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才能と運 偶然の役割②

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昨日の続きです。

 

もうう一つのテーマは、
「科学研究資金の最も効果的な配分方法」
についてです。

 

配分方法のモデルは、
① 研究資金をすべての科学者に均等に配分する
② 一部の科学者にランダムに配分する
③ 過去の実績の良い科学者に優先的に配分する
の三種類です。

 

最も効果が得られたのは①の均等配分です。

 

「実績のある科学者とは、過去の幸運に恵まれたということであって、将来も幸運に恵まれるとは限らない」と説明しています。

 

成功には、チャンスを逃さないことが大事です。でも、いつ,誰の元にチャンスが訪れるのかは予測できません。研究費の例から考えれば、できるだけ多くのひとがチャンスに恵まれる環境を整えることが重要です、とあります。

 

国立大学の研究費はどうなっているのでしょうか。法人化以前の①から法人化後は②になっていないでしょうか。