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カテゴリー別アーカイブ: 今日の新聞記事より

「ポテトチップス狂騒曲」について思うこと

スーパーで買い物をする時に2ヵ月ほどまえからジャガイモが高いなあと思っていたのですが、去年8月に北海道を襲った4つの台風の影響でジャガイモの収穫量が前年比1割減だったのが原因のようです。

 

ポテトチップスは食べたことは勿論ありますが、買ったことはなかったので、カルビーと湖池屋が一部のポテトチップスの販売休止や終了を発表するやいなや、買い占めや転売の騒動が始まっているようです。

 

この騒動の新聞記事を読んで思ったことが2つあります。

 

ひとつは、ポテトチップスの種類が以上に多いということ。記事によると「菓子全般に言えるが、コンビニやスーパーで目立つ場所に置いてもらうためには新しい味を開発したり、パッケージを一新するなどしなければならない。露出を増やすためには新商品を次々を開発している」との経済アナリストのコメントがありました。
置き場所確保のための過剰競争で、日本の生産性の低さにつながっているような気がふとしました。根拠はまったくありませんが。

 

もう1点は、カルビーの広報担当者は「米国産のジャガイモの輸入も増やしたが、望む質に及ばなかった」と明かす、とあります。
詳しいことは書かれていませんので、それ以上のことはわかりませんが「質」が及ばないとは、単に製品に合わないだけなのか、他にも何か理由があるのか気になるところです。

日本の「重力値」40年ぶり更新、大和市中央林間は?

今日は土曜日、午前中の授業がなくなり夕方からの授業も昨日振替で行ったため午後の授業だけになりました。教室の整理と来週からの進学年の授業に備えての準備です。

 

朝日中高生新聞によると、日本の重力の基準となる「重力値」を40年ぶりに更新したそうです。

 

変化が最も大きかったのは新潟県佐渡市で、対体重60㎏のの高校生なら約0.006グラム軽くなりました。

 

重力は場所と時間によって変わります。

 

場所によって変わるのは地球が地軸を中心に自転し、外向きの遠心力が働くからです。地軸から地表までの距離が長いほど強い遠心力を受けます。

 

重力=引力+遠心力
(注)遠心力は引力と方向が逆なのでマイナスになります

 

この遠心力は北(南)極で最も小さく赤道で最大になります。北極で体重60㎏の人は赤道では300g軽く東京では210g軽くなります。

 

時間がたって地球が変化することも、重力に影響を及ぼします。月の引力・地中に埋まっている物質・災害による地表の変化なども影響するそうです。

 

重力値がどのような影響を及ぼすかと言えは、基準がずれていると地図用の標高を正しく決められなかったり、重さを正しく測れなかったりします。

 

例えは、1㌔の金を沖縄から北海颯に持っていき、同じはかりで量ると北海道の方が1g重くなり、取引にも影響が出てきます。

 

重力値の量り方ですが、真空状態にした装置の中で物を自由に落下させ、落とした距離と時間から求め、精度は小数点以下6桁までです。

 

重力は場所によって違うということは知っていましたが、なんとなく磁力のようなものの影響かと思っていましたが、遠心力とは知りませんでした。自転しているのですから、考えれば当たり前のことですが。

英語だけ、なぜ?

文部科学省の発表によると、全国の中学3年生のうち、国が中学卒業段階の英語力の目標としている「英検3級程度以上」に達している生徒は
2016年度 36.1%
で前年度から0.5ポイント下がったとあります。
国の目標は17年度中に50%に上げることです。

 

英検3級程度以上とありますが、実際に英検3級以上を取得した生徒の割合は18.1%で、他は英語教員が「同党の力がある」と判断した人数です。

 

高校3年生では、「英検準2級相当以上」の割合は36.4%で前年度の34.3%から上昇していますが、目標の50%にはまだ遠いとあります。

 

いつも思うのですが、英語だけ明確な数字で結果を求められるのは即実用に結びつくと考えられているからでしょうか。英語はあくまで道具にすぎませんし、全員が必要とするものではありません。
多くの日本人は日本語で考えます。母語はよりよく生きるために必要な身につけなければならないものです。
日本語の4技能を磨きたいものです。

次期指導要領による授業時数

2020年から小学校で次期指導要領が施行され、小3から外国語活動がスタートし小5から英語の教科化が始まります。

 

それにより3年生で1日平均5.6時間、4年生で5.8時間で、小学校3・4年生の授業時数が過去最多になるそうです。

 

子どもの生活リズムに悪影響を及ぼす可能性を指摘する声もあります。

 

1.2年生は2008年の学習指導要領で過去最多となり、次期学習指導要領でも同じ時間数の見込みで、5,6年生は現在より増えるが、昭和16年から終戦までの時期と同じ時数になるようです。

 

つまり、全学年で最高の時数になるということです。

100人が31人に

週刊現代の記事からです。

 

日本中の大学1年生を100人に例えると、
12人―中退し、
13人―留年し4年で卒業できない
30人―就職が決まらない
14人―就職したとしても3年以内に辞める
31人―まともに就職
となるそうです。就職が決まらない人が3割とは多いような気がしますが?

 

厚生労働省の発表によると、高卒の離職率が上昇しています。
2013年3月に高校を卒業して就職した新卒者の3年以内の離職率は、
40.9%(前年の新卒者0.9ポイント上昇)で、4年連続増加とあります。

 

離職率が上昇した業種は、
不動産業・物品賃貸業―前年比0.4ポイント増で48.5%
製造業―前年比1.1ポイント増で28.7%
です。

大卒の離職率は、前年比0.4ポイント減の31.9%で、2年連続の減少とあります。

 

日本の社会はまだまだ再チャレンジ者には厳しいところがあるので、確固たる未来展望をもってないと逆スパイラルでどんどん落ち込んでしまうことになります。

 

高校生にしろ大学生にしろ社会がどうなっているのか、どうなっていくのかをしっかり見据えてないと厳しい時代です。大人の経験則では対応が難しくなっていきます。

そして、誰かが何とかしてくれるということは絶対にありません。

 

 

 

教員採用試験の変更

今夏実施した平成29年度教員採用試験で多くの自治体試験の変更を打ち出した。

1. 一般選考での「小学校英語」採用区分の新設

岐阜県、東京都、千葉県、栃木県、愛知県等で実施

2.  擁護教諭試験に実技を実施

京都市:擁護教諭試験にAED操作、人工呼吸、心臓マッサージなどの実技を追加
新潟県:保健に関する模擬事業と保健室での子どもへの対応をみる場面指導を加える

3. 知識問題に思考力を問う問題をj追加

大阪府:子どもの思考力を育成するには、教員にも思考力が必要として思考力を問う問題を追加

 

英語重視はどこまですすむのでしょうか。英語を公用語にと考えているのでしょうか。日本人がいくら英語を学んでも思考するのは日本語だということは変えられないのですから、まず日本語ということを忘れないでもらいたいものです。

それよりも情報リテラシーを取り入れなくていいのでしょうか。子どもたちが今後生きていくために絶対必要なものだと思うのですが。

アジアの革新的大学ランキング

ロイター(世界で最も信頼されているニュース通信社、)が31日にアジアで最も革新的な大学ランキングを発表しました。

 

上位20校のうち日本が9校、韓国が8校、中国2校、シンガポール1校です。
1位:韓国科学技術院
2位:東京大学、
4位:東北大学、
7位:京都大学、
10位:慶応大学
12位:東京工業大学
18位:九州大学
19位:名古屋大学
20位:北海道大学

 

このランキングはトムソン・ロイターが保有する学術論文や特許情報をベースに、科学の進歩、新技術開発、世界経済の推進への貢献を独自に算出したものです。

 

10項目の評価軸のうち主なものです。
・特許数
・特許の成功率と被引用回数
・学術論文数
・企業との共著論文数の割合 など

好きも苦手も算数・数学

㈱バンダイがおこなった「小中学生の勉強に関する意識調査」の結果が発表になりました。

小学1年生~中学3年生の子どもを持つ親(子どもと一緒に回答できる方)900人を対象に実施しました。

小学生

男女総合(複数回答)
好きな教科       苦手な教科
1位 算数 30.7%  1位 算数 23.7%
2位 図工 27.3%  2位 国語 23.5%
3位 音楽 24.5%  3位 体育 11.3%
4位 体育 24.0%  4位 社会    6.3%
5位 国語 21.2%  5位 音楽    4.5%
特にない       15.8%   特にない       34.7%

男女別でみてみると、

男子小学生(複数回答)
好きな教科       苦手な教科
1位 算数 38.7%  1位 国語 31.0%
2位 体育 25.0%  2位 算数 17.0%
3位 音楽 21.3%  3位 体育   8.7%

女子小学生(複数回答)
好きな教科       苦手な教科
1位 音楽 37.7%  1位 算数 30.3%
2位 図工 33.3%  2位 国語 16.0%
3位 国語 28.3%  3位 体育 14.0%

 

中学生

男女総合(複数回答)
好きな教科       苦手な教科
1位 数学 25.3%  1位 数学 27.0%
2位 社会 18.7%  2位 国語 19.7%
3位 理科 15.0%  3位 英語 15.7%
4位 英語 13.7%  4位 社会 15.3%
5位 国語 12.7%  5位 体育  10.3%
体育   〃
特にない       25.3%   特にない      25.0%

男女別でみてみると、

男子中学生(複数回答)
好きな教科       苦手な教科
1位 数学 28.7%  1位 国語 28.7%
2位 理科 18.7%  2位 英語 19.3%
3位 社会 18.0%  3位 数学 18.7%

女子中学生(複数回答)
好きな教科       苦手な教科
1位 数学 22.0%  1位 数学 35.3%
2位 英語 20.0%  2位 社会 17.3%
3位 社会 19.3%  3位 体育 12.7%

小学生・中学生共に、好きな教科・苦手な教科の第1位は「算数/数学」となりました。
好きな理由が「計算が好き・得意だから」で、“苦手”の理由も「計算が苦手・嫌いだから」で「計算」が好きと嫌いの分岐点となっているようです。

小中学生の苦手な教科の第2位は国語で、その理由は「感じが嫌い・読解問題が苦手」とあります。

意外に感じたのが、「理科」を苦手とする生徒が少ないということです。物化生地と4つの分野に分かれているので、総合的に全部嫌いとする生徒は少ないのかもしれません。とすると『理科』とひとつにくくって考えると本当のところを見失うかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

米騒動

一週間ほど前に新聞で“米騒動”に関してのコラムがあって、それを読むと私のイメージとは少し違っていたので教科書にはどのように書かれているか調べていました。

その前に復習です。
米騒動とは、1918年に富山県の魚津の女性たちが米の安売りを求めて起こした騒動で、その後全国の都市に広がった。米価が高騰した原因はシベリア出兵に向けての米の需要増を見越して、一部の商人たちが米を買い占めたことによる。というのがいままでの私の認識で、騒動とあるので主婦といえども激しい行動をイメージしていました。

教室にある3冊の教科書を比べてみました。

新しい社会歴史東京書籍 大和市の公立中学で使用している教科書)
しかし、好況で物価が上がったために、民衆の生活はくるしくなり、さらに1918年、シベリア出兵を見越した米の買いしめから、米の値段が大幅に上がると、米の安売りを求める運動(米騒動)が全国に広がりました。藩閥の寺内正毅内閣は米騒動によって退陣すると、原敬が内閣を組織しました。
*欄外に当時の新聞と名古屋での騒動の絵があり、1918年富山県魚津町(現魚津市)で始まった騒動は新聞報道を通して全国の都市に広がったとの説明があります。

新しい日本の歴史(育鵬社)
1918年、大戦景気による米需要の拡大と、シベリア出兵に向けての米の値上がりを予測した商人らによる米の買い占めによって、米価ははね上がりました。そうしたなか、富山県で女性たちが米の安価な販売を米問屋に求める運動をおこしました(米騒動)。
*欄外には米価のグラフがあります。

ともに学ぶ人間の歴史(学び舎  中学高校の元教師が作った教科書)
1918年7月、富山県東水橋町(富山市)の港で、荷を運ぶ仕事をする女性たちが、山と積まれた米俵を前に、考え込んでいました。米はたくさんあるのに、なぜ米の値段が上がり続け、こんなに生活が苦しいのか。女性たちは、米が他の地域に運び出されるために米価が上がるのだと考えました。
そこで、米商人に、「米をよそ(他県)へやらんといてくれ」を要求しましたが聞き入れられません。そのため、数百人の女性たちが、実力で米の船積みを中止させ、安売りを求めて米屋に押しかけました。
中略
8月、富山県の女性たちの行動が新聞で報道されると、米の安売りを求める運動が広がる様子が続けて記載されています。
名古屋では、舞鶴公園に誰がよびかけたわけでもないのに多い日では5万人が集まった。その多くは労働者や職人で、安売りを求めて米屋に向かい、警官隊と激しく衝突し、軍隊も出動した。
このような民衆の動きは、名古屋だけでなく、大阪・神戸・京都・東京・横浜など全国に広がりました(米騒動)。
政府は新聞に米騒動の記事を書くことを禁止し、のべ10万人の軍隊を各地に出動させました。植民地だった朝鮮でも、米騒動が起こっています。
9月、米騒動の責任を問われ、寺内正毅内閣は退陣しました。
*欄外には名古屋での米騒動の絵と米価・物価・賃金のグラフ、ある工場労働者の1ヵ月の家計簿が載っています。

学び舎の教科書では米騒動に関して1ページ強を使って説明していますが、何故富山県から起きたのか、それがどのくらいの期間で全国にひろまっていったのかが非常によくわかります。

7月に富山で起きて9月には内閣が退陣しているのは驚きです。また現在のようにネットがない時代に名古屋で5万人の人を集めたというのも驚愕です。確か今年の憲法記念日に安保法制反対で有明に集まった人々が5万5千人だったと思います。

歴史上の出来事は必ず原因と結果があるのでに点ではなく線で理解しろと話すのですが、学び舎の教科書はその点についてはよくできていると思います。
生徒が興味をもてるようにつくられていると感じました。

 

 

 

 

このつけは大きい・・・きっと

3歳児の約30%が午後10時(22時)以降に就寝し、約7%は睡眠時間が10時間未満の寝不足状態にある―。

分析した山梨大によると、共働き家庭が増えて親の帰宅時間が遅くなっていることも、子どもの遅寝が増えた一因とみられる。

就寝時間は午後10時以降とした子の割合は、
1歳 ・・・・・・・・・ 13%
1歳6カ月 ・・・・ 16%
3歳 ・・・・・・・・・ 29%
に上った。

とあります。4歳、5歳、6歳とさらにパーセンテージは上がっていくのでしょうね。
就学前の幼児教育において重要なのはIQや学力テストで計測される認知能力を身につけることではなく、人間の気質や性格的な特徴(「忍耐力がある」「社会性がある」「意欲的である」など)である非認知能力を身につけることといわれています。

もう少し具体的に言いますと基本的なしつけ(ウソをついてはいけない、他人に親切にする、ルールを守る、勉強をする など)をきちんと受けて育ってきたかということです。

認知能力は先取りしてもすぐに追いつかれてしまいますが、非認知能力を身につけて成長すると社会的地位や経済的にも差が出てきます。

両親の帰宅時間が遅いことが原因の一つにあげられていますが、現状は更に長くなる方向に向いているように感じます。

子どもたちが本来持っている能力を身につけることなく成長することが社会にとってどれほどの損失になるのかはかりしれません。