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国際数学オリンピックと囲碁・将棋

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ブラジルのリオデジャネイロで開催された「国際数学オリンピック」で、日本代表の6人が金、銀、銅メダルを2個ずつを獲得しました。国別順位は6位です。

 

111の国と地域から615人が参加し、18日、19日に計9時間(1日4時間半)かけて6問を解きます。
国別では1位韓国、中国、ベトナム、アメリカ、イランと続きます。
ちなみに1位の韓国は全員が金メダルとのことです。

 

国際数学オリンピックは、世界各地から数学の才能のある若者を見つけ、チャンスを与えるのが狙いです。20歳未満で大学教育を受けていないことが参加要件で各国6人まで出場できます。

 

メダルが与えられる人数はおおむね、得点の上位から
金メダル: 約8%(約50人)
銀メダル:約17%(約105人)
銅メダル:約25%(約154人)
です。

 

金メダルの1人である高谷悠太君(東京・開成高校3年)は2015年の銀、16年の金に続き3年連続のメダル獲得で、今大会は世界1位(他に2人が同得点)の快挙です。
日本人の世界1位は8年ぶりで4人目になります。

 

6問を9時間かけて解くのですから1問あたり1時間30分ですか。
囲碁や将棋の2日制のタイトル戦の持ち時間が1人9時間ですから、2日で9時間というのは物理的だけでなく、精神的にも限界なのでしょうか。
もっとも、囲碁将棋の場合は相手が考えている時間も考えているわけですからそれ以上ということになりますが。

 

囲碁将棋では2日で3~4㎏体重が落ちると聞いたことがありますが、数学オリンピックに参加した若者たちはどうだったのでしょうか。