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80年前の7月7日におこったこと

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北京郊外で旧日本軍に銃弾が撃ち込まれた盧溝橋事件から80年になります。
そして、これが8年間に及ぶ日中全面戦争の発端です。

 

中学の教科書には、
「1937年7月、北京郊外の盧溝橋付近で起こった日中両国軍の武力衝突(盧溝橋事件)をきっかけに日中戦争が始まりました。戦果は中国中部の上海に拡大し、全面戦争に発展しました。」
と記載されています。

 

この後、女性や子どもなど一般の人々や捕虜をふくむ多数の中国人を殺害した南京事件へと続きますが、南京事件の記載がない教科書もあります。

 

今日の新聞には、
「盧溝橋事件で日本軍は死傷者を出したわけではない。また、誰が発砲したのか、いまだに諸説あって不明なのである。」

 

「当時、軍部のなかでも「拡大論」と「不拡大論」の意見が二つに割れていて、首相の近衛文麿は不拡大方針だった。かつ現地で停戦協定が成立したにもかかわらず、華北への派兵が決定し、戦争拡大へと歯車は動きだした。盧溝橋事件は幾重にも謎に包まれている。それなのに戦争を始める。『愚』である。不要な戦争であった。」
とあります。

 

また、そもそもこの戦争の公式目的が「中国を懲らしめるため」である。とあります。
「~を懲らしめるため」が戦争の目的とは知りませんでした。
知らないうちに「愚」の行為が再び起きていたなんてことがないようにしたいものです。