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カテゴリー別アーカイブ: 今日の新聞記事より

トランスジェンダー女性の受け入れを認めた女子大学

2025年度までにトランスジェンダー女性の受け入れを公表している女子大は6校です。

 

2018年にお茶の水女子大(東京都文京区)の後、
・奈良女子大(奈良市)
・宮城学院女子大(仙台市)
・日本女子大(文京区)
・ノートルダム清心女子大(岡山市)
と続き今年6月に、
・津田塾大(東京都小平市)
が、25年度入試からトランスジェンダー女性に受験資格を認めると発表しました。

 

20年3月に方針を決めた日本女子大は、4年間の準備期間を設け、来年4月入学の学生から受け入れる予定ですが、「十分な対話の時間をとること、準備を十分に行うため」ということです。

 

トランスジェンダーとは出産時の性別とは異なる性を自認する人のことです。

 

 

国際卓越研究大学

午前中に中学2年生の理科社会の授業、午後から高校1年生の授業がありました。夕方からの中3生の理科社会の授業は振替になり、今日は休みです。

 

高校生は文化祭の準備で多忙な日々のようです。

 

文科省が1日、「国際卓越研究大学」について東北大学が初めて認定候補に選定されたと発表しました。

 

国際卓越研究大学とは、国の10兆円規模の基金を活用し、世界最高の研究水準を目指す大学です。

 

選定した有識者会議は、体制強化計画の磨き上げなど一定条件を満たした場合に認定するとの留保をつけたが、2024年にも正式認定される見通しです。

 

有識者会議は国内外の学長経験者10人で構成され、4月から10校を書面や面接で審査し、東北大、東大、京大の3校は現地視察も行いました。

 

残りの7校です。
・筑波大
・東京科学大(東京工業大学+東京医科歯科大 統合予定)
・東京理科大
・早稲田大学
・名古屋大学
・大阪大学
・九州大学

 

東北大が選ばれたポイントです。
・国際化や研究環境整備の目標を掲げ、具体的な戦略示した
・これまでの研究実績や現時点での水準
・収益拡大などの課題に関し、体制強化計画の一部改善が認定の条件

 

政府が設けた大学ファンドによる支援ですが、
・24年から最長で25年間の予定
・初年度は100憶円程度になる見通し
になります。

 

私立大学の定員割れ

9月になりました。朝晩は多少涼しくなった気はしますが、日中は相変わらず熱中症予報で危険が出ています。

 

9月は初旬から2学期制の学校の前期期末試験に始まり終盤には公立中学の2学期中間試験が始まります。

 

また、高校で文化祭、中学で運動会(暑さで1週間延期になったと生徒から聞きました)と秋はイベントが続きます。

 

日本私立学校振興・共済事業団の2023年度の調査で今春入学者が定員割れした4年生の私立大学は53.3%に当たる320校で、前年度より6.0ポイント(37校)増えたことがわかりました。

 

1989年度の調査開始から初めて半数を超えました。

 

私大の定員全体に占める入学者の割合を示す定員充足率は、前年度より1.26ポイント少ない99.59%で過去最低でした。

 

規模が小さくなるほど充足率が下がる傾向が出ているとのことです

小中学生の学習端末

文部科学省は全ての小中学生に1人1台配備したタブレットやパソコンなどの学習端末について、更新費用を国の負担とすることに決めました。

 

来年度は初期段階に配備した自治体で更新が見込まれており、予備機の整備費用も含めて、来年度予算案の概算要求に148憶円を計上します。

 

端末は1台当たり45,000円を上限に国が補助し、22年3月までにほぼ全自治体で配備が完了しました。

 

端末はバッテリーの耐用年数(4~5年)などから更新が必要で、来年度は5%の自治体が更新を見込んでいます。

 

更新対象台数の3分の2が国の補助で、3分の1は地方交付税で処置します。

 

文科省は今後3~4年程度をかけて計画的に更新を進める方針です。

 

 

 

 

 

夏休みの「自由研究」について

遠い昔のことで小学校の時に宿題で「自由研究」があったかどうか忘れてしまいましたが、昔は自由研究は教科の一つだったということです。

1947年の学習指導要領で教科になり、小4~6年で週2~4時間ありましたが、1952年の学習指導要領で教科から姿を消しました。

自由研究がいつごろから夏休みの宿題に定着したのは定かではないということですが、現在でも全国的に行われているのでしょうか。

同じように、「民主主義」という教科も1947年から1952年の間で中学で「上」、高校で「下」と分かれてあったと記憶しています(もちろんリアルで習ってはいませんが、復刻版が出て読みました)。

自由研究が「探求」と名を変えて復活したのだとすれば、同じように今こそ「民主主義」という教科を名前を変えず『民主主義』という名で復活させてもらいたいものです。

教員試験

文科省は5月31日、教員採用試験の前倒しに関する協議会を開き、自治体に求める具体策を取りまとめました。

 

・1次試験の実施時期を6月16日よりできるだけ前倒しで、1~2ヵ月程度実施日が早くる。

・条件によって大学3年生も受験できるように求める。

・試験も1年に複数回行うよう提案する。

・今回の文科省の具体策を受けて、各地の教育委員会では、前倒しする受験日を揃える調整を行う。

 

教員試験の倍率が3倍を切ると質が下がると言われているのは、1人で複数の教員試験を受ける人が出るために実質倍率が下がるのも一因と言われていますが、受験日を統一すると第一志望者が集まることにことによっていい方向に向くといいのですが・・・。

 

 

中3を高3の英語力

今日は中間テスト2日目です。

 

文部科学省が2022年度の「英語教育実施状況調査」の結果を発表しました。

 

政府は2018年に、
・中3で「英検3級相当以上」
・高3で「英検準2級相当以上」
の生徒の割合を22年度中に50%以上を目標に掲げていました。

 

22年度の結果は、
・中3の英検3級相当以上が49.2%(2.2ポイントUP)
・高3の準2級相当以上が48.7%(2.6ポイントUP)
で目標には届きませんでした。

 

神奈川県の目標達成率です。
・中3生  47.0%
・高校生  55.8%

 

 

 

 

自転車の事故について

警察庁によると、自動車・二輪車・歩行者関連事故に比べ、全交通事故に占める自転車関連の事故の割合の増加が目立ちました。

 

2018年と22年の比較です、
・自転車 3.4%  ↑
・自動車 2.2 % ↓
・歩行者 1.0%  ↑

 

18~22年までの5年間で、自転車事故による小中高生の死傷者数を月別にわけると、4月から増え始め6月が最も多かったとのことです。
通学なので4月から乗り始め、慣れてきたところで油断して事故に遭う可能性があるとのことです。

 

今年の4月に改正道交法が施行され全年齢に自転車ヘルメット着用を義務付けられました。

 

警察庁によると、着用しない場合、事故時の死亡リスクが2.6倍に上がります。
18~22年までに自転車乗車中の事故で死亡した2005人のうち、主な損傷が頭部の人は1016人、このうち96.0%がヘルメットをかぶっていませんでした。

 

4月以降、ヘルメットをかぶって自転車に乗っている人を見かけるのはジョキング中にすれ違う(追い越される)ロードレーサに乗っている人だけの状況なのは以前とかわりません。

 

 

報道の自由度について

国際NGO「国生なき記者団」が2023年の「報道の自由度ランキング」を発表しました。

日本は180ヵ国中68位で、昨年の71位か順位をあげたもののG7中最下位でした。
68位は6段階中4番目で「問題な状態」のランクです。

最も上位だったのは2011年の鳩山内閣の時で11位でした。民主党内閣だからということもあるかもしれませんが、その前の麻生内閣で17位、福田内閣で27位でした。

急激にランクが落ちたのは第2次安部内閣からです。

日本の状況について、
『政治的圧力やジェンダー不平等などにより、「ジャーナリストは政府に説明責任を負わせるという役割を十分に発揮できていない』
と批判しています。

 

創造性の育成塾

新聞の記事からです。

 

日本の科学技術をリードし、世界に貢献できる人材を育てようと、理科好きの中学2年生を対象にトップレベルの研究者が授業をする夏合宿「創造性の育成塾」が受講生を募集しています。

 

・主催はNPO法人ネットジャーナリスト協会
・塾長は、五神真理化学研究所理事長
・今年で17回目
・7/30~8/3の4泊5日
・場所は東京大学本郷キャンパス
・定員は40名
・参加費、宿泊費は無料
・東京から101㌔以上離れている場合は主催者が交通費を負担

 

参加希望者は育成塾HP掲載の選考問題に取組み、応募用紙に解答や必要事項を手書きして提出する。