今日から公立中学校の中間試験が始まりますし、明日からは公立高校も始まります。
公立中学校は学校によって1週間の開きはありますが、1日で5教科行う学校と通常の中間試験と同じ2日に分けて行うところと分かれます。
1日で終えるところは、試験時間が30分と短くなっています。
まだ5月の中旬ですが、7月の梅雨明けのような蒸し暑い気候です。
今日は午前中「麻布大付属高等学校」の説明会に参加してきました。
数年前は定員割れも続いていたのですが、2015年・2016年と定員の倍近くの入学者あり、2017年から併願基準をあげました。
今年は例年の歩留まり率より下がって入学者が減少しました。歩留まり率が下がった理由はわからないとのことでした。
高校の説明会は併願基準がはっきりする秋に行う学校が多いのですが、当校が5月に実施したのは2019年に立ち上げる新規事業の周知を早めに行うのが目的かと思われます。
新規事業ですが、特進・進学の2クラスからS特進クラスを増やすということと2020年の大学入試改革に対応する内容になっています。
トップ層の学力が他の層と開きがでてきたのと、保護者の求めるものに変化がでてきたので、それに対応するためにS特進クラスをつくるということでした。
定期試験改革として、
・年5回実施から年4回実施へ(授業時間の確保が主な理由)
・定期試験間の授業週数が均等になるよう調整
・50分試験から60分へ(大学入試の時間に対応)
・思考力・判断力・表現力を問う問題を必ず出題(全教科2017年から実施)
があげられていました。
説明会後大学の食堂で大学生に混じって昼食をいただきました。
麦ごはんでとても美味しかったです。
今日は4校の中学・高校一貫校の説明会の案内書が届きました。時期とはいえ4校は珍しいです。
それと神奈川工科大学の先生が総合案内書と塾・予備校向け大学説明会のパンフをもって見えられました。
国の指導として、・定員厳守 ・高大接続改革 の2点が厳しいとのことです。
神奈川工科大学の特長として、留学生が多いことと日本全国から学生が集まる(神奈川3、東京と静岡が各1、他の5が全国各地)とのことでした。
工科大学なので目標を明確にもって入学する生徒が伸びるとのことでした。
以前に生徒が何のために「働き方改革」を行うのか分からないと言っていたのを新聞をみて思い出しました。
昨日の新聞の社説の内容です。
経営者が働きやすい環境に努めれば生産性が向上する-それは理想論ではなく、米国の心理学者三人の共同研究(『幸福は成功を導くか、2005年」)はその答えを証明しました。
それによりますと、「幸福度の高い従業員は、そうでない従業員に比べて生産性は30%、営業実績は37%、創造性に至っては三倍も高い」そうです。
生産性をあげるのであれば、売り上げをあげなければならないし、そのためには創造性を高める必要がありますが、改革案にはそのかけらも見えません。
経営者は人件費を削減して瞬間の利益を高めるのではなく、従業員の環境を働きやすくすることにお金を使って社員の創造性を高めてもらいたいものです。
今週末から中間試験が始まります。
午前中の授業は講師に任せましたが、午後からは自習と夕方からの授業で教室をあけました。
今週の世の中の動きです。
15日(火)
・原子力規制委員会が九州電力玄海原発3号機の最終検査(~16日)
・Jリーグ戦開幕25周
16日(水)
・1〜3月期の国内総生産(GDP)速報値(内閣府)
17日(木)
・旧優生保護法下の不妊手術を巡り男女4人が損害賠償提訴(東京都ほか)
18日(金)
・「太平洋・島サミット」首脳会議(~19日 福井県いわき市)
・独ロ首脳会談(ロシア ソチ)
・憲法9条を詠んだ俳句の掲載拒否を巡り作者がさいたま市に求めた損害賠償訴訟の控訴審判決(東京高裁)
19日(土)
・ヘンリー米王子と米女優メーガン・マークルさんの結婚式(ロンドン郊外 ウィンザー城)
20日(日)
・成田空港開港40周年
5月Ⅰ日~9月30日の期間はスクールIEのクールビズ期間でノーネクタイ可になっています。
自分は首回りが細いのでノーネクタイだとだらしなくなるのと、子どもたちに室温をあわせるとネクタイをしていても苦にならないので去年までは導入していなかったのですが、さて今年はどうしましょうか。
今日は自修館中等教育学校の説明会に参加してきました。
小田急線の愛甲石田駅から徒歩18分ぐらいところにあります。
創立20周年でしたが、今年は厳しい受験だったとのころです。
この学校の3つの特長は「探究」「EQ」「グローバル」ですが、なんといっても中学1年生から高校1年生までの探究の授業にあると思います。
創立時から取り入れているとのことですが、すばらしい先見の目だと思います。時代がやっと追いついてきた感じです。
1年でテーマを決めカテゴリー別にゼミを組み「探究」活動を開始し、2・3年でテーマを掘り下げ考えをまとめる。4年生で「探究修論・発表」2万字(原稿用紙50枚)にまとめるそうです。
同じような研究発表は他の学校でもあると思いますが、4年間かけるのは聞いたことありません。中等教育学校でないとできないことです。
数値化しにくい能力ですが、この経験は大学、社会にでて大いに役立つと思います。
さらに掘り下げて研究したい生徒に対しては、5・6年生の選択「探究」授業があります。今年度は5名選択しているそうです。
来年度から「探究」入試を始めるそうです。県立中高一貫校入試の適性検査型入試で6割で合格とのことでした。
今日の午前中は横浜駅西口にあります神奈川学園中学の説明会に参加してきました。
去年まで建設中でした入口右の創立100年の記念ホールが完成していました。
校長先生が変わりました。創立104年9代目で初めての女性校長ということで、初めに女性校長について世界と日本との比較を話されました。
2014年のデータですが、世界との中学校の女性教師・校長の比較です。
・ 女性教師 女性校長
日本 39% 6%
世界 60% 40~60%
日本で女性校長の比率が低いということです。話を伺いながら、女子校の男の校長はいても、男子校の女性校長は聞いたことがないと思いました。
ここ1〜2年の難関大学進学実績が苦戦していますが、その理由として2点挙げられていました。
・大学の合格数の厳格化
・2020年対応が不十分
今年は受験生を数を減らしたということですが、交通の便もよく何のために学び続けるのかを常に考えさせ、安心して預けることができる学校との印象を受けたので、何故だろうと考えてしまいました。
何か、強烈な個性が必要ということでしょうか。
昨日の続きです。
もうう一つのテーマは、
「科学研究資金の最も効果的な配分方法」
についてです。
配分方法のモデルは、
① 研究資金をすべての科学者に均等に配分する
② 一部の科学者にランダムに配分する
③ 過去の実績の良い科学者に優先的に配分する
の三種類です。
最も効果が得られたのは①の均等配分です。
「実績のある科学者とは、過去の幸運に恵まれたということであって、将来も幸運に恵まれるとは限らない」と説明しています。
成功には、チャンスを逃さないことが大事です。でも、いつ,誰の元にチャンスが訪れるのかは予測できません。研究費の例から考えれば、できるだけ多くのひとがチャンスに恵まれる環境を整えることが重要です、とあります。
国立大学の研究費はどうなっているのでしょうか。法人化以前の①から法人化後は②になっていないでしょうか。
昨日の東京新聞の社説の内容が興味深かったです。
成功を収める人は、優れた才能を持つ人だけなのか、どうか?です。
イタリア・カターニア大学のプルチーノ准教授らの“さまざまな人生をシュミレーションした”研究論文がアメリカの科学技術雑誌に紹介されました。
タイトルは「才能と運 成功と失敗における偶然の役割」です。
内容は、技術や知能、能力を平均よりも高く持っている人やそうでない人、平均的な人が、40年間の勤務生活の中でランダムに幸運な出来事に出合うと、資産がどのように増減するかを調べる、というものです。
実験を繰り返したが、結果は毎回、現実世界と同じように上位20%の人が資産全体の80%を占めたそうです。
その上位20%に入った人は、
「たいていの場合、最も才能のある人ではなく、遠く及ばない人も入っていた」です。
一方、それぞれの幸運・不運の出来事を比較すると、最も幸運な人たちは上位20%に入っていて、資産の少ない人は最も不運な人だった、とあります。
結論です。
『最も裕福な人々は(ある程度の才能はあるものの)最も才能のある人ではなく、最も幸運だったのだ。』
40年に追跡調査ですか、それぞれの人の幸運な出来事と不運な出来事はどのように判断するのかと疑問に思うことはありまが、不幸にして才能も雲も持ち合わせていない人は、やはり資産が少なくなるという結論になるのでしょうか。
プルチーノ准教授らは、別のシュミレーション実験もしていて(こちらの方が興味深かったです)、それは明日に続きます。