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少人数学級

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生徒から、なぜ日本は20学級にならないのかと聞かれました。
短期留学した先の国が20人学級でとてもよかったことを、このコロナ過で思い出したようです。

 

このコロナ過で教室内で子どもたちが「ソーシャルデスタンス」をとるための切り札となって実施されたのが「少人数学級」です。

 

教育現場にとって少人数学級は積年の願いです。
では現実はどうなっているのか、小中学の学級定員の推移です。
・かつて:50人超(私も50人超でした)
・1980年:40人
・2011年:小学1年生だけは35人
現実的には1クラス30~40人の間で運営されているようです。

 

教育現場のさらなる引き下げを拒むのは財務省で、
・子どもたちが切磋琢磨できない
・財政的に不可能
がその理由で、2014年には小学1年を再び40人学級に戻す案を示し、強い姿勢を見せています。

 

財務省が必要な教員や予算を示さないので、教育や研究者の市民団体「ゆとりある教育を求める全国の教育条件を調べる会」が、20人学級にするために必要な教員と予算を試算しました。
・教員数:10万8000人~12万5000人
・国、地方予算額:8600~9900憶

 

2016年の経済協力開発機構(OECD)の調査によると、日本の初等から高等教育の公的支出が国内総生産(GDP)に占める割合は、OECD加盟国中最低で、それを平均まで引き上げると「約7兆円」増やせるとのことです。

 

与党の公明党は、6月安倍晋三首相に30人以下の学級編成を可能とするよう提言しました。

 

予算を1兆円増やせば財務的には可能なので、野党も反対はしないでしょうからぜひ実現に向けて動いてもらいたいものです。