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月別アーカイブ: 2021年8月

小中学生の視力

文科省が毎年5~17歳に実施している学校保健統計調査の2020年度の結果が先月発表されました。

 

視力1.0未満の割合
・小学生 37.52%
・中学生 58.29%
と過去最多を更新しました。

 

視力の統計を取り始めた1979年度の結果です。
・小学生 17.91%
・中学生 35.19%
以来、右肩上がりで伸びています。

学校教育のデジタル化「GIGAスクール構想」を進める文科省は、今年3月までにほぼ全ての小中学校の児童生徒が1人1台ずつパソコンなどを使える環境を整えました。

 

視力低下を防ぐ方策として文科省は、
・画面から30cm以上離れてみる
・30分に1回は休憩して20秒以上遠くを眺める
といったやり方を各学校に指導しています。

 

近視が進行することによる様々なリスクとして日本眼科医の理事は、
「緑内障などを発症する恐れが高まり、場合によっては失明につながる。さらに転びやすくなったり仕事や趣味が制限されたりして生活の質が低下すると、うつ状態になることもある。」と語ります。

 

近年の研究結果で、屋外で日光を浴びると近視を抑制する効果があると分かってきて、日陰でも十分に効果があるそうです。1日2時間を目標に屋外で活動するのが望ましいとのことです。

中国の小中学生の詰込み教育の是正

中国政府は7月、小中学生の宿題の量を制限し、学習塾の設立を規制すると発表しました。行き過ぎた詰込み教育を是正し、児童・生徒の負担を軽減する狙いです。

 

その内容です。
・小学1.2年生では筆記式の宿題を出さないようにする
・宿題の量の目安として、3~6年生は1時間、中学生は1時間半を超えない
・代わりに家事やスポーツ、読書などを奨励する

 

・学習塾の新設は許可しない
・既存の学習塾は非営利組織とする
・大手学習塾を念頭に、株式市場で資金調達して学習塾事業に投じることを禁止

 

「学び」は自分のためにであるので本来「競争」とは関係ないものであるが、今の世の中では全て「競争」で結果を求めようとしている。

過去問

長年、たまった中学・高校の過去問を大阪の古本屋に送って処分しました。

 

200数冊あったのですが、なにせ10年以上前のものも多くあったので正直値段がつかないくても処分できればいいと思っていたのですが、新刊の新書版1冊購入できる金額で処理できました。もっとも、まだ200冊くらい残っているのですが・・・。

8月になりました

夏期講習も初旬が終わり中旬にはいります。
各自の復習も中盤に入り佳境を迎えています。

 

オリンピックも後半戦ですね。
いろいろトラブルはありますが想定内でしょうか。

 

神奈川県の甲子園代表校が決まりました。
こちらは東海大相模がコロナ感染者がでて棄権という想定外のことが起こりました。

 

ノーシードで勝ち上がった慶応高校の主将が、敗れた準決勝で横浜創学館の中堅手が大飛球をフェンスに激突しながら捕球し、慶応の追加点を許さなかったプレーに頭をさげ、「緊張した中であんなすごいプレーができる。コロナ禍で退会が開催されて感謝しかなかったが、対戦相手にも感謝した」と試合ができる両チームのプレーから感じ取っていた。
との新聞記事がありました。

 

オリンピック出場選手から開催された感謝の言葉を聞くことは寡聞にしてないのですが、勝者も敗者もそれどころではないのでしょうね。

 

コロナの感染者数は専門家が予想していたスピードを超えて増えているように思います。頼みのワクチンも重症化は防ぐ効果は高いですが、感染を止める効果は当初ほどではないようです。

 

首相からの強いメッセージもなく、オリンピックも継続されているので首都圏に緊急事態宣言が発出されても、人出はなかなかは減りません。