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十を聞いて一を知る

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中学生の国語の教材のなかで、以下の文章がありました。

 

西欧をはじめ、日本以外の文化圏では、「一を聞いて十を知る」ではなく、「十を聞いて一を知る」のである、それは、理解力が足りない、ということではない、人間同士の関係において、それだけ「十分な説明」が重要視されている、ということなのだ。

 

同じ日本民族でも世代間や男女間、地域間の違いで「一を聞いて十を知る」はとても難しくなっていると思うのですが、よく安倍首相が「詳しく説明します」と言ってその説明を未だかって一度も聞いたことが無いのですが、それに対して国民もマスコミを文句を言ったことをあまりききません。

 

日本の文化が生きているのでしょうか、それとも人間関係において「十分な説明」が重要視されていないということでしょうか。

 

教えるうえでは「一を教えるのに百を知らなければならない」と言われており、肝に銘じています。