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子どもの一日は大人のひと月

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前川喜平さんが新聞のコラムで書かれていました。

 

「学校の休校は、民事事業者の休業に比べて安易に扱われる傾向がある。事業者への休業補償の問題が生じないからだ。しかし休校には、子どもたちへの『教育の補償』という大きな問題がある。」

 

「子どもの一日は大人のひと月にも匹敵する。一日一日が大切な学びと育ちの時間なのだということを忘れてはならない。」

 

首相が全国一斉の休校宣言を素早く出したのに比べ、緊急事態宣言はとても躊躇したことからも経済第一主義がみてとれます。

 

「教育の補償」は十分ではないにしろ映像授業やオンライン授業などで行われていますが、「育ちの補償」はどうでしょうか。全て禁止にするのではなく何かできることはないのでしょうか。

 

この文明社会において、原発事故は「水で冷やす」、コロナウイルスは「家にいる」という原始的な対処しかないというのは何と皮肉なことでしょうか。