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日別アーカイブ: 2017年11月21日

13~15歳の青少年は、どの学校に通っているか?

このコラムを新聞で読んだ時に質問の意味がよく理解できませんでした。

 

日本の場合、答はほぼ100%中学校か高校になるからです。

 

日本を含め調査した7ヵ国の中学・高校に在籍する割合です。
・日本    100%
・韓国      74%
・アメリカ       90%
・イギリス    89%
・ドイツ    87%
・フランス   75%
・スウェーデン 81%

 

韓国では、7.8%(13人に1人)、アメリカでは4.1%(24人に1人)が大学・大学院に籍を置いています。

 

韓国、アメリカでは「飛び級」制度が普及しているのですね。
日本でも飛び級の制度はありますが、「高校に一定年数以上在籍したこと」という条件があるので、10代前半の青少年が大学に入ることはできませんし、高校からの飛び級も成功しているようには思えません。

 

飛びぬけた才能を持つ生徒にとっては中学での勉強があまりにもつまらなく無駄なため不登校になってしまうという話を聞くことがあります。

 

天才は学校教育では育たないとも言われます。

 

日本の場合、義務教育の目的が「調和のとれた人間形成」とあり、そこからなかなか抜けられないようです。