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小学校で学んだ英語は中学校で役立つか?①

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「小学校で学んだ英語は中学校で役立つ」と考えていた小学6年生が中学校に入ると、そう考える割合は減ることがわかりました。

 

ベネッセ教育総合研究所による調査結果です。

 

昨春、1170人の中学校1年生を対象に実施。このうちの約半数は、小学6年生だったときにも、同社の調査(2015年実施)に協力しています。

 

その結果です。

小学6年生の時に「小学校の英語の勉強は中学校で役に立つと思う」と答えた割合は、82.6%。

 

今回の中学1年生対象の調査で、「小学校での英語の勉強は中学校で役に立っている」と答えた割合は53.9%。

両者をく比べると30%近く減った計算になります。

 

この調査のアドバイザーとつとめた大学教授によりますと、

 

小学校英語はコミュニケーション活動主体で、意味が正確に解らなくても推測でどんどん進めていきます。子どもたちはコミュニケーションが成り立つと喜びを感じます。
それが、中学生に入ると、いきなり知識・技能中心の授業になり単語や文法、発音をきっちり学ぶことになります。
コミュニケーションの道具としてもことばではなく、体系としての言語がより重視されるのです。
そうした変化に子どもたちが戸惑うのは当然でしょう。

 

とあります。

 

ではどうしたらいいのでしょうか? は次回に続きます。