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アメリカの「八年生まで待とう」運動

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アップル社の創業者のスティブ・ジョブズ氏が存命中の2010年にアイパッドを発表したとき、ジョブズ氏は「僕の子どもたちはアイパッドを使っていないよ、うちでは子どもたちがIT機器を使うのを制限しているから」と言ったそうです。

 

2年前にアメリカテキサス州オースティン市の1人の母親が、子どもにスマホを持たせない運動「八年生まで待とう」を始め、静かに米国内で浸透し今では二万人を超える親が賛同しています。

 

その仕組みは簡単で、ネット上のサイトで「私の子どもには八年生(14歳)になるまでスマホを持たせません」と宣言することで始まり、同時に子どもの学校で同調する親を募り、10人に達したら発効します。

 

10人まとまればスマホを使わないことでいじめられる心配もないし、お互いにネットを頼らないで遊ぶことができるということです。電話など通信手段が必要な子どもはガラケーを持たせることはOKです。

 

この運動の内容もよく考えられていますね。
ジョブズ氏の考えは、スマホを持たない派にとってとても説得力のある話です。

日本でもSNSによる小学生・中学生の被害だけでなく、学習における影響面からもスマホをも持たせる是非について論じてもらいたいものです。