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共通テスト 国数記述式無期限見送り

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大学入試共通テストの国語・数学の記述式問題の無期限見送りが正式に文科大臣から発表になりました。

 

理由として、約8000人~10000万人の採点者がテスト実施直前まで決まらない、自己採点と実際の得点の不一致を大幅に減らせないことが判明したため、「受験生の不安を払拭し、安心して受験できる体制を現時点で整えることは困難だと判断した」ということです。

 

どの理由も以前から明確に解っていたことです。それをごり押しに今まで進めてきたの誰なのでしょうか。

 

ネットで配信されている野党の文科省に対する聞き取り調査をみると、これらの問題を積極的に解決しようと動いていたようには感じられません。どこかもう決まっていることだから今更変更できない、と他人事の感じさえ受けました。

 

記述式問題がなくなると全体の構成を見直す必要があります。そのままの形式でいくのかセンター方式に戻すのか、文科省の方針が待たれます。

 

誰が決めて、ごり押しで進めたのは誰なのか、議事録の公表が待たれるとともに、いったい誰のための改革だったのかはっきりしてほしいものです。受験生のためでないことは確かに思います。