生・・・アルファベットの大文字・小文字を使って単語を書き写せるようになるなど。

 

小学6年生・・・語順を意識しながら文を書くなど。

 

これらは例として示したもので、今後、修正の可能性がある、とあります。
当然ですが、“書く”が入ってきます。単語のスペルはどのように教えるのでしょうか。気になります。

 

扇風機と電気ストーブが同居した日でした

今日は雨が降って急に温度が下り寒くなりました。

 

小学生のY.T君が雨で靴下がびしょびしょだというので、靴と靴下を乾かすために電気ストーブをだしました。

 

扇風機をまだ片づけていなかったので扇風機とストーブが同居した1日でしたが、扇風機をかたづけるには早いでしょうね。

 

暖房を入れる気はなかったのですが、I.K君が“限りなく寒い″というので1時間だけ入れました。

 

試験対策がひと段落した1日でした。

横浜隼人中学・高等学校説明会

午前中に横浜隼人中学・高校の説明会に参加してきました。

 

人気の学校です。

 

高校の1学年の生徒数は700名が基準となって定着してきているので、入試の基準値は変更しないとのことです。

 

普通科(特選、特進、進学コース)と国際語科の2つの学科があり、国際語科は3クラスあります。

 

中学入試では適性検査型入試の先駆者で今年の受験者数は神奈川県で最も多かったとのことです。

 

全校生徒数が多いので部活も運動部・文化部あわせて48あります。新校舎も2015年に完成し、路線バスの停留所も敷地内にあることも人気の一因になっているようです。

明日から公立中学の中間テストです

今日は中間試験前日ですが、合唱コンクールの朝練があったようです。前日ぐらい休めばと思うのですが、生徒に聞くとみんなできめて練習することになったようです。

 

朝練ではなく昼錬をやっているクラスもあるとのことですが、みんな熱が入っていますね。定期テスト前日ぐらい休めばと思うのですが。

 

今週は「立憲民主党」の設立やスペインの「カタルーニャの独立運動」など政治的な動きがあったので時事問題に追加してわたしました。

中学3年生の15%は短文も理解できない

少し前の東京新聞の記事からです。

 

短い文章から事実を正しく理解する力「基礎的読解力」について、国立情報学研究所や名古屋グループが、全国の小中高校生や大学生、社会人を調べたところ、多くの中学生の読解力に問題があることが分かった。

 

調査では、中学や高校の教科書や、新聞などに掲載された記事など数百の題材をもとに問題を作り、コンピュータ―で無作為出題した。

 

30分で出来るだけ多く解いてもらい、内容を正しく把握できているかを調べた。昨年からt今年にかけて、全国の約2万4千人に実施した。

 

問題はすべて選択式で、文章の意味がわかれば、知識がなくても解ける。

 

その結果、中学三年生の約15%は、主語がわからないなど、文章理解の第一段階も出来ていなかった。約半数が、推論や二つの文章の異同などを十分に理解していなかった。

 

調査した新井教授は「基礎的な読みができていないと、運転免許書などの資格の筆記試験にも困難を伴うと予想される。中学卒業までに中学の教科書を読めるようにしなくてはならない」と話した。とあります。

 

小学生の時に主語述語も知識としては習いますが、それを問題を解いたりして意識を高めることはありませんし、また品詞の知識が不十分のまま中学の英語で形容詞や副詞等を使うことになります。

 

ついていけない生徒は自己責任で何とかするしかありません。このままでは格差が広がるばかりです。

 

10月です

今日も朝から試験対策授業が続きます。

 

中3に社会の公民の授業をしていて、次のような質問がありました。

 

「被選挙権と選挙権の年齢が違うのはどうして?」
「衆議院と参議院の被選挙権の年齢が違うのはなぜ?」

 

立候補をする人はより知識・経験が必要で、参議院は「良識の府」と呼ばれていてより広い視野で判断できる人ということで年齢が高くなっているとの説明をしておきましたが、あまり説得力はないですね。

 

国会の議論を見ていても説得力はまったくないどころか、中学校の公民のテストを受けてほしいと思うような人たちばかりですね。

 

北欧では選挙権と被選挙権の年齢の違いはないと聞いたような気がします。

 

若者が声を上げれば変わると付け加えておきました。