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“問題を解きなさい”という言葉は小学生のときから先生に言われますが、“解く”という意味の説明があるのは中学1年生の方程式の単元だと思います。
小学生は、問題を解く=答えをだす という認識ですが、“方程式を解く”というのは“方程式を成り立たせる値(つまり解)”を求めることをいいます。
では、問題はどのようにして解くのでしょうか。
問題を解く手順を学校で教えてもらってという生徒はほとんどいない、と思います。
いろいろ説があると思いますが、基本の形としては以下のようなものではないでしょうか。
A段階
①問題文を読む
②情報を整理する
③解き方を組み立てる
④式で表す
B段階
⑤計算する
C段階
⑥確認する
⑦答えを書く
A段階が最も重要ですね。解ける生徒は単に①→④と進むのではなく常に①に戻ることを繰り返します。そしてこのステップに最も時間をかけます。特に③ですね。場合によっては一晩寝かしたりもします。
あと重要なのは⑥の確認するですね。せっかく考え方があっていても、求めよとは違う答えを書いた答案は嫌というほど目にしています。
逆に解けない生徒は、問題文を読まない(読めない)、問題文を自己流に解釈して解きます。問題を解くための情報はすべて問題文に隠されているので、行き詰ったら問題文に戻ればいいのですが、そこで終わってしまうか自己流のかってな解釈で解くかです。
この数字はどこから来たと聞くと、なんとなくそう思ったとの答えが返ってきます。
問題を解くには「思考力」と「試行力」が必要です。
東大・ベネッセ共同研究プロジェクトが「子どもの生活と学びに関する親子調査2016」の結果を発表しました。
調査は、全国の小1~高3の子ども約16,000人とその保護者が対象で、方法は郵送かインターネットの選択で行われました。
調査の主な結果です。
1.中2生と高1生は1年前よりも学習時間を減らす生徒が5~6割いる
・学習時間の平均は、小1生から中1生までに堅調に増加するものも、中1生から中2生(約96分)で8分、中3生から高1生で約31分減少する。
小学1年 41分 (保護者が回答)
小学2年 50分 ( 〃 )
小学3年 56分 ( 〃 )
小学4年 71分
小学5年 82分
小学6年 92分
中学1年 104分
中学2年 96分 -8分
中学3年 125分
高校1年 94分 -31分
高校2年 93分
高校3年 171分
高校生は勉強しませんね。
何のために高校に進学するのか、現状ではほかに限られた道しか残されていないので仕方のないところかもしれません。
勉強がしたくなった時に何歳からでも戻って来ることができるシステムになるのが一番いいと思うのですが、現状ではその方向には向いているとはいえません。
2.勉強が「嫌い」は中2で初めて半数を超え、約6割に
小学1年 21.2% (保護者が回答)
小学2年 32.1% ( 〃 )
小学3年 35.9% ( 〃 )
小学4年 26.7%
小学5年 32.1%
小学6年 31.3%
中学1年 45.5%
中学2年 57.3%
中学3年 56.3%
高校1年 61.3%
高校2年 61.2%
高校3年 56.5%
調査は同じ生徒・保護者を対象に2年かけて行っています。
小3→小4で嫌いな割合が減っているのは意外です。抽象的な内容が増えていく学年なので逆に増加してもおかしくないのですが。
中1で14%増えるのは小学校と比べて量は増え質も上がるので予想される結果ですが、中2で12%増えているのはその流れでしょうか。
勉強が嫌いになる割合に比べて少ないですが、勉強が好きになった生徒も各学年で少なからずおります。その理由や取り組み方の興味深いデータもあります。それにつきましては別の日に書きます。この項続きます。
4月から東急の2階以上の店舗が長期の改装に入って3階の文教堂もしまってしまいました。文教堂は駅ビルのエトモの2階にもあるのですが、そこには参考書や問題集がおいてありません。
問題集とかはいつも東急の文教堂に買いに行っていたので、エトモの文教堂に教材がおいていないことに昨日初めて気づきました。
これってかなり深刻な問題なのです。
つきみ野の駅周辺にも大きい本屋さんは見当たりませんし、中央林間近辺の皆さんはどうされるのでしょうか。
市立南高校附属中学が公立中高一貫校が開講して2012年度から取り入れた英語教育における先進的な取り組み、通称「5ラウンド方式」です。
5ラウンド方式とは、1冊の教科書を1年間に5回繰り返し、段階的に制度をあげていくスパイラル学習です。
1周目:CDで繰り返し音声を聞き、聞き取ったストーリーに合わせてピクチャーカードを並び換え、音声のみで教科書の内容を理解する。その際、単語や文法などはほとんど解説しない。
2周目:音声を聞きながら教科書の英文を追い、音と文字を一致させる。
3周目:これまで耳からインプットしてきたことを音に出す音読。CDの音声をまねて、発音やイントネーションにも気を付ける。さらに、読み取ったことを書く、ライティングにも取り組む。
4周目:聞き取った音声をもとに、教科書の英文に設けられた空欄を埋めていく「穴あきリーディング」に取り組む。
5周目:教科書のストーリーを自分の言葉で伝える「Retelling(自分の言葉でわかりやく繰り返す)」を行い、ノートに書くライティングに取り組む。
授業のスピードは速く、回を追うごとに精度を高めていき、量から質へ、「内容を理解する」インプットから「自分の言葉で表現する」アウトプットへと徐々にステップアップしていく。
新出の単語などを黒板に書きだすこともあるが、発音を中心に簡単に説明するにとどまり、文法についてはほとんど説明しないが、躓きやすいポイントについては1周目や2週目であっても文法の説明を補う。
最初から質、つまり制度を求めず、初めは音声中心でおおまかな意味理解が出来ることを目標とする。文字は正確さを伴うため、初めから書かせると苦手意識がうまれやすくなり、意欲がさがるので音声を繰り返し聞いて内容を理解するところからはじめ、段階的に制度をあげ、スピーキング、ライティングでの発信できる力をつけていく。
結果ですが、中3卒業時点で学年の85%以上が英検準2級以上を取得しています。
その教育効果の高さを理解した熊谷市(埼玉県)は、平成28年から市内の全ての公立中学校で導入に踏み切っています。
横浜市では、平成29年度に向けた「英語教育協力研究校」を2校設置しモデル校として2校が選ばれています。
最初は音声だけで取り組み、徐々に精度を上げていく方法は生徒にとってはとても取り組みやすいように思われます。最初から精度を求められると嫌になってしまうのも当然かもしれません。
一般の公立中学校での取り組みがとても注目です。先生方の熱意や生徒の学力差を乗り越えてぜひ成功させてもらいたいものです。
このところ、毎日のように私立中学・高校の説明会の案内状が届きます。時間が許す限り出席したいのですが、今年は少し厳選して出席させていただこうと思っています。
校長先生のお話が伺えるのが一番の目的ですが、各学校のアクティブラーニングに対する考え方や取り組み具合を確認するのも楽しみです。
今年は秋になったらあまり参加していなかった公立高校の説明会にも足を運んでみようかと考えています。
今日の午前中は関内で行われた「公中検情報セミナー」に出席してきました。
講師は大原予備校の先生でしたが、話の内容が具体的でとても参考になりました。
例えば、受かるだけだと過去問をどんどん解かせばいいが、問題は受かった後伸びるかどうかが重要である 等。
受かって伸びるための五つの条件
①面倒くさいことができるかどうか→アナログ的試行力
②親と一緒に→家庭の協力が必要
③試行力→考える思考力よりも手をうごかす
④正しいやり方を身につける→成長する
⑤受験の神様はいると信ずる→直前まで全力で取り組む
適性検査問題を解くには手を動かして考えるアナログ的試行力や生活上でのいろいろな体験や経験が重要との話でした。
しかし、このことは公立一貫校の受験者だけに必要なことではなく、子供達全員に言えることではないかと思いました。
他にも東京の一貫校の校長先生の生の情報などがあって参考になりました。
サクラが散りすっかり葉桜になった木と今まさに散りゆくサクラの木とが並んでいる木々の下をゆっくりと歩いて駅に向かいました。
サクラの花びらが舞い落ちるとというよりも、右斜め下に圧倒的な量で一直線に流れゆく姿はとても見ごたえのある美しさでした。
流れゆくサクラの木の道を挟んだ向かい側には鯉のぼりが風にそよいでいました。暖かく穏やかな青空と鯉のぼりはとても似合っていました。
ゴールデンウィークをはさんで1ヵ月後から中間試験が始まります。
まずは掃除をして1日いや1週間の始まりです。
13日、文科省から大学入試センター試験に代わって2020年から導入される「大学入試希望者学力評価テスト」の原案が発表になりました。
英語
①英検、TOIEC、TOEFLのような民間試験を活用
②成績は点数でなくCEFR(欧州言語共通参照枠)という国際標準枠に対応した6段階表示を検討→受験回数は高3以降の4月~12月の2回まで。
③今のセンター試験の2技能の試験は23年まで併存させ、廃止。
国語
①記述式の大問は、80~120字程度の問題を含め3問程度出題。
②採点はセンターが民間業者に委託。
③試験時間は今の80分から100分程度に延ばす。
④結果は段階別表示を検討。
課題
①全体の難易度をどう設定するか。
②受験生が2次試験の出願のために、自己採点できるかどうか。
③国語の採点を委託する民間業者が質の高い採点者を確保できるかどうか。
④民間の英語4技能試験は学習指導要領に沿ったものか確認が必要。
⑤英語検定の対する機会均等をはかる必要がある→地方の生徒は受験機会が少ない。
⑥コストの問題。現12,000円(2教科以下),18,000円(3教科以上)が高くなる可能性がある。
⑦記述式問題が高校や大学が期待する思考力や表現力などをどこまで測れるか。
⑧各大学が採用するかどうかの判断のためにも、テスト全体の設問のレベルが早めに示される必要がある。
実施は今の中学3年生からです。高2まで英検などを取得した生徒は高3になるともう一度受験する必要がありそうです。
他の教科などはどのようになるのか、例題を見てみないとどれだけ変わるのかわかりませんが、英検は受験していた方が良さそうですね。
2017年度の思考力検定についてのご案内+申込用紙が届きました。
小学生、中学生には配布いたします。
思考力検定問題は毎年4月に小学6年生・中学3年生対象に全国一斉に文科省が行う学力検査のB問題、および公立中高一貫校の適性検査問題の対策になります。
公立高校の入試問題の各教科の結果概要を見ましても基礎知識問題はよく解けているが、思考力、判断力、表現力が問われる複合的な問題の正答率は低いとあります。
小学生のうちから思考力、判断力、表現力を鍛えることは高校入試、大学入試のみならず社会にでてからの「生きる力」につながっていきます。
2017年度の思考力検定の実施日です。
第1回 6/24(土) 申込締切 5/25(木
第2回 11/11(土) 申込締切 10/12(木)
第3回 2/17(土) 申込締切 1/18(木)
ご兄弟、塾外生も受験できますので下記までご連絡ください。
046-271-5122
先週、中3の社会の授業で明治維新の廃藩置県を行いました。
廃藩置県は明治維新の象徴的な出来事ですが、明治4年(1871年)に行われた時は3府(東京・大阪・京都)302県だったそうです。明治9年(1876年)までに何度かの変更を経て3府35県まで統合されました。その後少し戻して明治21年(1888年)に現在につながる47区分が確定しました。
その後の変遷です。
明治12年(1879年) 琉球藩を廃止沖縄県を設置
明治23年(1890年) 府県制制定で1庁(北海道庁)3府43県
昭和18年(1943年) 東京府が東京都に
昭和22年(1947年) 地方自治法制定に伴い北海道庁→北海道
昭和27年(1952年) 沖縄が米軍の施政下に
昭和46年(1972年) 沖縄が復帰、1都1道2府43県
これだけ見ても北海道と沖縄は特別だったんですね。真珠湾攻撃が1941年12月8日なので東京都になったのは意外と最近で太平洋戦争真っ只中だったんですね。知りませんでした。
さて、神奈川県の県名の由来ですが、横浜市を流れていた「神無川」に由来するとされるが、古くは神名川、神奈河などとも書かれたとあります。
また、金川、狩野川にちなむともあります。う・・・ん、少し縁を感じます。偶然ですが。