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またまた、大学入試共通テストの英語民間試験について

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21日、標記について全国高等学校長協会(全高長)主催のシンポジウムが都内で行われました。

 

文科省や大学入試センター、試験実施団体の担当者が一堂に会しました。

 

全高長の萩原会長(都立西高校長)は「現場ではますます混乱が激しくなっている」と危機感をあらわにしましたが文科省は予定通りの実施に理解を求めたとあります。

 

全高長は9月に経済格差や地域格差が解消されていないなどとして延期を求める要望書を提出しました。

 

文科省担当者は全高長の意見に対し、民間試験に関する情報を集約した「大学入試英語ポータルサイト」の解説や、各大学に利用予定の早期公表を促すなどの対応を進めていると説明し、「要望書を重く受け止め、課題の解決に努めてきた」と強調しました。

 

経済格差を解消するには受験料を全額国が負担する(可能かどうかは別にして)としても、地域によって選択肢が異なるという地域格差はどのように解決するのでしょうか。

 

高校の現場ではますます混乱が激しくなっているというのは具体的にどのようなことなのでしょうか、もっと本質的な問題のことのような気がします。