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英語だけ、なぜ?

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文部科学省の発表によると、全国の中学3年生のうち、国が中学卒業段階の英語力の目標としている「英検3級程度以上」に達している生徒は
2016年度 36.1%
で前年度から0.5ポイント下がったとあります。
国の目標は17年度中に50%に上げることです。

 

英検3級程度以上とありますが、実際に英検3級以上を取得した生徒の割合は18.1%で、他は英語教員が「同党の力がある」と判断した人数です。

 

高校3年生では、「英検準2級相当以上」の割合は36.4%で前年度の34.3%から上昇していますが、目標の50%にはまだ遠いとあります。

 

いつも思うのですが、英語だけ明確な数字で結果を求められるのは即実用に結びつくと考えられているからでしょうか。英語はあくまで道具にすぎませんし、全員が必要とするものではありません。
多くの日本人は日本語で考えます。母語はよりよく生きるために必要な身につけなければならないものです。
日本語の4技能を磨きたいものです。