中学受験生の国語の授業の題材に日野原重明さんのことが取り上げられていました。
日野原さんは105歳まで現役を貫いて亡くなった聖路加国際病院の院長先生です。
知らなかったのですが、日野原先生は58歳のとき、1970年に起こったよど号ハイジャック事件で人質になった乗客の一人だったそうです。
無事帰還されてから、国民の健康と「生活の質」を守る財団を設立されました。
その財団の理念として、「生きることではなく、よく生きることこそ、何よりも大切にしなければならない」という古代ギリシャの哲学者の言葉を掲げました。
日野原さんは高齢化する社会でくらす老人たちに向けて「よく生きること」を呼びかけ、老いを否定的に考えることはないと伝え続けました。
あなたはこれからの人生において、どのように「よりよく生きること」を心がけたいと考えるか、具体的に200字で書きなさい、というのが小学6年生に対する設問です。
小学生にとっては何をどう書いていいのかなかなかピントが合わない設問なので、将来何になりたいか、そのためには何をしなければいけないかを書いたらどうかというアドバイスをしたのですが、終わってから、日野原さんの考えた「よく生きること」とはそういうことだったのだろうかと考えてしまいました。
高2のU君が現代文の内容がわからないとプリントを持ってきました。学校で講義を受けているので説明はされているはずですがあまり理解ができていないようです。
現代文の場合は授業の前日にざっと読んで、何について書かれたものかを頭に入れておくだけで授業で聞いたことの理解度がかなり違うのですが、なかなか実行できていないようです。
先週、カナダへ修学旅行に行っていたSさんがお土産を持って授業に来ました。
いろいろ大変ななかでも塾のことを思い出してくれたのはもったいなく、気を使わないで大いに楽しんで来てほしいという思いもありますが、ありがたいことです。
カナダといえば、大麻の嗜好使用が認める法律が施行されたばかりなので、聞いてみると「買ってはダメ」と言われてとのことです。
外国でも日本の法律は適用されるので、日本人は所持はもちろん楽しむことも法律違反です。
朝、ジョギングの途中で久しぶりに見た富士山はすっかり雪化粧していました。
あの暑かった夏が懐かしくなることはさすがにありませんが、秋はかなり深くなっているのを感じます。
午後、中央林間の駅を降りるとポケモンGOをやっているらしい人々が20人ほどたむろしていました。このところ毎週のように見受けられますが、私にとっては不思議な光景です。
今週からN大三高、T等々力高、H実践高の3つの高校の中間試験がはじまります。
午前中の用事が延期になったので、ららぽーと横浜の東急ハンズへ手帳を買いに行きました。
毎年、ユナイテッドビーズ株式会社が出しているMaster PlanというB6サイズのバーティカルタイプ(時間が縦になっているもの)のものを使っているのですが、店頭に並んでいなくて店員さんに話したらバックヤードから出してきてくれました。
手帳は10月から始まっているものなので当然店頭に並んでいてもよさそうなのですが、あまり売れていないのでしょうか。色も黒と赤の2種類しかなく、去年までは5~6種類あったので来年は大丈夫か不安を感じました。
11時過ぎに中央林間駅に着いたら、駅前は仮装した子どもたちであふれていました。
昨日、駒澤大高校の説明会に参加してきました。
開校70周年で、10年前は他大学進学者は10%でしたが、現在は25%です。
今年は神奈川県からの受験者が減少しました。
原因は桐蔭学園の入試改革による入学者の増加と神奈川県の学費無償化政策の影響だろうということです。
駒澤大学への推薦基準は、1~3年の成績が3.0以上で2年3月と3年11月の実力試験を受験することです。実力試験の結果は問わないそうです。
私大合格者の厳格化の影響ですが、推薦枠に変化はありませんが、一般受験で入学する生徒が増加しました。
他大学が難しくなったことによる影響と考えられるとのことです。
藤原文科政務次官が就任の挨拶で職員に約束してほしいこととして、
① 議論すべきことは議論して自分の意見をいう
② 議論し上司が決めたことに従う
③ 議論のプロセスを外にださない
の3つをあげました。
議論して決めるのではなく、議論して上司が決めるのですね。俺の言うことを聞け、ですね。
何のために議論するのでしょう。
議論のプロセスを外にださない、とはどういうことでしょうか。
無くてもいいような議事録しか作るなということでしょうか。
外に出すと都合の悪い決め方でもするのでしょうか。
この人は、いったいどこを向いているのでしょう。
国民・子どもたちを向いていないことだけは確かなようです。
OECD(経済協力開発機構)の最新の教育白書が発表され、日本の公的教育支出の対ODP比は2.93%で、OECD加盟国中では最も低い(2015年)。

1ドル110円とすると、日本は子ども・若者1人に年間50万円ほど支出している。最高のノルウェーは1万5095ドル(166万円)である。
日本との差額は110万円以上だが、わが国ではその分を家計が負担している。
また、子ども・若者1人当たりの公的教育費は、この5年間(2010年から15年)で6810ドル(74万9100円)から、4497ドル(49万4670円)に減少している。減少率は主要国で最も大きい。
教育費の家計負担は限界にきています。
このままでは少子化に拍車がかかります。
経団連が就職活動の時期を定めた指針を2021年春入社の学生(現大学2年生)から廃止することを決めました。
政府は関係各省庁連絡会議で現大学2年生は現行の就活ルールを守るようにと取り決めましたが、企業はどの程度守るでしょうか?
2016年に決められ17年に一部変更になった現行の就活ルールの内容です。
・説明会などの「広報活動」:3年生の3月に解禁
・面 接などの「先行活動」:4年生の6月に解禁
・内 定:4年生の10月
現実はどうなっているのでしょうか?
文科省が10日に2018年度の就職・採用活動調査結果を発表しました。調査は文科省が大学関連団体などで構成する就職問題懇談会と7~8月に実施、無作為に抽出した全国2500社に調査票を送り。1012社から有効回答を得ました。
その結果です。
○6月より前に採用選考活動を始めた企業
・大企業(従業員300人以上) 58.1%
・中小企業(従業員300人未満) 66.3%
○6月より前に内々定を出し始めた企業 47.2%(前年比7.6%増)
○就職や採用が売り手市場と認識している企業 94.0%(前年比1.0%増)
夏休みあけてから企業の説明会に参加している大学3年生の講師に聞くと、説明会に行く学生と行かない学生に分かれるそうです。行かない人は全く行かないと言っていました。また、就活ルールがなくなると困る、どのように活動していいかわからないと言っていました。
企業への情報収集で学業どころではなくなる心配もあります。
学生の本音だと思います。
大学入試センター試験は2020年度に「大学入試共通テスト」に変わりますが、英語は「読む・聞く・話す・書く」の四技能を適切に評価するために民間の検定試験を活用します。
それを受けて国立大学協会(国大協)は、去年の11月この方針に応じて共通テストと民間検定の両方を全受験生に課すとして基本方針をまとめました。
国大協は今年の3月、検定試験の使い方は大学側が「主体的に判断」するとのガイドラインを発表しました。しかし、このガイドラインに強制力はありません。
東大ですが、今年3月では「(検定を)現時点で入試に用いるのは拙速だ」としていましたが、4月の声明では「十分な検証が必要」としてワーキンググループで検討するとしました。
そして、今年の9月に明確な方針を発表しました。
それによりますと、出願資格を国大協と同じA2(英検準2~2級程度)以上とするが、同等の英語力があると記された高校の調査書でも代用できる、とあります。
つまり、検定の成績を提出しなくても受験を可能にしました。
A2レベルのは東大受験者としては高くなく、「入学後の教育を受けるために必要なレベルの英語力は2次試験で問う」としました。
高校側の判定ですが、東大は今後、高校関係者と話し合いを始め、詳しい出願要件を12月に公表するそうです。
東大は、聞き取るための総合力(基礎力)が重要で、4技能均等をすすめると結果的に「英語力が落ちる」 ことと、事実上の入試民営化になることを危惧しているようです。