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カテゴリー別アーカイブ: 今日の新聞記事より

ノーベル経済学賞とAI(人工知能)

ノーベル賞経済学賞、日本人が唯一受賞していないノーベル賞の分野です。

 

今年の受賞者は米シカゴ大学のリチャード・セイラ―教授でした。

 

経済学に心理学を応用した意思決定の分析(行動経済学)が評価されたとあります。

 

従来の経済学は、人が利益の最大化のために合理的な判断をするとの前提に立っていた。セイラ―氏は、人が必ずしも合理的に行動しないことが、意志決定や市場動向に影響を与えることを体系的に示した、とあります。

 

例えば、人はお金の使い方で生活費や旅行といった目的別に判断する傾向があり総合的に考えていないということらしいです。

 

行動経済学とは、人間の非合理性に注目し、伝統的な経済学の論理では解明が難しかった事象を実証的に説明した学問で、ギャンブルで被った損失をギャンブルで回収しようとする事象が例にあげられています。

 

人間が非合理的はな判断をしてAI は合理的な判断をするということは、それは神の領域に近づくということでしょうか。なんだか面白味のない話ですね。

 

それにしても、今年もノーベル賞受賞者の殆どが米国人でした。それだけアメリカに叡智が集まっているということでしょうか。

 

でも、文学賞と平和賞は日本に大いに関係のある人と組織が受賞したので、非常に喜ばしいことでした。
このようなグローバル化は大歓迎ですね。

中学3年生の15%は短文も理解できない

少し前の東京新聞の記事からです。

 

短い文章から事実を正しく理解する力「基礎的読解力」について、国立情報学研究所や名古屋グループが、全国の小中高校生や大学生、社会人を調べたところ、多くの中学生の読解力に問題があることが分かった。

 

調査では、中学や高校の教科書や、新聞などに掲載された記事など数百の題材をもとに問題を作り、コンピュータ―で無作為出題した。

 

30分で出来るだけ多く解いてもらい、内容を正しく把握できているかを調べた。昨年からt今年にかけて、全国の約2万4千人に実施した。

 

問題はすべて選択式で、文章の意味がわかれば、知識がなくても解ける。

 

その結果、中学三年生の約15%は、主語がわからないなど、文章理解の第一段階も出来ていなかった。約半数が、推論や二つの文章の異同などを十分に理解していなかった。

 

調査した新井教授は「基礎的な読みができていないと、運転免許書などの資格の筆記試験にも困難を伴うと予想される。中学卒業までに中学の教科書を読めるようにしなくてはならない」と話した。とあります。

 

小学生の時に主語述語も知識としては習いますが、それを問題を解いたりして意識を高めることはありませんし、また品詞の知識が不十分のまま中学の英語で形容詞や副詞等を使うことになります。

 

ついていけない生徒は自己責任で何とかするしかありません。このままでは格差が広がるばかりです。

 

週4日、第3日曜は「家庭の日」

部活動の話である。

 

静岡市教委は市内の中学校での部活動の活動の日を週4日にするなどをまとめたガイドラインを作成した。パブリックコメント(意見募集)を経て、来年4月から適用方針である。

 

ガイドライン案では、「部活動指導の5原則」として、
・生徒が主人公の部活動とする
・体罰や暴言の禁止を徹底する
・発達段階などを踏まえた適切な活動量で行う 等
をあげている。

 

これを踏まえ、平日の活動日を原則火水金の3日と、土日のいずれか1日とし、1年間の平均活動時間を月45時間までに設定した。

 

かたや長崎県教委では、毎月第3日曜日と決めている「家庭の日」を県下一斉のノー部活デーとすることを周知する。

 

中学校では週2日以上の休養日設定を求め、原則、家庭の日部活動をしないと位置づけることを求めた。

 

大和市教委、あるいは神奈川県教委でも国の決定を待たず動いてもらいたいですね。特に中学校では部活本来の意味を再認識してもらいたいです。

分身ロボット『オリヒメ』がつなぐ人と人

朝日中高生新聞からです。

『オリヒメ』とは、学校に行こうとしても心や体が追いつかないとき、代わりに「出席」してもらう分身ロボットです。

 

オリヒメは登校していない生徒の机の上におかれ、生徒は内蔵されたカメラがとらえた映像や音声をインターネットを通じて自宅で見聞きして勉強することができます。

 

職員が「ちゃんと見えてる?」と聞くと、生徒が遠隔操作でオリヒメの手を上げます。拍手などの感情表現や、電話のように音声での会話もできます。

オリヒメ

 教室に来なくても学校生活をおくることができます。

現在、200台ほどが国内外で使われており。教育施設での利用は約10カ所とまだ多くありませんが、少しずつひろがっています。

 

『全国学力調査』の結果から

平成29年度の学力・学習状況調査の結果が8月28日に文科省から発表になりました。

 

例年と同じく秋田県や石川県、福井県が上位を占めましたが、ここ数年の傾向通りに上位と下位の差が縮まり底上げが進んだとあります。

 

各教科の正答率(公立 %)です。
・ 教科 国語A  国語B  算数(数学)A 算数(数学)B
小学校   74.8   57.5  78.6    45.9
中学校   77.4   72.2  64.6    48.1

 

小学校の算数で考えると、算数A(基礎)の平均正答率に達しない22.4%(100%-78.6%)の生徒は基本の計算の対策をしっかりやる必要があります。

 

算数B(応用)が正答している45.9%生徒は理解出来ているとして、問題はAは正解でBが不正解の中間レベルと考えられる32.7(78.6-45.9)%の生徒の対策です。

 

その原因として、
① 計算はできても意味を解っていない
② 使われている言葉(算数語)の意味が解っていない
③ 言葉の意味がわかっても文章の意味を読み取れない
④ ちょっとした勘違い
が考えられます。

 

学校では中堅レベルの生徒の個別の対策が難しいので②③で悩んでいる生徒の対策が手薄になることが考えられます。

『義務教育学校』聞いたことありますか。

義務教育学校とは、小学校と中学校の教育課程を併せ持ち、校長が1人配置となり、教育課程を小・中学校の枠を超えて組める学校です。

法改正によって昨年度から新たな学校種として設けられるようになりました。

 

開校数ですが、
初年度(2016年度) 22校
今年度(2017年度) 26校
来年度(2018年度) 25校
となっています。

 

本年度に初めて国立2校が開校、すでに48校が開校しておりすでに公立中等教育学校の31校を上回っています。来年度以降も増え通つづけ5年後には97校になります。

 

 義務教育学校は人気ですね。
公立の中等教育学校は受験校に位置していますので設立までにそれなりの準備のため時間が必要であることが想像できます。

 

義務教育学校はどうなんでしょうか。
どんな位置づけの学校になるのでしょうか。自由に組める教育課程(カリキュラム)はどのようになっているのでしょうか。

多様性を重んじ“地頭”を鍛える教育を目指してもらいたいものです。

 

本年度開校分で学校名に『義務教育学校』を付けたところは6校にとどまり、地名に続け『学園』を付けたところが多かったそうです。

 

 

 

 

「時代遅れ」の日本

受動喫煙対策の話です。

 

世界保健機構(WHO)は今年の4月、日本を視察し受動喫煙対策について「時代遅れ」と痛烈に批判し、2020年の東京五輪・パラリンピックに向け、屋内全面禁煙を強く求めました。

 

どのくらい遅れているのか、8種類の公共の場所のうち屋内全面禁煙を法律で義務付けた数を国別でみてみます。

 

まず8種類の公共の場所は以下の通りです(2015年のデータです)。

・医療施設
・大学以外の学校
・大学
・行政機関
・事務所
・飲食店
・バー
・公共交通機関

 

●8種類全ての場所で禁煙:49ヵ国(英国、カナダ、ロシア、ブラジル等)
●6~7種類の場所で禁煙:22ヵ国(ノルウェー、ハンガリー等)
●3〜5種類の場所で禁煙:47ヵ国(ポーランド、ポルトガル等)
●0~2種類の場所で禁煙:70ヵ国(マレーシア、日本等)

*日本は「0」で世界でも異例とあります。

 

道を歩いていてタバコを吸っている人や外に設置してある喫煙所で集まってすっている人はよく見かけますが、施設のなかではあまり見かけなくなりました(飲み屋は別ですが)。

 

「大学以外の学校」というと小中高等学校でしょうか。説明会に行っても煙草を吸っている人や喫煙所を見たことはありませんが、自主規制でしょうか。

 

昔の映画を見ると煙草を吸うシーンが多くあり、たまに見ると違和感を感じます。
最近の映画ですと三浦大輔監督の「何者」で大学生が煙草を吸うシーンが多く、“何のために”と思った印象があります。

 

国立がんセンターの集計では、少なくとも国内で年間15,000人が受動喫煙を受けなければ、がん等で死亡せずにすんだとあり、これは交通事故死者数の約4倍です。

爽やかな風が入ってくるのはいいのですが・・・

ずいぶん涼しくなりました。

 

窓をあけると少々強いですが気持ちの良い風が入ってきます。
ついでに入ってほしくない轟音も入ってきます(窓を開けなくとも入ってきますが)。本当にうるさいです。

 

新聞によると空母ロナルド・レーガン艦載機による離着訓練は、激しい騒音を伴うから通常は硫黄島で行われるが、台風の影響でできないために厚木での実施は2012年5月以来5年ぶりとのことです。

 

1日は午後3時から6時まで行われ、掃除機の音と同程度とされる70デシベル以上の騒音を大和市で134回計測したとあります。

 

掃除機を掛けながら話したり電話したり、生徒に教えたりはできませんよね。人間らしい生活が損なわれています。完全に憲法違反です。

 

最高裁の判決でも米軍に日本国憲法は適用されないので差し止め命令をくだすことはできません。

 

ならば、憲法99条を改正して憲法尊重擁護の義務に米軍も加えてもらいたいものです。

1日の部活の最適時間は1~2時間

今年の全国学力テストで初めて中学の部活動の時間を質問し、平均正答率との関係を集計した。

 

結果は、部活が1時間以上2時間未満の生徒の正答率が国語・数学のA・B問題の全てで最も高いという結果がでた。逆に最も低い正答率は「全くしない」。

 

国公私立の中学生の月~金曜のⅠ日当たりの運動部・文化部の活動時間と正答率の関係は、

●       部活の時間      正答率順位
・2時間以上3時間未満   43.3%    ②
・1時間以上2時間未満   29.0%    ①
・全くしない        11.7%    ⑥
・3時間以上          11.4%    ⑤
・30分以上1時間未満       3.4%       ③
・30分未満           1.0%    ④

 

毎日3時間以上部活をしたあと勉強する気力も体力も失せるというのは無理からぬことです。
また、部活を全くしない生徒のなかには不登校や学業に馴染めない生徒も含まれていると思うので正答率も低くなるのかと想像できます。

 

練習時間が長くて休みがないので入らなかったり、そこそこ楽しめる部活に移ったりという話は聞きます。また、顧問やコーチとの意見の違いでその学年全員が反発して練習に参加しなかったとの話もありました。

 

結果至上主義ではなく心身そこそこ楽しめて勉強時間の妨げにもならない部活を目指せないのでしょうか。
生徒達は部活に何を求めているのかを大人たちは真剣に考える必要があるのではと思います。

″感覚”を凌駕する論理はない

昨日は早めに寝たので、今日の朝はすっきりです。
朝、6㎞ジョギングをしているときですが(7時半ごろ)、通勤の人が結構いて、いつもとあまり変わらない感じでした。お盆休みはいつからなのだろうと思いまた。

 

6日は広島、9日は長崎に原爆をアメリカに落とされました。
原爆の記事を読んでいると、爆心地での地表の温度は3,000~4,000℃とありました。

 

鉄の融点が1,500℃くらいですから倍以上です。
鉄鉱石を解かして鉄にする高炉の中の温度が何℃か解りませんが、その中に放り込まれるようなものです。

 

テレビか映画か忘れましたが、高炉ののぞき窓から見える真っ赤な炎の中に投げ込まれるわが身を想像すると精神がおかしくなります。

 

クラスター爆弾などを“非人道的な兵器”と言いますが、では“人道的な兵器”とはいったいどの兵器をいうのでしょうか。

 

真っ赤な炎の中に投げ込まれる我が身を想像できない(しない)人は、きっと自分だけはそんなことにはならないと思っているのでしょうね。