カテゴリー別アーカイブ: 文科省・教育委員会関連
文科省は毎年4月に全国の小学校6年生と中学3年生に実施していた全国学力調査・学力状況調査の問題を変更するようです。
A問題(知識)とB問題(活用)に分かれていた問題を一体化し、主に活用の力を測るB問題を基に作成します。
新学習指導要領では、知識と思考力などが「相互に関係し合いながら育成されるという考えに立っている」として一体化に改められるようです。
調査問題が変わるということは学校の授業内容も変わっていきます。
ついていけない子がこれ以上増えないようにしてもらいたいです。
今月17日に全国学力調査・学習調査が終了しましたが、5月には、来年度から導入する「英語」の試行調査があります。
中学3年生を対象に、「話す力」を含めた4技能を測定する予定です。
来年度からの英語の全国学力調査・学習調査の仕組みです。
○調査時期
国語・数学と同一日、「話す」のみ別日程
○調査方法
「聞く」「読む」はマークシート式
「書く」は記述式
「話す」はタブレットなどのコンピュータ利用
○問題構成
A問題(知識)とB問題(活用力)を一体的に出題
○調査時間
「聞く」「読む」「書く」は45分程度
「話す」は10分(入退出5分含む」
文科省は中学生の英語力について、CEFRで「A1」(英検3級程度)の割合を50%とする目標を掲げてきましたが、達成には至っていません。
平成29年どの英語力調査(抽出)では、
「聞く」「読む」:共に39%
「話す」:33%
「書く」:47%
となっています。
今日は全国学力・学習状況調査日です。
国公私立合わせて2万9709校の213万4000人の小学6年生と中学3年生が参加します。
国公立校は「全員参加」で私立校は希望した491校(49.8%)が参加です。
6年生は国語と算数、中学生は国語と算数、理科(3年に1度実施)で行われます。
学力テストだけでなく、生活習慣や学習意欲を尋ねる質問紙調査も実施されます。
夏休みに検討できるようにと事で今年から結果の公表が7月末になるようです。
中学3年生にとって3年前(小学6年生)との比較がわかれば、興味ぶかい結果が出るかともおもうのですが。
文科省が平成30年度からの5年間について定める時期子ども読書活動推進計画の案を発表しました。
既に、政府が本年度から読書活動のための予算を地方交付税として確保していることを踏まえ、
・新聞の配備
・蔵書の整備
・学校司書の増員
などを掲げています。
その他、幼稚園・保育所で、異年齢交流の一環として、小・中学生が乳幼児に読み聞かせを行うことの重要性などを掲げ、また、小・中学校、高校に関しては、児童・生徒同士が図書を紹介したり、同じ本を読んで語り合ったりする活動が行われることを期待するとあります。
4月中には新計画を決定する予定です。
全国学力。学習状況調査をめぐり、文科省の専門家会議が,平成31年度から国語、算数・数学について「知識」「活用」の問題を一体化して出題することで了承した、とあります。
理由は、
・新学習指導要領で知識・技能と思考力などとの相互の関係が重視されている。
・調査時間が学校現場の負担になっている
です。
A問題とB問題を一緒にして試験時間を短くするということでしょうか。
中学校の英語ですが、「聞く、読む、書く」の3技能を45分で実施した後、質問紙調査をはさんで「話すこと」を実施する案も示されたそうです。
また、次期指導要領の柱の一つとなった「学びに向かう力、人間性」を、質問紙調査だけでなく教科の問題の中で測ることも課題として挙がったようです。
教科の問題の中で人間性を測るとは、本気で考えているのでしょうか。人間性に点数をつけるとは恐ろしい気がします。
2018,19年は2020年から実施される新学習指導要領への移行装置期間であります。移行期間の小学校で扱う内容を年間指導計画の例が文科省から発表になりました。
○ 授業時間
授業時間 2018・19年 2020年~
小学3・4年 15単位時間(現0単位) 35時間単位
小学5・6年 50単位時間以上(現35単位) 70時間単位
○ 授業内容
小学3年生・・・英語でのあいさつに始まり、アルファベットの大文字の読み方になれる。色・動物などに関する英単語を導入する。
小学4年生・・・アルファベットの小文字を扱うとともに、2往復の会話ができるようにする。
小学5年生・・・アルファベットの大文字・小文字を使って単語を書き写せるようになるなど。
小学6年生・・・語順を意識しながら文を書くなど。
これらは例として示したもので、今後、修正の可能性がある、とあります。
当然ですが、“書く”が入ってきます。単語のスペルはどのように教えるのでしょうか。気になります。
女子校の説明会に行くと“理系の進学者が増えた”との説明を受けることがありますし、明確に理系進学者の割合が高いことを強調している学校もあります。
女性の理系進学者が増えていることは確かでしょうが、進学した後はどうなっているのでしょうか?
総務省が女性の研究者いついてまとめた結果があります。
2016年3月末時点で国内の企業や大学で働く女性の研究者の人数は、
13万8420人(前年から2,214人増)
研究者全体に占める割合は、
15.3%
です。
人数、割合とも過去最高で、企業では自然科学系の伸びが目立つとあります。
所属別にみますと、
大学:8万4622人(所属別の割合 26.3%)
企業:4万6282人(所属別の割合8.6%)
です。
大学の女性研究者を専門分野で見ると、
保健:3万5557人
人文・社会科学:1万8722人
です。
企業では、
機械や土木の工学:1万8722人
数学、物理の理学:1万6992人
で、理学の女性割合は前年比1.3ポイント増の13.3%で伸びが目立ったとあります。
女性の研究者の割合が30%を超えているロシア、英国に比べると、水準はまだまだ低いです。
今日は午前中に振替授業を行い、午後からは冬休みのスケジュール組みです。
私立の試験が終わって来週成績がでます。成績がでてから冬休みに入るのですが3学期制の学校では早々と宿題が大量にでています。
冬休みのスケジュールを組むのですが、公立の運動部生はほとんど時間がありません。学校は生徒たちにいつ勉強しなさいというのでしょうか。
それを裏づけるデーターがスポーツ庁が行った調査の結果からみることができます。
1週間の運動部活動の時間(分)
男子 平日 土日 合計
国立 421 240 661
公立 579 373 952
私立 384 230 614
女子 平日 土日 合計
国立 399 201 600
公立 583 384 967
私立 375 224 599
公立中・運動部は週に平均16時間活動、土日が4割占めます。土日は大会とか練習試合等で遠出することも多くあります。往復の時間は含まれているのでしょうか。
今回のスポーツ庁の調査は全国体力・運動の能力調査(小学校5年と中学2年を対象)と共に実施したもので、部活動の実態を調べる初めての全国調査で、スポーツ庁は来年度に中学と高校を対象に詳しい調査を実施し、部活動のガイドラインを作成するそうです。
どのようなガイドラインがでてくるのでしょうか。
因みに、休養日の設定状況の調査結果もあります。
学校の決まりとして休養日を設けているかとの質問の答えです。
公立中学
平日 : 週1日 56% 週2日 14% 週3日 2% 設けていない 22%
土日 : 設けていない 42%(最も多い)
県から現在の公立中学3年生の進路希望の状況の発表がありました。
2016年10月20日現在の公立高校の進路希望状況です。
近隣の学校の状況です。
学校名 希望者数(人) 募集定員(人)
大和 534 278
大和西 300 278
大和南 263 348
大和東 241 238
厚木 530 358
厚木東 351 278
海老名 1,002 398
湘南台 435 278
上鶴間 272 318
横浜翠嵐 786 358
湘南 681 358
先日ありました模試業者の説明会でも海老名高校の人気が高いとの話がありましたが、2.5倍を超えていますね。
卒業生に聞いてもよくわかりません。思わず図書館とかららぽーとなどの環境も影響しているなのかと考えてしまいます。
詳細はこちらです。
本日行われた神奈川県立高校改革における“「新たな学力向上進学重点校」とは何だ!”の説明会に行ってきました。
28年度にエントリーした学校を2か年にわたってエントリー校として17校を指定。その成果を指標に基づいて検証し、30年度に新たな学力向上進学重点校を10校ほど指定します。
3年ごとに指定しなおすそうです。
県の教育委員会の専任主幹から説明があった5つの指標です。
① 「アクティブ・ラーニング」のある教科指導等の展開、高いレベルの思考力・判断力・表現力の能力育成
② 県教育委員会が本年度から実施する生徒学力調査(2学年 国語・数学・外国語)の結果
③ 高い英語力 英語検定2級程度以上のレベルが7割以上
④ 学校の教育活動全体を通じて、豊かな人間性や社会性を育む、幅広い生徒の探究活動や部活
⑤ 難関大学への高い現役進学率
次にエントリー校からの取組みについて代表校から説明がありました。
① アクティブ・ラーニングについて-光陵高校校長
② グローバル教育について-平沼高校校長
③ 進学指導について-横浜翠嵐高校校長
最後に厚木高校の生徒によって模擬「即興型英語ディベート」がありました。
進行に関して日本語での説明はあったのですが、賛成・反対意見の陳述は全て英語でした(当然ですが)。
17のエントリー校は神奈川県の各地区のトップ校です。私立に優秀な人材が流れないように私立に負けない取り組みを県立高校も行っていくという熱意は十分に伝わってきました。
エントリー校同士の共同の取り組みもあるそうですが、各高校での取り組みは高校の説明会に参加しないと解りません。トップ校の受験を考えていらっしゃる1・2年生の保護者の方は説明会に参加されて各高校の取り組みを比較する必要がありそうです。