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森村学園中等部高等部

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学園長がこの4月から変わり江川校長になりました。

 

この学校で特筆すべきことは2012年より実践している『言語技術』(Language・Arts ランゲージ・アーツ)です。

 

欧米諸国やアジア、中近東の国々では母語教育において『読む』『書く』『聞く』『話す』の4技能をバランスよく伸ばす教育が取り入れられています。しかし、日本の母語教育は明確なゴールやそこへたどり着くための方法論が確立されていません。

 

小中高校と12年間母語を習っているにも関わらず論文ひとつ書くこともできませんし、プレゼンもまともにできません。また文章(教科書)を正確に読む力さえもおぼつきません。

 

これでは、諸外国の人々との議論の場で日本人は十分に渡り合えません。
英語の四技能をいう前に、日本語で論理的に会話をしたり、文章を書くことができるのでしょうか。

 

いくら英語を学習しても母語以上のことはできませんし、話すこと以上にその中身が重要だということです。

 

言語技術の授業は中学3年間週1回ですが、そこで身についた技術は高校での学習に行かしたり(英文読解・自由英作文・プレゼン・小論文等)、大学受験に大いに役に立っているようです。