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月別アーカイブ: 2017年6月

昼間が一番長い日とお知らせ

今年の夏至は明21日ですが、実は昼間が一番長い日は今日であるとラジオのナビゲータが言っていたのですが、理由は聞き逃しましたのでわかりません。

 

昼間が一番長い(太陽の光が当たっている時間が長い)のですから最も気温が高くなるはずですが、そうはなりませんね。

 

この理屈はわかります。1日で考えると太陽高度が最も高くなる(地面に垂直の位置にくるのでもっとも強い光が地面にあたる)のはお昼の12時頃ですが、気温が最も高くなるのはその1から2時間語の14時頃です。

 

これは地面が温まって放射熱をだすからですね。
これと同じ理屈で夏至の1~2か月後が最も気温が高くなります。

 

知りませんでしたが、夏至には関西では蛸を関東では小麦粉で作った焼き餅を食べる習慣があるそうですが、蛸を食べて元気をつけたいですね。

 

今日は午後1:30~5:30頃まで教室を留守にしますので、よろしくお願いいたします。

新たな高等教育機関「専門職大学」「専門職短期大学」

5月24日、学校教育法の改正案が参議院本会議で可決、成立しました。

 

l改正案は2年後の2019年4月1日より施行され新たに「専門職大学」と「専門職短期大学」が設置できるようになります。

 

改正案の背景ですが、
・新たな価値を創造することができる専門職業人の養成が急務
・大学進学自体は評価され、職業教育は低く見られる風潮
があげられます。

 

「専門職大学」と「専門職短期大学」は、大学レベルの知識を実践的は職業能力を共に身につける人材の育成を目的としており、技術と学問の双方の教育を行う中で、特に技術の教育を充実させ強みを持たせるとあります。

 

そのため、実習を強化して卒業単位の3〜4割以上を実習に充て、長期の企業内実習をなども行います。

 

就業年数は 「専門職大学」が4年、「専門職短期大学」が2年または3年です。社会人が学びやすいように 「専門職大学」の前期・後期の家庭区分、実務経験の単位認定などの仕組みを設けます。

 

設置形態ですが、
○一部の学部・学科を転換させるなど大学・短期大学が新たな期間を併設する
○設置基準を満たした専門学校が衣替えする
ことが考えられます。

 

従来、企業が社内で育てていた人材を国が肩代わりする感じがしないでもないですが、高校卒業生の進学選択が増えるのはいいことだと思います。

 

具体的にどのような専門職になるのか今一つピンとこないところがあるのですが、高い社会的評価を得るような人材を輩出するようになってもらいたいものです。

修学旅行とスポーツ大会

先週と今週の土日月は公立中学校の修学旅行です。京都・奈良へ2泊3日の旅行です。荷物は前もってトラックで送ってしまうので小さなバックひとつの気軽な旅です。

 

まずは天気が良くてよかったです(近畿方面はどうでしょうか)。週末は中学3年生がいないので、他学年の試験対策を行います。

 

3年生は来週の火・水が振替休日なのでそこで行います。修学旅行から帰ってきて1週間後に期末試験は厳しいですが、頭を切り替えてもらいます。

 

電車にのることが日々の出来事になっている生徒たちにとっても新幹線に乗ることは非日常のことでしょうか。修学旅行の思い出はどのようなものになるのでしょうか。
見学した神社仏閣の記憶よりも友達との団体行動の方が強く印象に残るのは昔と同じでしょうか。

 

私立高校生はスポーツ大会です。昨日生徒に聞くと、リレーと1500mに出場するそうです。花形選手とは知りませんでした。
速く走るということは気持ちがいいでしょうね(絶対)。

高校入試研究会

今日は湘南台文化センターで行われた“高校入試研究会”に参加してきました。

 

今年の2月実施の公立高校の結果の分析が主な内容ですが、私立高校の動きについてもありました。

 

今年はマークシート方式になったのと学力検査の得点と面接点、特色検査の得点が全員に開示されましたので、より精度の高いデータが集まったのと今まで集まりにくかった高校のデータも集まりました。

 

公立高校入試の大きな変更点ですが、
○ 2018年の入試から学力検査の予備日(インフルなどで受験できなかった生徒のため)が設けられます。
○ 2018年に新たな学力向上進学重点校が発表になります。5校程度はないかとの予想もありました。

 

 

その他、発表者が足で集めた情報も多々あり、3時間の長丁場でしたがとても参考になりました。

桜美林中学・高校説明会に参加してきました

本日は桜美林中学・高等学校の説明会に参加してきました。

 

桜美林学園は、1921年に中国・北京で創立された崇貞学園にその沿革をさかのぼることができ、今年で創立96年になり、4年後は100周年です。

 

100年前というと、日本に来たキリスト教の宣教師が日本の女性にも学問が必要ということで多くの女学校を設立しましたが、その頃日本から中国に渡って同じように中国に学校を開いたキリスト教徒の日本人がいたということは驚きです。

 

桜美林学園ですが、町田に設立して71年目で今年の4月にユネスコスクールに加盟しています。

 

ユネスコスクールとはユネスコ憲章に示されたユネスコの理念を実現するため、平和や国際的な連携を実践する学校です。

 

説明会で話されました特徴的な内容です。
中学・高校について
・中学で第二外国語としてコリア語が中国語を選択
・中入生と高入生は6年間別々のクラスですが、生徒から一緒のクラスとの要望があり、検討中
・中学で使用する教科書ですが、英語はトレジャー、数学は体系数学で中3から数ⅠAにはいる
・中入生の比率のかたよりは少ないが、高入生は東京:神奈川=30:69で偏りが見られる

 

今年の進学実績について
・浪人比率は11.7%
・一般受験:推薦=3:1
・国公立合格 25名(中入生11名、高入生14名)
・桜美林大学進学者は5~10%、進学基準が若干下がったそうです

 

総合力評価テストについて
2017年度から実施、一期生は9名の入学者でこのテストは落ちたが一般受験で合格して3名入学しているそうです。

予想した意外の答えがあり高得点を与えたそうです。因みに作文はださないそうです。

 

大学が同じ敷地内にあるので、淵野辺駅から随時スクールバスが出ていて10分弱で着きますので非常に便利です。

夏期チラシ

夏期のチラシができました。

 

今回は新聞の折り込みをやめて業者に頼んでポスティングにしようかと考えております。

 

夏期チラシ表夏期チラシ裏

重かった!!

昨日は午後、新宿で行われたセミナー2017&教材・教具フェアに行ってきました。

確認したいことが2点ありました。

① プログラミング教育で小学生に求めるものは何か
② 神奈川県の高校入試の特色検査対策で中学1年、2年生用の教材がないか。

 

結果ですが、
① 教材屋さんに確認したところ問題解決能力ということでした。その答えは意外なところもありましたが、納得できました。国が求めるものはなにかもう一度確認してみる必要がありそうです。

② これは、あまり期待していなかったのですが予想通りありませんでした。しかし特色検査的な問題は受験に関係なく取り組む必要があると思うのですが。
全国的に思考力を試す出題が増えてきているのですから。

 

セミナーもとても面白く、今後の教育に関してとても示唆に富んだ内容でした。

 

ただ、展示されていた教材・教具の企業が30社あり、それプラス展示されていない企業の資料も配られたので新宿から持ち帰るのがとても大変でした。

補強授業と「教材・文具フェア2017」

今日は午前中に1コマ補習授業を行なった後、午後から新宿で行われる「教材・教具フェア2017」に行ってきます。

 

6月はスポーツ大会やキャンプ、修学旅行と大きな学校行事があります。その影響で先週はほとんど進まなかったのに今週はとんでもなく進んでいたりしていて、驚かされます。

 

学校の進捗に関係なく進めばいいのではないかと思いますが、個別指導だと一概にそうはいかないのが難点であり利点です。

 

そういう訳で今日も朝1コマ補強授業を行ないます。

 

初見の問題を解けるようになるために?

数学の定期テストの問題で初見(初めて見るような)の問題を解くのは難しい。じっくり考える時間がないからである。

 

とはいっても80点を目指す人は捨てることはできるが、95点以上目指す人は捨てるわけにはいかない。

 

ではどうするか、
①ありとあらゆる問題を解き、初見の問題が無いようにする。
②解らない問題をすぐにあきらめるのではなく、とことん粘って、時には日を改めて解きなおす。

 

②で対処してもらいたいが多くは①で済ませて一通りやったのでと自信たっぷりに挑んで撃沈する。

 

でも、初見の問題は出題されないと言っていい。解ける生徒は問題を読んで、これはあの問題と同じだと根本でつながっていることを見抜くことができる問題だからである。

 

見抜くことのできない生徒は習っていないと不平を言うことになる。

 

でも、本当は解き方がわからないのでは無く、問題の意味を読み取ることが出来ないことが多いのである。

 

常日頃から、図を書いて何回も問題を読み返して苦闘するしかないでしょう。もちろん数学だけではないのはいうまでもありません。

全県模試の結果が届きました

5月28日(日)に行いました中3の全県模試の結果が返却されました。

 

まだ、各自志望校がはっきり確定してはいませんが、合格点に達している者,ほど遠い者といろいろいますがやはり基礎力不足が目につきます。

 

理解して解くというより処理して解いて正解ならOKで済ませていると、模試では解けない・間違うということがでてきます。

 

具体的な数字で与えられた問題は解けても、その数字が文字(a、b、c等)になると解けなくなる生徒がいます。この場合も理解しているというより処理していると言えるかもしれません。