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学校がはじまる

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公立の小中学校は明日から学校がはじまります。
宿題を残している生徒はてんやわんやの1日になりそうです。

引っ越し業者ランキングサイトのアンケート調査によると、
宿題を残す県は、
1 福井県
2  富山県
で、約1/4の生徒が終わらなかったようです。

残った宿題のベストスリーです。
1.読書感想文
2.日記・絵日記
3.作品制作
塾の中学生に聞いても残っている宿題のほとんどが“社会と理科の新聞”でした。

昨今では有料で宿題を引き受ける“宿題代行業者”も活況を呈しているようです。
業者がネット上で提示している料金は、
・読書感想文は400字詰原稿用紙1枚あたり2,500円
・ポスターやイラストは1枚18,000円
・工作は1つ7,000円から
とあります。

感想文や絵画などはその年代に合わせたかきぶりにしてあるとのことなので、それを考えると妥当なところでしょうか。読書感想文は読む時間を考えると同じ小説で数人書かないと割に合わないかなと思いますが、その年の指定図書が指定されることが多いので多分重なるのでしょうね。

塾に来ていいる中学1年生は“火花”の感想文を書いたといっていました。塾にある小説を数冊よんでいたようですが最後は自分で買って決めたようです。
私も文芸春秋を購入して読んでみましたが、内容は固く難しくこれぞ純文学と感じたので、よく最後まで読んだと感心しました。

宿題代行ですが、中学受験に備えるような“教育熱が高い層からの依頼がほとんど“だそうです。
受験勉強に集中させたい親心でしょうか。

宿題ですが、欧米先進国ではほとんど無いと聞くのですが、1〜2か月間もまったく勉強しないで忘れないのでしょうか。勉強に対する取り組み方が日本を含む東アジア諸国と異なるということでしょうか。そこのところが知りたいところです。