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公立中学校の運動部活動の在り方について

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標記の件について検討しているスポーツ庁の有識者会議が提言案を提出しました。

 

提言案のポイントです。
・休日の部活指導の「地域移行」を2023~25年の3年間で達成する
・実施主体は、総合型地域スポーツクラブや民間業者、プとスポーツなどを想定
・保護者の費用負担が増えるため、経済的に困窮する家庭には国や自治体による支援を検討

 

有識者会議は5月中に提言を取りまとめる予定です。

 

文化庁の有識者会議も吹奏楽や合唱などの文化部活動の地域移行について検討しており、7月に提言をまとめます。

 

地域移行は、単に部活の実施主体を学校から地域・民間に移すのではないと強調、地域の実情に応じた多様な実施主体(総合型地域スポーツクラブや民間業者、プロスポーツや大学等)による、新たな地域スポーツ環境構築の必要性を訴えています。

 

休日の地域移行がおおむね完了すれば、平日でも進めていくとのことです。

 

どうも、具体的なイメージが湧きません。
総合型地域総合クラブとは例えばコナミスポーツなどでしょうか。土日の部活は練習試合や大会が多くあったりしますので、その指導をコナミスポーツの社員がおこなうのでしょうか。

 

有識者会議の座長を務める日本学校体育研究連合会の友添秀則会長は「少子化が進む現状と、教員の働き方改革の面で、今回の提言案はこれまでの運動部活動を180度変えるものだ。日本のスポーツ振興から考えても、部活動を地域に移行することは、10年後、30年後にとって大きな意味がある」と意義を強調しました。

 

とありますが、生徒の視点が抜けているのは気になります。
押しつけにならないでしょうか。現場の先生や生徒の意見も聞いてもらいたいものです。