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小学1年生の漢字「とめ、はね、はらい」で✖

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小学1年生の漢字ドリルの指導で、習字のような「とめ、はね、はらい」ができていないと全てやり直しでテストは0点-。
小学1年生の担任の指導に保護者から「厳しすぎる」という悩みが新聞社に届いたそうです。

 

厳しい指導に対する賛同意見。
・「同じタイプの厳しい先生がいたが、数年後には皆さん感謝していた」
・「高校生や大学生の指導をしているが、字が雑で読めないことがある」
・「大学教員として国語の入試の採点をした。とめがはねになっている場合や、雑で判別が難しい字も不正解」
・「小学生は基本が重要。習っていないのと、知って省くのでは意味が違う」

 

反対意見
・  鉛筆をうまく扱うには「指の筋肉が動作を覚えるような地道な練習が必要なので、厳しい指導で「書くことが嫌い」になることを懸念される
・  もう少し子どもの発達を穏やかにみまもってはどうか

 

学習指導要領には
「漢字の指導においては、学年別漢字配当表に示す漢字の字体を標準とする」とあり、漢字テストや書写では配当表通りの「とめ、はね、はらい」が求められる。ただ、実際にどこまで減点するかは「學校の判断」
と付け加えてあります。

 

文科省の見解です。
「国語ではなく、社会や理科など他教科で書いた字は『とめ、はね、はらい』ができていないと言って減点はしないという柔軟な姿勢をしめす。

 

確かに「とめ、はね、はらい」と書き順がしっかりしている小学生はいますが、書くのに時間がかかる傾向があります。中学・高校に進むとスピードがもとめられるので雑になっていくような気がします。