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カテゴリー別アーカイブ: 今日の新聞記事より

この人はどこを向いているんだろう

藤原文科政務次官が就任の挨拶で職員に約束してほしいこととして、
① 議論すべきことは議論して自分の意見をいう
② 議論し上司が決めたことに従う
③ 議論のプロセスを外にださない
の3つをあげました。

 

議論して決めるのではなく、議論して上司が決めるのですね。俺の言うことを聞け、ですね。
何のために議論するのでしょう。

 

議論のプロセスを外にださない、とはどういうことでしょうか。

無くてもいいような議事録しか作るなということでしょうか。
外に出すと都合の悪い決め方でもするのでしょうか。

この人は、いったいどこを向いているのでしょう。
国民・子どもたちを向いていないことだけは確かなようです。

経団連が就活ルール廃止を決めました

経団連が就職活動の時期を定めた指針を2021年春入社の学生(現大学2年生)から廃止することを決めました。

 

政府は関係各省庁連絡会議で現大学2年生は現行の就活ルールを守るようにと取り決めましたが、企業はどの程度守るでしょうか?

 

2016年に決められ17年に一部変更になった現行の就活ルールの内容です。
・説明会などの「広報活動」:3年生の3月に解禁
・面 接などの「先行活動」:4年生の6月に解禁
・内 定:4年生の10月

 

現実はどうなっているのでしょうか?
文科省が10日に2018年度の就職・採用活動調査結果を発表しました。調査は文科省が大学関連団体などで構成する就職問題懇談会と7~8月に実施、無作為に抽出した全国2500社に調査票を送り。1012社から有効回答を得ました。

 

その結果です。

○6月より前に採用選考活動を始めた企業
・大企業(従業員300人以上)  58.1%
・中小企業(従業員300人未満) 66.3%
○6月より前に内々定を出し始めた企業 47.2%(前年比7.6%増)
○就職や採用が売り手市場と認識している企業 94.0%(前年比1.0%増)

 

夏休みあけてから企業の説明会に参加している大学3年生の講師に聞くと、説明会に行く学生と行かない学生に分かれるそうです。行かない人は全く行かないと言っていました。また、就活ルールがなくなると困る、どのように活動していいかわからないと言っていました。
企業への情報収集で学業どころではなくなる心配もあります。
学生の本音だと思います。

 

東大は大学入試に民間検定の義務化見送り

大学入試センター試験は2020年度に「大学入試共通テスト」に変わりますが、英語は「読む・聞く・話す・書く」の四技能を適切に評価するために民間の検定試験を活用します。

 

それを受けて国立大学協会(国大協)は、去年の11月この方針に応じて共通テストと民間検定の両方を全受験生に課すとして基本方針をまとめました。

 

国大協は今年の3月、検定試験の使い方は大学側が「主体的に判断」するとのガイドラインを発表しました。しかし、このガイドラインに強制力はありません。

 

東大ですが、今年3月では「(検定を)現時点で入試に用いるのは拙速だ」としていましたが、4月の声明では「十分な検証が必要」としてワーキンググループで検討するとしました。

 

そして、今年の9月に明確な方針を発表しました。
それによりますと、出願資格を国大協と同じA2(英検準2~2級程度)以上とするが、同等の英語力があると記された高校の調査書でも代用できる、とあります。

 

つまり、検定の成績を提出しなくても受験を可能にしました。

 

A2レベルのは東大受験者としては高くなく、「入学後の教育を受けるために必要なレベルの英語力は2次試験で問う」としました。

 

高校側の判定ですが、東大は今後、高校関係者と話し合いを始め、詳しい出願要件を12月に公表するそうです。

 

東大は、聞き取るための総合力(基礎力)が重要で、4技能均等をすすめると結果的に「英語力が落ちる」 ことと、事実上の入試民営化になることを危惧しているようです。

 

 

 

 

エジプト、日本式教育開始

エジプトで3日、日本式の教育内容を取り入れた公立学校35校が開校しました。

 

日本式教育というのは、掃除や日直、児童が自由に意見を出し合う学級会などの「特別活動」を取り入れるということです。それによって、集団行動や他者を尊重する意識を養うとあります。

 

エジプトの義務教育は11年間で、
・幼稚園が4歳から2年間
・小中学校が9年間
です。

 

人口増で1クラス60人以上のクラスが珍しくない公立校のなかで、日本式教育校は最大40人に抑えています。

その分授業料も高いようです。

 

日本の教育支援協力を受け、今回の35校を皮切りに200校まで増やす計画です。

 

日本は今年2月に186億円の円借款を決め、国際協力機構(JICA)がエジプト人教師を研修してきました。

 

日本的なソフト面、文化面の優れたものを世界に広めるために協力は惜しまないでもらいたいですね。

 

いずれは“アメリカ”という後ろ盾のない道を選ばなければならない時がくるでしょうから、その時に少しでも日本のことを理解してくれる仲間が世界にいるということはとても心強いことですから。

 

平塚市、全中学校にタブレット端末導入

平塚市教育委員会は、市立中学校の授業で情報通信技術(ICT)の活用を進めるため、全16校にタブレット端末を導入しました。

 

市教委の担当者は「教室から持ち出せるので、教科を問わず、生徒の理解を深めるツールとして使えればと考えている」と説明。

 

指導した教諭は「生徒の反応は良かった。ただ、紙のほうが良い面もある。教員がどう使うかを決めていけがいい」と話した、とあります。

 

どう使ったらいいのかは試行錯誤しながらだと思いますので、学校間での情報交換などを積極的にやってほしいですね。

 

 

留学する高校生、増えています

朝日中高生新聞からです。

高校生の留学生(3ヵ月以上)が増えています。

 

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文部科学省の調査では、海外の高校に3カ月以上にわたって留学した高校生は2015年度に4197人いました。

前回、前々回の調査から増加しています。

 

15年の留学先ですが、米国が最多で次いでニュージランド、カナダ、オーストラリア、英国と英語圏の上位5カ国で8割閉めます。

 

増加した理由ですが、
○政府と民間が協力して返済が不要の奨学金制度ができたこと
○留学先で取得した単位を日本でも認める高校が増えた
とあります。

 

大学生が海外に行かなくなったとよく聞きますが、意欲がなくなった訳ではなく、生活費を稼ぐために時間がないとも聞きます。

 

海外に行けばいいという訳ではないですが、高校生の留学生が増えているのはうれしいことです。

 

 

 

私立大学は来期も厳しい

大都市圏の有力私立大学が合格者を大幅に減らしています。

文部科学省が都市部への学生の集中を防ぐために入学定員の管理を厳しくしたためです。

 

厳格化前の15年春と18年の合格者の比較です。

・      18年   15年春からの増減
早稲田  14,532人   -3,749人
慶應義塾    8,817       ―728
上智      5、085     ―1,224
学習院     3,526        ―521
明治      21,216      ―3,693
青山学院   7,331       ―2,772
立教    10,452     ―2,746
中央    15,189     ―1,435
法政   17,548      ―2,001
日本   29,730          1,126
東洋   21,540      ―2,929
駒澤     8,550      ―1,484
専修     8,473      ―2,434
(日大は学部新設などで増加になっています)

 

合計で38,000人減少しています。浪人も増えています。
文科省は来年も今年と同じ基準でいくと決めていますので、厳しい受験が続きます。

学力テスト、4割で事前指導

全日本教職員組合(全教)は、毎年4月に小6・中3対象に国が行なう全国学力・学習状況調査について行ったアンケートの結果を発表しました。

 

調査は4~6月学校組織に依頼し、21都道府県・9政令指定都市の626校(小学校381、中学228、その他17)の代表者から回答がありました。

 

結果ですが、全国学力調査で過去問等の指導などの事前調査を行った学校が4割ありました。

 

事前指導の内容の内訳です。

・過去問の指導 7割
・春休みに調査を想定して宿題を出した 4割
・市独自の資料を使い指導 1割

 

調査結果の利用については、3割がコピーを取って自校で採点や分析をしていたとあります。

 

こうした調査による教育課程や教育活動への影響についてです。
・授業進度や学習単元の順番の変更した 1割
・出題傾向に沿って事前指導した 2割

 

21年春入社(現大学2年生)は現行ルール維持 大学側に配慮

先日、経団連の中西会長が21年春採用から採用選考の指針の廃止を目指す考えを表明しました。

 

それにより、学生や大学側に不安が広がったため政府が調整に乗り出したました。

 

https://www.asahi.com/articles/ASL9P2VGNL9PULFA004.html?iref=comtop_8_07

 

21年春入社組は、日程が間近に迫っているため政府内にも「学生への影響を考えれば、現行の日程で行くしかない」との意見が強いようです。

 

経団連は、21年春入社組み以降について10/9の正副会長会議で指針の取りやめについて正式に決める方針です。

 

22年春入社組以降については、政府と経済界や大学が話し合いに入る方向です。

 

政府主導で決めることに疑問視する意見もありますし、政府に対して物申すと言われている現経団連会長ですので10/9の結果が注目されます。

子どもの生まれた月は

教育新聞に興味深いコラムが載っていました。

 

教室の中には、4月生まれから翌年3月生まれの混在しています。同時期に同基準のテストを実施した場合、心身の発育による学力差が出てもおかしくないのではということです。

 

国際数学・理科教室(TIMSS)2015年のデータから作成したものです。

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小4では算数と理科の平均点を比べると4月生まれが最も高く、2~3月生まれが最も低くなっています。また中2でも最も低いのは2~3月の早や生まれの群です。

 

中学2年生になると4月~12月生まれの差はほとんどなくなります。先行は淘汰されていくのでしょうか。それに比べ2・3月の早生まれは遅れを取り戻せないようです。一度だされたダメ出しを払拭するのは難しいのでしょうか。心して指導しなければと思います。