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世界に共通の「学びに向かう力」とは?

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ベネッセ教育総合研究所は幼児期に育みたい生涯にわたって必要な力=「学びに向かう力」として次の5つの非認知スキル(点数で評価できないスキル)を定義している

 

「好奇心」
「協調性」
「自己主張」
「自己抑制」
「がんばる力」

 

同研究所が発表したところによると、「学びに向かう力」は社会文化的な環境が異なっても共通の領域で構成され、各国の母親は『好奇心』を重視する傾向にあることが分かった。

 

調査は昨年、日本・中国・インドネシア・フィンランドの都市部に住む、幼児期の子どもを持つ母親を対象に実施した。

 

6歳時点での5領域の発達状況を聞いたところ、いずれの国も『好奇心』の得点が最も高い傾向にあり、一方で「がんばる力」「自己抑制」の得点は、低い傾向にあった。

 

母親が寄り添い型の姿勢で関わるほど、子どもに「好奇心」「がんばる力」が育つという関連も見られた。