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カテゴリー別アーカイブ: 今日の新聞記事より

大学共通テスト、英語の民間認定要件

大学入試センターは、2020年度から導入する「大学入試共通テスト」の英語で活用する民間検定試験の認定要件を発表しました。

 

原則として、
・全都道府県で毎年度試験を実施する
・4~12月で複数回行う
・受験生が少ない地域では近隣県と合同で実施することも可
・国内で広く高校生が受けた実績があること
・経済的に困難な生徒への検定料割引などの配慮
・学習指導要領との整合性
などが盛り込まれています。

 

大学入試センターでは11月中旬から、共通テストに参加する民間試験団体を募集し今年度内に活用する民間試験を決めます。

 

第4次安倍内閣

昨日、第4次安倍内閣が発足しました。といっても閣僚は全員再任なので新鮮味はありません。

 

「第4次」は吉田内閣以来戦後2例目で、65年ぶりだそうです。

 

この「第4次」とは、国会の首班指名選挙で4回、首相に指名されたことを意味します。

 

再任された閣僚の最終学歴をみてみると、外国の大学出身の閣僚が5人います。そのうち4人がハーバード大学院です。
河野太郎外務大臣だけが米ジョージ・タウン大学出身です。

 

政治家とハーバード大学院出身とは何か必然性があるのでしょうか。

あと999日です

東京五輪まであと999日です。

前回開かれた1964年の日本の状況と東京五輪の規模との比較です。

 

・          1964年       現在
人口        9718万人    1億2617万人(17年4月)
平均寿命    男 67.67歳    男 80.98歳(16年)
・        女 72.87歳    女 87.14歳(16年)
完全失業率     1.1%      3.1%(16年平均)
GDP       29.5兆円      532.2兆円(15年)
中華そば代       59.4円        587円
映画代        221円      1800円(12年)

参加国(地域)数   93ヵ国(地域)   206ヵ国(地域)
参加人数        5125人      1万1090人
競技数         20        33
種目数          163         339

 

中華そば・映画代がほぼ10倍になったのに比較するとGDPが18倍になっています。
驚くのは完全失業率が1.1倍だということです。まだまだ発展途上でこれから高度成長が続く時代だったのです。
よく選ばれたと思います。

 

 

教育の「無償化」について

衆議院総選挙の各党の公約の中に教育の「無償化」があります。

 

各党の無償化の内容を見てみますと、

自民党:幼児教育無償化、所得の低い家庭に限った高等教育の無償化
公明党:幼児教育の無償化の実現、私立高校授業料の実質無償化

希望の党:幼児教育から高校までの教育無償化
共産党:幼児教育の無償化、高校授業料を完全無償化
立憲民主党:児童手当・高校等授業料無償化とともに所得制限の廃止
維新の会:憲法に「教育無償化」を盛り込む
社民党:保育料や幼稚園授業料の負担軽減を図りつつ無償化、高校授業料の無償化

 

大学まで含めて授業料を全て無償にすべきだと思いますが、公約で判断する限りそう読み取れるのは維新の会だけでしょうか。

 

もともと無償化を公約にしてきた政党は信用してもいいですが、この選挙で言い始めた政党は本当に子どもたちのことを考えているのかすこし疑った方がいいかもしれませんね。

 

もうひとつ、先生や生徒のことを考えると20~29人学級にすべきと思うのですが、具体的に公約している政党はないようです。

 

 

ノーベル経済学賞とAI(人工知能)

ノーベル賞経済学賞、日本人が唯一受賞していないノーベル賞の分野です。

 

今年の受賞者は米シカゴ大学のリチャード・セイラ―教授でした。

 

経済学に心理学を応用した意思決定の分析(行動経済学)が評価されたとあります。

 

従来の経済学は、人が利益の最大化のために合理的な判断をするとの前提に立っていた。セイラ―氏は、人が必ずしも合理的に行動しないことが、意志決定や市場動向に影響を与えることを体系的に示した、とあります。

 

例えば、人はお金の使い方で生活費や旅行といった目的別に判断する傾向があり総合的に考えていないということらしいです。

 

行動経済学とは、人間の非合理性に注目し、伝統的な経済学の論理では解明が難しかった事象を実証的に説明した学問で、ギャンブルで被った損失をギャンブルで回収しようとする事象が例にあげられています。

 

人間が非合理的はな判断をしてAI は合理的な判断をするということは、それは神の領域に近づくということでしょうか。なんだか面白味のない話ですね。

 

それにしても、今年もノーベル賞受賞者の殆どが米国人でした。それだけアメリカに叡智が集まっているということでしょうか。

 

でも、文学賞と平和賞は日本に大いに関係のある人と組織が受賞したので、非常に喜ばしいことでした。
このようなグローバル化は大歓迎ですね。

中学3年生の15%は短文も理解できない

少し前の東京新聞の記事からです。

 

短い文章から事実を正しく理解する力「基礎的読解力」について、国立情報学研究所や名古屋グループが、全国の小中高校生や大学生、社会人を調べたところ、多くの中学生の読解力に問題があることが分かった。

 

調査では、中学や高校の教科書や、新聞などに掲載された記事など数百の題材をもとに問題を作り、コンピュータ―で無作為出題した。

 

30分で出来るだけ多く解いてもらい、内容を正しく把握できているかを調べた。昨年からt今年にかけて、全国の約2万4千人に実施した。

 

問題はすべて選択式で、文章の意味がわかれば、知識がなくても解ける。

 

その結果、中学三年生の約15%は、主語がわからないなど、文章理解の第一段階も出来ていなかった。約半数が、推論や二つの文章の異同などを十分に理解していなかった。

 

調査した新井教授は「基礎的な読みができていないと、運転免許書などの資格の筆記試験にも困難を伴うと予想される。中学卒業までに中学の教科書を読めるようにしなくてはならない」と話した。とあります。

 

小学生の時に主語述語も知識としては習いますが、それを問題を解いたりして意識を高めることはありませんし、また品詞の知識が不十分のまま中学の英語で形容詞や副詞等を使うことになります。

 

ついていけない生徒は自己責任で何とかするしかありません。このままでは格差が広がるばかりです。

 

週4日、第3日曜は「家庭の日」

部活動の話である。

 

静岡市教委は市内の中学校での部活動の活動の日を週4日にするなどをまとめたガイドラインを作成した。パブリックコメント(意見募集)を経て、来年4月から適用方針である。

 

ガイドライン案では、「部活動指導の5原則」として、
・生徒が主人公の部活動とする
・体罰や暴言の禁止を徹底する
・発達段階などを踏まえた適切な活動量で行う 等
をあげている。

 

これを踏まえ、平日の活動日を原則火水金の3日と、土日のいずれか1日とし、1年間の平均活動時間を月45時間までに設定した。

 

かたや長崎県教委では、毎月第3日曜日と決めている「家庭の日」を県下一斉のノー部活デーとすることを周知する。

 

中学校では週2日以上の休養日設定を求め、原則、家庭の日部活動をしないと位置づけることを求めた。

 

大和市教委、あるいは神奈川県教委でも国の決定を待たず動いてもらいたいですね。特に中学校では部活本来の意味を再認識してもらいたいです。

分身ロボット『オリヒメ』がつなぐ人と人

朝日中高生新聞からです。

『オリヒメ』とは、学校に行こうとしても心や体が追いつかないとき、代わりに「出席」してもらう分身ロボットです。

 

オリヒメは登校していない生徒の机の上におかれ、生徒は内蔵されたカメラがとらえた映像や音声をインターネットを通じて自宅で見聞きして勉強することができます。

 

職員が「ちゃんと見えてる?」と聞くと、生徒が遠隔操作でオリヒメの手を上げます。拍手などの感情表現や、電話のように音声での会話もできます。

オリヒメ

 教室に来なくても学校生活をおくることができます。

現在、200台ほどが国内外で使われており。教育施設での利用は約10カ所とまだ多くありませんが、少しずつひろがっています。

 

『全国学力調査』の結果から

平成29年度の学力・学習状況調査の結果が8月28日に文科省から発表になりました。

 

例年と同じく秋田県や石川県、福井県が上位を占めましたが、ここ数年の傾向通りに上位と下位の差が縮まり底上げが進んだとあります。

 

各教科の正答率(公立 %)です。
・ 教科 国語A  国語B  算数(数学)A 算数(数学)B
小学校   74.8   57.5  78.6    45.9
中学校   77.4   72.2  64.6    48.1

 

小学校の算数で考えると、算数A(基礎)の平均正答率に達しない22.4%(100%-78.6%)の生徒は基本の計算の対策をしっかりやる必要があります。

 

算数B(応用)が正答している45.9%生徒は理解出来ているとして、問題はAは正解でBが不正解の中間レベルと考えられる32.7(78.6-45.9)%の生徒の対策です。

 

その原因として、
① 計算はできても意味を解っていない
② 使われている言葉(算数語)の意味が解っていない
③ 言葉の意味がわかっても文章の意味を読み取れない
④ ちょっとした勘違い
が考えられます。

 

学校では中堅レベルの生徒の個別の対策が難しいので②③で悩んでいる生徒の対策が手薄になることが考えられます。

『義務教育学校』聞いたことありますか。

義務教育学校とは、小学校と中学校の教育課程を併せ持ち、校長が1人配置となり、教育課程を小・中学校の枠を超えて組める学校です。

法改正によって昨年度から新たな学校種として設けられるようになりました。

 

開校数ですが、
初年度(2016年度) 22校
今年度(2017年度) 26校
来年度(2018年度) 25校
となっています。

 

本年度に初めて国立2校が開校、すでに48校が開校しておりすでに公立中等教育学校の31校を上回っています。来年度以降も増え通つづけ5年後には97校になります。

 

 義務教育学校は人気ですね。
公立の中等教育学校は受験校に位置していますので設立までにそれなりの準備のため時間が必要であることが想像できます。

 

義務教育学校はどうなんでしょうか。
どんな位置づけの学校になるのでしょうか。自由に組める教育課程(カリキュラム)はどのようになっているのでしょうか。

多様性を重んじ“地頭”を鍛える教育を目指してもらいたいものです。

 

本年度開校分で学校名に『義務教育学校』を付けたところは6校にとどまり、地名に続け『学園』を付けたところが多かったそうです。