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日本の子ども、幸福度最低水準

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ユニセフ(国際児童基金)は3日、先進・新興国38ヵ国中に住む子どもの幸福度を調査した報告書を公表しました。

 

最新の報告書は、経済協力開発機構(OECD)と欧州連合(EC)の加盟国を国連などの統計を用いて分析し、一定のデーターが集まった38ヵ国を「精神的幸福度」「身体的幸福度」「学問・社会的スキル」の3分野で指標化しました。

 

日本は
「精神的幸福度」:37位、
「身体的幸福度」:    1位
「学問・社会的スキル」:27位
で、総合20位でした。

 

〇「精神的幸福度」:生活満足度と自殺率で指標化
1位オランダ、2位キプロス、3位スペイン

〇身体的幸福度:子どもの肥満や過体重の割合、死亡率から算出
1位日本、2位ルクセンブルグ、3位スイス

〇「学問・社会的スキル」:読解と数学力、すぐに友達ができる
1位ノルウェイ、2位スロベニア、3位オランダ

 

総合順位
1位オランダ、2位デンマーク、3位ノルウェイ、
36位米国、38位チリ

 

ちなみに、2013年の順位では日本は31ヵ国中6位でした。
(5項目で算出しているので単純比較はできませんが)

この7年8カ月の間、日本は子どもたちに対して何を求めて何をやってこなかったのでしょうか。

 

菅官房長官は安倍政治を継承するとも、「自助、共助、公助」とも言っています。
更に子どもたちに‟努力せよ”と要求するようです。