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カテゴリー別アーカイブ: 今日の新聞記事より

教員不足

25年度の文科省調査で全国の公立小中高校と特別支援学校が2025年度の始業日時点に、全体の8.8%に当たる2828校で4317人の教員を当初計画通り配置できなかったことがわかりました。

前年21年度調査の2558人の1.7倍で、割合は5.8%から悪化しました。
産育休取得者や病気休職者の代わりを補充できなかったということです。

調査は都道府県と政令指定都市など68教育委員会に実施しました。
・不足がゼロは東京都や高知県など9教委
・割合が30%を超えたのは島根県と福岡県、熊本県
・23教委は前回より状況が改善し、41教委は悪化した

不足の学校種別です。
・小学校:1368校(7.6%)1911人
・中学校: 828校(9.1%)1157人
・高 校: 310校(9.0%) 571人
・特支校: 292校(26.1%) 678人
特別支援学校の不足が特に多いですね。

東京都は不足ゼロですが、神奈川県や横浜市は多くの学校で不足が出ているようです。
市単位では発表されていないので大和市の実情はわかりません。

 

「奨学金」返済時の減税

高市首相に国会で野党議員が奨学金の返済に苦しむ若者が多くいるとして返済時の減税の実現に向けた検討を求めましたが、首相は負担を減らせば「必要のない奨学金を借りるといったモラルハザード(倫理観の欠如)が起こる可能性がある」として応じませんでした。

金利が上昇し、奨学金の金利も上がっている現在、一部の減税で必要のない奨学金を借りる学生がいるとは思えないのですが、首相の金銭感覚は麻痺しているのでしょうか。

日本学生支援機構によると、奨学金は三つあって2024年度の利用は下記のとおりです。
・給付型     35万1千件
・無利子の貸与型 46万5千件
・有利子の貸与型 62万3千件

そのうち貸与型全体の平均では、大学生の借入総額が323万円、返還期間が15年だそうです。順調に返済しても37歳まで、無利子・有利子で違いますが毎月2万円前後の返済でしょうか。

 

大学生の書籍代

全国大学生協連は昨年秋に実施した第61回学生生活実態調査の結果を発表しました。
(東京新聞の記事からです)

平均的な1ヵ月の書籍費が、統計を開始した1965年以降で初めて千円を下回るなど、学業や娯楽に関わる支出の減少が顕著となりました。

書籍費です。
・自宅生 970円(1450円/2024年)
・下宿生 990円(1500円/  々  )

2024年から約2/3に減少していますが、平均的な下宿生の1ヵ月の食費は3700円増加しています。

物価高の中、書籍費や教養娯楽費を抑えることで生活をやりくりしている実態が浮かびました。

調査は昨年10~11月にウェブで実施、全国の国公私立31大学の学部生約13,000人からの回答によるものです。

 

 

欧州で拡大する子どものSNS禁止議論

欧州では子どもの交流サイト(SNS)の利用禁止の議論が進んでいます。

スペイン:サンチェス首相が3日、16歳未満の子どものSNS利用を禁止する方針を示しました。SNS運営会社に年齢確認を義務るける法改正を目指す。

ドイツ:5日ドイツ最大与党が今月下旬の党大会で、16歳未満のSNSの利用禁止を話し合う予定。テックトックやインスタグラムをフェイスブックに年齢確認を義務付け、利用を16歳以上に制限するすることを検討。

スロベニア:5日、政府が15歳未満の利用禁止を検討していることを明らかにする。

フランス:15歳未満を禁止対象にすることを目指した法制化の動きが進む。

ドイツの保守党与党キリスト教民主同盟(CDU)のリンネマン幹事長は「子どもたちを憎悪や暴力、犯罪、偽情報から保護しなければならない」と支持する考えを示しています。

日本では衆議院選挙の真っ最中ですが争点には全くなっていませんが、選挙が終われば議題に上がってくるでしょうか。

 

 

伝説の映画監督

「伝説の映画監督」と呼ばれた監督の長谷川和彦氏が誤嚥性肺炎による多臓器不全のため死去されました。

監督は2本しか映画を撮っていません。水谷豊さん・原田美枝子さん主演の「青春の殺人者」と沢田研二さん主演の「太陽を盗んだ男」です。

「太陽を盗んだ男」はさえない理科の高校教師の沢田さんが原子力発電所からウランを盗み原子爆弾をつくって国家を脅迫するというものです。何を要求するかというと“テレビの野球中継を終わりまで放映しろ”というものです。政治的思想がまるでないところにリアル感があったのを覚えていて数年後にDVDを買いました。

その風貌・行動からだと思いますが先輩からも後輩からもゴジ・ゴジさんと慕われ3作目を待望されていて、赤軍派のあさま山荘事件の準備に入っているという噂も耳にしたのですが、その後立ち消え結局永遠に3作目は見ることができなくなってしまいました。

今週末にはお酒を飲み飲み「太陽を盗んだ男」を見ようと思います。

生成AIの利用率

インターネットを使う成人のうち、過去1年間で生成人工知能(AI)を利用した人は約2割です。

調査は2025年1月、千葉大予防医学センターのチームが、18歳以上の男女計1万3367人にインターネット上で行いました。

質問は、「チャットGPT」・「コパイロット」・「ジェミニ」などを1年間で利用したか、非利用者には理由を尋ねました。

利用者は、2847人で21.3%で、
・18~54歳の利用率は75歳以上に比べ、年齢別で1.4~1.7倍
・男性が女性の約1.8倍
・学生や高学歴者、都市部居住者で比較的利用者が多い
です。

利用しないと回答した人の理由です。
・必要性を感じない    39.9%
・使い方が分からない   18.5%
・セキュリティーへの不安  8.4%
・魅力的なサービスがない  7.2%
・利用環境が整っていない  7.0%

 

英語の筆記体

英語の筆記体が必修でなくなったのは2002年の中学校学習指導要領の施行(改訂は1998年)からです。それまで約40年間は必修でしたし、当然私も習いました。

文部省による改訂の背景です。
・パソコンの普及で筆記体が必要な場面が減少した
・同じ改定で完全週5日制への移行が決まり授業内容が「厳選」された

現在中学1年の教科書の後ろの資料に載っていますが、習ったという話は聞きませんし、教える40歳以下の先生は習っていないのではないでしょう。

本家アメリカでも同様の動きがあり、2010年の全米共通の学習達成基準で筆記体が外れたそうです。ただ、近年、指導を復活させる州が急増し、半数近くが再び義務化し24年いカリフォルニア州もその流れに加わりました。

本家本元のイギリスでは、6~8歳で筆記体を学ぶそうです。全英手書き協会会長は「手書きの速度は、文章の質やアイデアの展開に深く関わる」と述べています。

以前の英米の映画ではサインするときに筆記体だったと思いますが、いまはどうでしょうか。ニュースでみるトランプさんのサインは筆記体のような気がします。

 

 

横浜市で4月から市立小中学校にAIドリルを導入

ネットの記事によりますと、横浜市の山中竹春市長は26日の会見で、4月から市立小中学校などに人工知能(AI)ドリルを導入すると明らかにしました。

AIドリルは生徒らの解答や学習状況から理解度を分析し、それぞれの児童・生徒に適した問題を出題するツールで一般的な紙の教材とは異なり、AIが勧めた問題やコンテンツをそれぞれの端末で学習することで「個別最適な学び」が実現できるとしています。

教職員にとっては、採点などの業務軽減や児童・生徒の苦手分野の把握にもつながるとあります。

市は小中学校、義務教育学校、特別支援学校全495校に導入。当初は事業者が提供するAIドリルを使用しますが、そこで集めた児童・生徒25万人のビッグデータを活用し、将来的には市立学校のカリキュラム・マネジメント要領に対応した市独自の機能を開発するとのことです。

夏休みや冬休みの長期休みの時に出される算数・数学の一斉の宿題に疑問を持っていたのですが、宿題は当然個別の内容になるのはいいことだと思いますが、さて授業はどのように変わっていくのでしょうか。

 

次期学習指導要領

2030年度から導入される次期指導要領の基本方針を中教審(文科相の諮問機関)がまとめました。中教審は26年度中に答申をまとめる予定です。

小中高校で教える内容や教育目標の基準となる学習指導要領は約10年ごとに改定されてきました。

次期改定の前提にあるのは、学校現場の変化で、特別部会で想定した小学校1学級35人の構成です。
●  自宅に本が少なく学力の低い傾向がある子・・・・・・12.5人
●  不登校やその傾向のある子・・・・・・・・・・・・・ 4.8人
●  学習や行動面に困難を示す子・・・・・・・・・・・・ 3.6人
●  外国ルーツなどで家であまり日本語を話さない子・・・ 1.0人
●  特定の分野に特異な才能のある子・・・・・・・・・・ 0.8人

多様な個性の誰一人として取りこぼさないために、学校現場の裁量で各教科の授業時間数(こま数)を一定の範囲内で柔軟に増減できる「調整授業時間数制度」の創設などを盛り込みます。

例えば授業の各こまを5分ずつ短くする、週5こまの教科を4こまにするなどして生んだ時間を個別学習や探求、学年を超えた教科学習に充てることを想定しています。

博士課程のSTEM(科学、技術、工学、数学)を専攻した割合

新聞の朝刊からです。

経済協力開発機構(OECD)の発表によりますと、2023年のデータで、博士課程でSTEM分野を選択したのは平均43%で、日本は35%。

最も高かったのはフランス・ルクセンブルグの67%です。

日本の博士課程で最も多い専攻分野は医療・福祉分野の41%(平均18%)です。

修士課程でのSTEM分野の専攻率は42%で平均を上回りましたが、学士過程の卒業生では加盟国平均23%のところ日本は20%で、理系を選ばない人が多い傾向とあります。

確認です。
・学士過程:大学(学部)の過程、在籍は通常4年、学士
・修士課程:大学院の前期課程、在籍は通常2年、修士
・博士課程:大学院の後期課程、在籍は通常3年、博士