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「はじき」と「くもわ」

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小学校で教わる速さの式「はじき」と割合の式「くもわ」です。

きはじ くもわ

 

「きはじ」の「き」は距離、「は」は速さ,「じ」は時間を示します。「き」の代りに道のりの「み」を使って「みはじ」(小学校はこちらが多い)とならうこともあります。 「くもわ」の「く」は比べられる量、「も」は元の量、「わ」は割合を示します。

 

それぞれ速度、時間、距離の問題、割合の問題の答えをだす便利なツールです。近年、小学校で広く教えられているようですが、根本的な理解につながらないとの批判が強くあります。

 

教室でも両方とも使っています。ただ、くもわは小学校では習っていない生徒が多いです。

 

教える場合は、速さ=距離÷時間、割合=比べられる量÷元の量 を理解させてから他の量を求める場合は図を使って計算するように指導します。

 

それよりも、分数やわり算の意味を理解できていない生徒が多いので、そこを解決しなければ上記の図式の理解も深まりません。