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カテゴリー別アーカイブ: 今日の新聞記事より

アジアの革新的大学ランキング

ロイター(世界で最も信頼されているニュース通信社、)が31日にアジアで最も革新的な大学ランキングを発表しました。

 

上位20校のうち日本が9校、韓国が8校、中国2校、シンガポール1校です。
1位:韓国科学技術院
2位:東京大学、
4位:東北大学、
7位:京都大学、
10位:慶応大学
12位:東京工業大学
18位:九州大学
19位:名古屋大学
20位:北海道大学

 

このランキングはトムソン・ロイターが保有する学術論文や特許情報をベースに、科学の進歩、新技術開発、世界経済の推進への貢献を独自に算出したものです。

 

10項目の評価軸のうち主なものです。
・特許数
・特許の成功率と被引用回数
・学術論文数
・企業との共著論文数の割合 など

好きも苦手も算数・数学

㈱バンダイがおこなった「小中学生の勉強に関する意識調査」の結果が発表になりました。

小学1年生~中学3年生の子どもを持つ親(子どもと一緒に回答できる方)900人を対象に実施しました。

小学生

男女総合(複数回答)
好きな教科       苦手な教科
1位 算数 30.7%  1位 算数 23.7%
2位 図工 27.3%  2位 国語 23.5%
3位 音楽 24.5%  3位 体育 11.3%
4位 体育 24.0%  4位 社会    6.3%
5位 国語 21.2%  5位 音楽    4.5%
特にない       15.8%   特にない       34.7%

男女別でみてみると、

男子小学生(複数回答)
好きな教科       苦手な教科
1位 算数 38.7%  1位 国語 31.0%
2位 体育 25.0%  2位 算数 17.0%
3位 音楽 21.3%  3位 体育   8.7%

女子小学生(複数回答)
好きな教科       苦手な教科
1位 音楽 37.7%  1位 算数 30.3%
2位 図工 33.3%  2位 国語 16.0%
3位 国語 28.3%  3位 体育 14.0%

 

中学生

男女総合(複数回答)
好きな教科       苦手な教科
1位 数学 25.3%  1位 数学 27.0%
2位 社会 18.7%  2位 国語 19.7%
3位 理科 15.0%  3位 英語 15.7%
4位 英語 13.7%  4位 社会 15.3%
5位 国語 12.7%  5位 体育  10.3%
体育   〃
特にない       25.3%   特にない      25.0%

男女別でみてみると、

男子中学生(複数回答)
好きな教科       苦手な教科
1位 数学 28.7%  1位 国語 28.7%
2位 理科 18.7%  2位 英語 19.3%
3位 社会 18.0%  3位 数学 18.7%

女子中学生(複数回答)
好きな教科       苦手な教科
1位 数学 22.0%  1位 数学 35.3%
2位 英語 20.0%  2位 社会 17.3%
3位 社会 19.3%  3位 体育 12.7%

小学生・中学生共に、好きな教科・苦手な教科の第1位は「算数/数学」となりました。
好きな理由が「計算が好き・得意だから」で、“苦手”の理由も「計算が苦手・嫌いだから」で「計算」が好きと嫌いの分岐点となっているようです。

小中学生の苦手な教科の第2位は国語で、その理由は「感じが嫌い・読解問題が苦手」とあります。

意外に感じたのが、「理科」を苦手とする生徒が少ないということです。物化生地と4つの分野に分かれているので、総合的に全部嫌いとする生徒は少ないのかもしれません。とすると『理科』とひとつにくくって考えると本当のところを見失うかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

米騒動

一週間ほど前に新聞で“米騒動”に関してのコラムがあって、それを読むと私のイメージとは少し違っていたので教科書にはどのように書かれているか調べていました。

その前に復習です。
米騒動とは、1918年に富山県の魚津の女性たちが米の安売りを求めて起こした騒動で、その後全国の都市に広がった。米価が高騰した原因はシベリア出兵に向けての米の需要増を見越して、一部の商人たちが米を買い占めたことによる。というのがいままでの私の認識で、騒動とあるので主婦といえども激しい行動をイメージしていました。

教室にある3冊の教科書を比べてみました。

新しい社会歴史東京書籍 大和市の公立中学で使用している教科書)
しかし、好況で物価が上がったために、民衆の生活はくるしくなり、さらに1918年、シベリア出兵を見越した米の買いしめから、米の値段が大幅に上がると、米の安売りを求める運動(米騒動)が全国に広がりました。藩閥の寺内正毅内閣は米騒動によって退陣すると、原敬が内閣を組織しました。
*欄外に当時の新聞と名古屋での騒動の絵があり、1918年富山県魚津町(現魚津市)で始まった騒動は新聞報道を通して全国の都市に広がったとの説明があります。

新しい日本の歴史(育鵬社)
1918年、大戦景気による米需要の拡大と、シベリア出兵に向けての米の値上がりを予測した商人らによる米の買い占めによって、米価ははね上がりました。そうしたなか、富山県で女性たちが米の安価な販売を米問屋に求める運動をおこしました(米騒動)。
*欄外には米価のグラフがあります。

ともに学ぶ人間の歴史(学び舎  中学高校の元教師が作った教科書)
1918年7月、富山県東水橋町(富山市)の港で、荷を運ぶ仕事をする女性たちが、山と積まれた米俵を前に、考え込んでいました。米はたくさんあるのに、なぜ米の値段が上がり続け、こんなに生活が苦しいのか。女性たちは、米が他の地域に運び出されるために米価が上がるのだと考えました。
そこで、米商人に、「米をよそ(他県)へやらんといてくれ」を要求しましたが聞き入れられません。そのため、数百人の女性たちが、実力で米の船積みを中止させ、安売りを求めて米屋に押しかけました。
中略
8月、富山県の女性たちの行動が新聞で報道されると、米の安売りを求める運動が広がる様子が続けて記載されています。
名古屋では、舞鶴公園に誰がよびかけたわけでもないのに多い日では5万人が集まった。その多くは労働者や職人で、安売りを求めて米屋に向かい、警官隊と激しく衝突し、軍隊も出動した。
このような民衆の動きは、名古屋だけでなく、大阪・神戸・京都・東京・横浜など全国に広がりました(米騒動)。
政府は新聞に米騒動の記事を書くことを禁止し、のべ10万人の軍隊を各地に出動させました。植民地だった朝鮮でも、米騒動が起こっています。
9月、米騒動の責任を問われ、寺内正毅内閣は退陣しました。
*欄外には名古屋での米騒動の絵と米価・物価・賃金のグラフ、ある工場労働者の1ヵ月の家計簿が載っています。

学び舎の教科書では米騒動に関して1ページ強を使って説明していますが、何故富山県から起きたのか、それがどのくらいの期間で全国にひろまっていったのかが非常によくわかります。

7月に富山で起きて9月には内閣が退陣しているのは驚きです。また現在のようにネットがない時代に名古屋で5万人の人を集めたというのも驚愕です。確か今年の憲法記念日に安保法制反対で有明に集まった人々が5万5千人だったと思います。

歴史上の出来事は必ず原因と結果があるのでに点ではなく線で理解しろと話すのですが、学び舎の教科書はその点についてはよくできていると思います。
生徒が興味をもてるようにつくられていると感じました。

 

 

 

 

このつけは大きい・・・きっと

3歳児の約30%が午後10時(22時)以降に就寝し、約7%は睡眠時間が10時間未満の寝不足状態にある―。

分析した山梨大によると、共働き家庭が増えて親の帰宅時間が遅くなっていることも、子どもの遅寝が増えた一因とみられる。

就寝時間は午後10時以降とした子の割合は、
1歳 ・・・・・・・・・ 13%
1歳6カ月 ・・・・ 16%
3歳 ・・・・・・・・・ 29%
に上った。

とあります。4歳、5歳、6歳とさらにパーセンテージは上がっていくのでしょうね。
就学前の幼児教育において重要なのはIQや学力テストで計測される認知能力を身につけることではなく、人間の気質や性格的な特徴(「忍耐力がある」「社会性がある」「意欲的である」など)である非認知能力を身につけることといわれています。

もう少し具体的に言いますと基本的なしつけ(ウソをついてはいけない、他人に親切にする、ルールを守る、勉強をする など)をきちんと受けて育ってきたかということです。

認知能力は先取りしてもすぐに追いつかれてしまいますが、非認知能力を身につけて成長すると社会的地位や経済的にも差が出てきます。

両親の帰宅時間が遅いことが原因の一つにあげられていますが、現状は更に長くなる方向に向いているように感じます。

子どもたちが本来持っている能力を身につけることなく成長することが社会にとってどれほどの損失になるのかはかりしれません。

 

教育公費 日本また最下位

経済協力開発機構(OECD)が発表した2012年加盟国の国内総生産(GDP)に占める学校など教育機関への公的支出(小学校から大学まで)の割合を公表しました。

日本は3.5%(OECD平均は4.7%)で比較可能な32ヵ国中スロバキアと並んで最下位でした。
1位:ノルウェイ  6.5%
2位:ベルギー  5.9%
3位:アイスランド 5.9%
以下、フィンランド、ニュージーランド、英国、米国と韓国(4.7%)と続きます。

一学級あたりの児童数の比較です。
国公立小学校  OECD平均 21人
日本      27人(加盟国中3番目に多い)
国公立中学校  OECD平均 24人
日本      32人(加盟国中2番目に多い)

物価の上昇率を勘案した国公立小中学校の給与平均(金属5年)はOECDが増加傾向なのに、日本は05年から13年の間に6%減少したと指摘したとあります。
また、OECD教育・スキル局長は「給与、勤務条件をみると、日本の場合は悪化しており、問題があるように思われる。優秀な人材を教職に引き付けることが重要だ」と述べたとあります。

子どもの教育費にお金を出さない、教師の待遇を悪化させるというのがこの国の方針なようです。

 

今日は何の日?

今日は「和食の日」です。
㈳和食文化国民会議が啓発・運動していて、今年はこれまでにない規模での初の啓発活動を行っています。東急デパートでも割引を行っています。

全国の小学校を中心に約2,000校の給食で、和食に触れる取り組みが今日展開されたようです。どのような取り組みかというと、和食の基本が「だし」にあると考え、すまし汁で「だし」のおいしさを味わってもらいたいという狙いです。

平成25年に「日本人の伝統的な食文化」として「和食」が、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。その際「和食」の特徴を
・多様で新鮮な食材と素材の味わいを活用、
・バランスが良く健康的な食生活、
・自然の美しさの表現、
・年中行事との関わり
などと記しています。

また、人の味覚は8歳から10歳ぐらいの間につくられ、「だし」のうまみの体験がないまま成長すると、嗜好が形成されなく、学習があって初めて体得できるものだそうです。

家庭任せでは十分に体験できない子供がいるかもしれない、そのうまみは、ぜひ子ども時代に体得させたいと11/23付の日本教育新聞の社説にあります。

おいしいだしの味を子ども時代に味わうことが出来なかった子どもたちが、大人になっておいしいものを食べてもおいしいと感じることは出来ないのでしょうか。こんな哀しいことはありません。
おいしいものがいただけるということは経済的な理由だけでなく、おいしいと味わえる味覚を持てたことに感謝しなければなりません。

多様で新鮮な食材を今後も味わうことができるのでしょうか。農業と密接にかかわっている年中行事を今後も守っていけるのでしょうか。
50年後100年後まで守るべきものは何かを考えなければいけないのではないでしょうか。

 

数学は役に立つか

数学を勉強して生きる上で何の役に立つのか、という問題は忘れたころにひょこっと出てきます。音楽家であり日本女性初の国際数学オリンピック金メダリストの数学家でもある中島さち子さんは数学をやっていると大きく三つ、役に立つことがあると言っています。

①一つ目はいろいろな夢や目標への道を『見える化』をしてくれること
夢の実現までには、毎日、何をどれくらいこなせばよいのかが数字で見えると、実現がぐっと近づく感じがしますよね。

②二つ目は、問題の本質や見極める力や感性が育つこと
数学の『難問』は、そもそも結局何が問題化、何を証明すべきかが、わからないことが多い。そのとき、『問いの本質』『謎の正体』をじっくり考えなければいけない。そのうえで方向性を見定めつつ何度も試行錯誤をする必要があり、その体験の過程で直観力や問題解決力が大きく育ちます。

③三つ目は、数学は建築やインテリアや身の回りのあらゆるものの背後に隠れているということ
絵画の美の背後には射影幾何学や黄金比、さまざまな数学や数字の遊びがあります。

確かに算数・数学の実用的な知識として役にたつのは小学生で習う計算ぐらいかもしれません。①の『見える化』に必要な知識は一部中学の内容が含まれるかもしれませんが、ほとんどが小学生で習った内容で事足りると思います。

中学生になって『数学』になり、より抽象的な内容になると職業として選択しない限り知識として生きていくうえで役に立つことはほとんどないかもしれません。
しかし、文章問題や図形、証明問題等を解くうえで問題の本質を見極めないと解けないこと、ひとつの方法がだめなら次の方法、と何度も試行錯誤しなければならないこと、その体験が生きていくうえで必要な問題解決能力を育ててくれます。

知識は使っていないと忘れますし忘れて全然問題ないですが、一度身についた思考方法は常に使われるので忘れることはありません。
以前に見たテレビの番組でフィンランドの小学生の先生は『知識を教えるのではない。勉強の仕方を教えるのだ』と言っていたのが印象に残っています。

中島さち子さんは最後に次のように述べています。
『数学で大事なことは、とにかく自分の頭と心を使い自分なりペースで自分なりに向き合うこと、間違いや失敗を恐れず挑戦すること、心と体を解放すること。』

 

あなたの耳、だいじょうぶ?

朝日中高生新聞からです。

WHO(世界保健機関)は世界の12~35歳のうち、11億人が将来、難聴になる恐れがある-。という集計結果を発表しました。
要因として、若者の「音楽を聞く」環境の変化です。

オーディオ機器の使用で、およそ半数が安全といえない大きさの音にさらされているとして、
・大音量で満たされるナイトクラブやスポーツイベント
・イヤホンやヘッドホンを使った音楽鑑賞
を指摘しています。

耳鼻咽喉科の専門医によると、音楽鑑賞が原因で起きる難聴の患者は近年、増えているそうです。「症状がでて1~2週間で治療ができなくなる場合が多い」と話します。

治療のポイントです。
・耳に痛みを感じる音量は絶対に避けること
・イヤホーンやヘッドホーンで1時間聞いたら5~10分耳を休めること
・ライブ会場など大音量にさらされる場所に行くときは、100円ショップの耳栓で軽くフタをする

以前に電車に乗っていて、降りる人が何か落し物をしてそれに気が付いた人が電車の中から声をかけたのですがイヤホーンをしていたために気がつかず行ってしまった、ということがありました。
当事者ではなかったのですが、少し腹立たしい思いがしました。
街中を歩く時は外すのが礼儀、というのはやはり言い過ぎでしょうね。